やまだやまさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

やまだやま

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007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)

4.0

戦車で街を壊していくめちゃくちゃさとユーモアある悪役がこれまでと違う感じ。加えて悪役との一騎打ちのアクションやストーリーが今風になってて見やすかった。

007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

3.5

有名な音楽が流れてきてテンションが上がる。007と聞いて想像する要素がだいたい入ってるけど、思ったより完璧なスパイじゃない感じが意外だった。

007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

3.0

007シリーズ初めて見たから、時代を感じたり日本の描写に笑ったり豪快すぎたりで混乱した。他のを見るとこの作品が特撮風変化球だったんだとわかる。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.5

評判が良かったので見たら確かに前向きなメッセージで勇気づけられる。すごい駆け足で構成されてるので実話ベースという点の価値が少し減ってるかも。"got your back"というフレーズが偶然聞き取れた>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

導入みたいなシーンでも緊張感の生み出されてた。「結局虚構と現実ということになるのかな」と思い始めてからの展開が他作品より良かった。しかし、きつい表現多めでR指定も納得。

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

4.0

このシリーズ安定感があってその中でも一作ごとに趣向を凝らしてるから引き続き作ってほしい。最近他でも見たけど「yes」か「no」だけで2往復くらいする会話って英語の定番なんだろうか。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.5

解説付きの上映だったのでいろいろ背景を知れた。知らなくても子役の存在感がすごい。『パンズ・ラビリンス』と重なる部分が多いから片方見てるならどっちも見るのがいいと思う。

エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

4.0

やばそうなところはちゃんと見れなかったけど、多分今の基準からみればそこまでショッキングな描写ではないと思う。神父の苦悩とかホラー要素以外に時間を割いているので、名作と言われて納得できる。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.5

見てる瞬間は世界観全開という感じで最初からずっと満足。重要キャラクターの脱力感と三姉妹が笑える。

バービー(2023年製作の映画)

4.0

全方位を風刺する怪作だった。バービーランドの提示と現実社会のギャップまでは誰でも楽しめると思う。旬の今見るのがおすすめ。

ウェルカム トゥ ダリ(2022年製作の映画)

4.0

最後に出てくる原題の「ダリランド」のほうが合ってた。晩年の苦労が中心で実際の作品も出てこないけど、うまくまとまって一人の人物が描かれていたのでとても良かった。

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.0

びっくりとかグロとかないけど、ずっと不穏な空気が続くから分類するならホラーで合ってると思った。平面と立体を行ったり来たりする表現が不気味さを増している。

ふたりのマエストロ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

子の風格を強調するラストがハッピーエンドながら寂しさもあって良かった。ストーリーは突っ込みどころ多いけど、このラストにつながるならいいかなと思った。

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

4.0

サメが大きすぎて全然グロくないのがこのシリーズのいいところだと思う。サメ映画というようりジャンル横断でいろいろ楽しめる。エンディングの歌詞はあれで良かったのか。

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

3.0

序盤誰がなんだかよくわからなくて、終わりの4分の1くらいからなんとなく分かった気がして、ラストは少しいい気分で帰れる。「アトム大好き」とか夜明けの二人が印象に残る。

アウシュヴィッツの生還者(2021年製作の映画)

3.5

重い題材につらいエピソードの数々だけど、ストーリーをなぞるより深く入り込めなかった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

急に遺言みたいになって「何を受け取ればいいんだろう・・・」ってなった。過去作を思い起こさせる世界観は見ていて心地よかった。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.5

吹き替えで見たら火や水に関わるせりふが多かったので英語版表現も見てみたい。きれいな映像と理科要素と真っすぐなストーリーが楽しかった。比喩がかなり直接的だけど、子ども向けでもあることを考えればそんなに気>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

ストーリの中にアクションが入っているというよりアクションのためのアクションになってスパイ映画としてはバランスが崩れた気が。でもそれで退屈しないしみんなそれを見に来てるわけだからいいと思う。

地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.0

多分今となっては本当に特撮が好きという人だけが観るべき作品なんじゃないか。

ナチスに仕掛けたチェスゲーム(2021年製作の映画)

3.5

肉体的な拷問でなくてもつらさが伝わるようになっていた。時間が飛んだり現実と精神が混ざったりするわりには見やすいと思う。

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.0

ポール・ニューマンしか記憶になかったけどスティーブ・マックイーンも出ていたとは。今見ると設計者が無罪というのはちょっと無理があるし、たまに見せるワイシャツとネクタイ姿がかっこいい後者こそが真の主人公だ>>続きを読む

アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

4.5

映画中ずっと過剰な装飾であふれてるのに全然嫌な感じにならなくてすごいと思った。

バックドラフト(1991年製作の映画)

4.0

テレビで一瞬みた記憶があって山火事を消す話だと思ってたら全然違った。ミステリー部分も展開が読めなくて面白かったけど、結局最後は大火事とアクションで締まったのもそれはそれでよかった。山火事の映画が気にな>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.5

シリーズ全然詳しくないけど一応ついていけた。最初の救助とか入れ替わり前後あたりのしょうもなさが笑える。

To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

3.5

同じようなテーマの映画を最近けっこう見てたから新鮮味は薄かったけど、期待してた内容をその通り見れた感じ。

アシスタント(2019年製作の映画)

3.5

同じ部屋の同僚二人が特に印象に残る。謝罪メールへのアドバイスとかうまいこと描くなあと思った。

君は放課後インソムニア(2023年製作の映画)

4.0

後半に進むにつれて作品の雰囲気に入っていけた。エンドロール後に続きがあるので要注意。

大脱走(1963年製作の映画)

4.0

ルールを破らない限り悲劇が起こらない不思議な戦争映画。有刺鉄線に絡まる名シーンを含めて脱出後の運命が儚くて印象に残る。インターミッションで体感時間がリセットされるけど、なかったら5時間くらいに感じそう>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.0

はっきりメッセージを入れてるところと判断を委ねられてるところのバランスに少しもやもやしたけど、ラストが映像だけみたらすごいきれいだったのでよかった。

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.5

きついシーンもあるけど、ほぼ会話劇で画面の色合いも彩度落としてる静かな映画なので体調を整えて見るのがいいと思う。読み書きできない人が集まったときに「議事録を残そう」という発想になるだろうかみたいな疑問>>続きを読む

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.0

社会派の~みたいな映画では全然なくて、破滅に向かうワンカットがメインで、そのシチュエーションに人種問題が取り入れられた感じ。もちろん実際の社会問題はあるんだけど、この映画見てそれについて真面目に考えよ>>続きを読む

マルサの女(1987年製作の映画)

4.5

山崎努の前半の悪役っぷりが最高だった。この人若いときこんなだったんだ、が至るところにあって、特に津川雅彦の若い頃は新鮮だった。エンタメ的にもすごい面白いし映像の意味も考えられるし音楽も頭に残る傑作。

EO イーオー(2022年製作の映画)

3.0

「EOは私たちのことなんだ!」って思えたらもっと楽しめたかも。20秒くらいそう思った。エンドロールでEO役の名前がいくつも並んでて驚く。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.5

余白たっぷりすぎて「もう少し起伏を…」ってなった。映画館の作品ページとかで作品の構造がわかりやすく紹介されていて、それと本編の説明しなさがちぐはぐな気がした。でも一つ一つのエピソードはわりと響いて、特>>続きを読む

お葬式(1984年製作の映画)

3.5

有名俳優の若い頃を見れて新鮮。初日の伯父の間の長さと葬儀屋のつかみどころのなさが一番笑えた。大人の足がしびれてるときに子供は少し汚れた靴下を映してたのがよかった。