TakahiroFukuyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

TakahiroFukuya

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虎影(2015年製作の映画)

3.8

学生時代に『東京残酷警察』観たとき震えた西村監督作品。

忍者ものだからか正直期待してなかったんですが、

現在のエンタメ系邦画とは一線を画く。

良い意味で洗練されてない自主映画みたいな作品。

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エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.6

精神病院が舞台で失踪したローレンス医師の行方を患者のマイケルに尋問するグリーン院長。

焦らされる、とにかく本質に辿り着くまで焦らされた感が残る映画。

ただこういう映画も全然ありだと個人的には腑に落
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攻殻機動隊 新劇場版(2015年製作の映画)

4.4

ゴーストの囁きに従って言うとやはり世界に対抗できるのはジャパニメーションか?!

過去作は全て観て、テレビ版アライズ観て超ハードル上がりまくりで観たのですが、、、



最先端クオリティ品質はもちろん
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

俺が狂気か?世界が狂気か?

女子受けはしなさそうだけど、これで萌えなきゃ男じゃない映画。

理屈ではないシンプルに世界観だけで全てを語ってくれる。

遊園地のアトラクションで2時間ずっとジェットコー
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国道20号線(2007年製作の映画)

3.9

初見ではなく以前、何処かの映画祭で観てるので二度目、サウダーヂ以前の作品ともあって自主映画感は半端ない。

こちらも山梨県の地方感満載の町が舞台。

どう足掻いても這い上がれない人間の話かな。

フィ
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サウダーヂ(2011年製作の映画)

4.4

2011年製作の映画ですが新宿K'sシネマで初見で観賞。

すげー満席でした。

長尺でほぼ自主映画ですが、富田監督の映画はやっぱり凄い!

邦画の域を超えている!?

山梨県甲府を舞台にした群像劇で
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ロスト・リバー(2014年製作の映画)

3.9

ライアン・ゴスリング初監督作品が気にならない訳ないと思いつつも…

とはいえ、本業は俳優さんだろと色眼鏡で観たのですが、

映画愛はもちろんやりたいことやってるのが感覚的に伝わってきました!

荒廃し
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猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

3.7

初見ではありませんが、以前観たのは10年以上前、

今観てもこの手の映画が量産され過ぎたせいか鮮度は全くなく、コメディの演出的な小ネタも古臭いというか、

何だかなぁ…と思いましたが、

この映画がや
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チャッピー(2015年製作の映画)

4.0

僕の中で
墓に入れて欲しい映画で『第9地区』があるんですけど、その『第9地区』の監督最新作。

しかもキャッチコピーから原点回帰的なことを言ってるから気にならない理由がない映画。

舞台は第9地区と
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.8

監督主演作で「トム・アット・ザ・ファーム」に比べて大分とポップな印象。

同性愛と扱った内容だけど、人間と普通の恋愛映画のように観れる。
ゲイを色眼鏡で見ないでそのまま恋愛映画を楽しむような印象を受け
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FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

3.7

奇をてらってるようなお面をつけてるフランクのバンドにぱっとしない主人公がキーボードで入り共に活動する話。

基本、フランクを含み心に病を抱えた人たちばかり出てくるんですが、

映画自体はポップなようで
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海を感じる時(2014年製作の映画)

3.4

女優さんが脱ぐとはどういうことか?と勉強的な気持ちで観賞。

内容はエロくないエロスというか好きとか好きでないとかを人間的に描いた、恋愛映画というよりヒューマン映画な作品。



にしても主演の市川由
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.5

男前で天才のグサヴィエ・ドラン監督の最新作。

架空の世界の2015年のカナダでADHD(注意欠陥多動性障害)の主人公の男の子とその母親の話。

施設から出てきて2人で力を合わせて暮らしてくとこから始
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.8

「フォックス・キャッチャー」であの根深い闇を持つ金持ちを演じた、スティーブ・カレルに
俺たちのゴズリング!(今作はモテる男)、俳優達の兄貴ケビン・ベーコンに今僕が一番観たい女優エマ・ストーンとおまけに
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ザ・トライブ(2014年製作の映画)

4.0

主人公は聾唖学校に入学して寮にはいるなそこは犯罪や売春などを行う悪の組織=族(トライブ)によるヒエラルキーが形成されており、セルゲイは入学早々彼らの洗礼を受ける。

まず、ほぼ万人受けは難しい前衛的な
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セッション(2014年製作の映画)

4.9

キターーー!既に今年ナンバーワンです。
新しいものを観ました!

音楽学校に通うドラム専攻の冴えない主人公が鬼教師のバンドに入ってレッスンとドラムに追い込まれていく話。

僕的には言葉で感想語るのが難
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飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲(2013年製作の映画)

3.8

斬新!視点を変えたスラッシャーホラー。

ホラー映画というよりヒーローもの。レザーフェイスがダークヒーローにしか見えない!
親切な「悪魔のいけにえ」オリジナルの内容がすべてわかる冒頭から始まり、

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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.2

かつてスーパーヒーロー映画『バードマン』だった主人公が再起を掛け真面目な舞台に挑む話。
キャストが初代バットマンのマイケル・キートンというのとか、今年のアカデミー賞で作品賞含む最多受賞作ということで注
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.1

身寄りなく亡くなった人を見送る仕事の話。

主人公ジョン・メイは勤勉でクソ真面目な中年。解雇されることが決まり最後のお見送りの仕事をするのですが、、、

主人公ジョンメイ役のエディ・マーサンのガツガツ
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スティング(1973年製作の映画)

4.1

初見。
賭博で悪いやつをやっつける話。
今で言う壮大なドッキリをしかける映画だけど、とにかく手が込んでる。
名作と言われるだけあって非の打ち所がない。

でも特にあのピアノ音楽が、残る。
印象に残る曲
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パリよ、永遠に(2014年製作の映画)

4.5

実録ものであり、舞台が凄く有名な作品を映画化。

舞台版とキャストは同じ!爺さん二人の会話劇!

第二次世界大戦、ノルマルディー上陸作戦後のドイツ劣勢のパリで、ドイツ軍将軍に下された命令は「パリ壊滅作
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傷だらけのふたり/恋に落ちた男(2014年製作の映画)

3.6

「1日1時間のデートそれが借金帳消しの条件だった」借金取りと銀行員の恋愛映画。「傷だらけの⚪︎⚪︎」ってつくこのタイトルがいいですよね!

タイトルに惹かれて観賞しましたが、所謂お涙系。

二人の関係
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東京難民(2013年製作の映画)

3.9

親が失踪し主人公が学費の未納で大学を除籍になって部屋追い出されてからの転落の半年間の物語。

秋田に帰ったルイちゃんが割と諸悪の根源じゃ?!

本当の負のスパイラルが描かれていた…。

僕なんか観てる
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.3

ホーキング夫妻の自伝映画。

アバンは明らか少女漫画原作見たいな若い女の子がときめくような恋の話。

からの、、、

スティーブ・ホーキングがALSを発症。恋愛映画は障壁があるほうが加速する!!

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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.6

初見です。
バードマンの撮影監督でゼログラビティの監督のキュアロン作品。

舞台は2027年のロンドン、子供が産まれなくなった世界で争いは絶えず続くなか子供を身ごもった女性と主人公は出会う話。

設定
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.9

ニューシネマパラダイスの監督なんだね。

観る人によって無茶苦茶解釈がわかれるようですけど、
老人の鑑定士が依頼人の女と恋に落ちるというかファムファタールもの。

依頼人はなかなか鑑定士の前に現れず焦
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幕が上がる(2015年製作の映画)

4.4

女子校の演劇部の半年間を描いた青春映画。

期待値はそこまで高くなかったのに…やられた。

正直、中高生や普段映画観ない人でも面白く観てもらうためとはいえ、語りが多いとこが僕好みではなかったが、

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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.5

観る側として個人的にはこういう系の話は決して好みでは無いけど、
2014年今年イチだという人の気持ちも充分解る映画。


アラン・カミングがキテました!!演技してるようにはみえない!

この映画に限ら
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死神ターニャ(2013年製作の映画)

3.5

死神をモチーフにしてますがジャケットから感じとれるようにコメディ作品。

冒頭、デスノートぽい何処か人間味のある死神が登場し、大体この映画の趣旨を教えてくれる。こういうぱっと観てわかる映画っていいです
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

昼はホームセンターで働くおっさん、夜は悪を成敗する殺し屋。

間違いない鉄板プロットのアクション映画ですが、超これは凄い!って要素はないですけど、なんなんだ、この映像美。

そして何と言ってもアクショ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.5

第二次天才数学者たちがナチスのエニグマの暗号解読をする話。

邦題のタイトルこそ惹かれませんが、この映画、恋愛、同性愛、努力友情勝利、戦争映画と盛りだくさんの内容をシリアスなトーンで描いてますが、
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楽園追放 - Expelled from Paradise -(2014年製作の映画)

3.5

脚本:虚淵玄と監督:水島精二そして超豪華声優陣という。アニメファンの期待は決して裏切らない面々で観てつまんないことはないですが、、、

製作側の問題でしょうか?

新しい発見が何もないのが期待した分残
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サベージ・キラー(2013年製作の映画)

3.5

ジャケットからも分かる通りホラーのリベンジもの。

主人公の女の子が車で彼氏に会うためニューメキシコを横断してる最中、キチガイどもに捕まり、色々あって復讐する話。

とにかくわかり安いし設定も鉄板のや
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ルームメイト(2013年製作の映画)

2.9

丁寧に撮っていてなおかついい意味で安心感のある冒頭に期待してましたが!


始め30分は凄い面白そうだった感はあったんですが、

邦画のよくある人情話もりつつの失速感が残念。

感動や同情よりもっと恐
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.8

イーストウッド先生の映画を全て観てるわけではないですけど、新鮮だった。

アメリカンスナイパーと半年と時期近かったはずなのに、こんなに毛色の違う映画やってたなんて。


僕の中ではミュージカル映画。
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薄氷の殺人(2014年製作の映画)

3.8

ファム・ファタール物。
99年に起きたバラバラ殺人事件から犯人を追う2004年警察が辿り着いたのは綺麗なネーチャン(未亡人)
ドラマティックな展開はあまりなくどちらかと言うと実存主義的なやつ。

だか
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