takashisomaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

takashisoma

takashisoma

映画(641)
ドラマ(10)
アニメ(0)

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

3.0

大学が始まる前の三日間という、奇抜な設定。
ひたすら仲間達と馬鹿騒ぎをしてるだけというリアルさ笑。特にドラマティックな展開はないけど、心地いい。故に物足りなさを感じました。
個人的に主人公の顔も嫌でし
>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.0

エグい描写ガンガン使うし、国に対する皮肉メッセージもぶつけてくるしハラハラしながらも楽しめた。
悪い奴らメインの四人の関係性、チームワーク感最高だった。何より綾野剛のラリる場面は名シーン。
終盤に失速
>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.0

子供と一緒に観に行きたいな〜と思える映画でした。子供いないけど...
設定や描写が無駄に細く出来てるあたり安定。ストーリーもシンプルでいいんだけど、繰り返しでやや退屈。
「バケモノの子」以前の作品は割
>>続きを読む

GO(2001年製作の映画)

4.0

オープニングの盛り上がりが異常。
人種問題、ミトコンドリアイブ、哲学、思想、文化、文学の背景をベースに展開していて面白い。
山崎努の存在感も半端ない。

ラストの尻すぼみがやや残念。

凶気の桜(2002年製作の映画)

3.0

久々の鑑賞。
結構実験的というか、試行錯誤した魅せ方や演出が凝っていて良い。今みるとダサい演出も多々ありますが。
高橋マリ子さんと出会う、仮面ライダーのシーンは最高に良かった。

ストーリーは普通でし
>>続きを読む

ジ、エクストリーム、スキヤキ(2013年製作の映画)

3.0

めちゃくちゃユルい。
見ていて懐かしさと心地よさ、ワクワク感が半端なかった。

人って環境や地位が変わっても、根本的な所は変わらんのよなーと思いました。

ただ、登場人物の理屈の通らない行動の連続が個
>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

僕はそこまでコアなスターウォーズファンではないので、そこそこ楽しめました。ただ、終始暗いトーンの場面ばっかで少し寝た。
冒頭のレースシーンからワクワク出来たし、チューバッカとの出会いシーンも意外でよか
>>続きを読む

影の列車(1997年製作の映画)

4.0

叙情的で詩的。
ひたすら定間隔で繰り返されるワンショットの美しさ。写真集を見てる感覚に陥る。
セリフは一切なく、その中で人物描写、怖さ、切なさを表現できる力量すごい。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

評判を聞いて、気持ちが高ぶるのを抑えつつの鑑賞でも大大大満足の出来。作品への熱と愛がこもりまくりで、それが伝わって来ちゃう。役者の個性も完全にマッチしてるし、脚本も完璧なんじゃないかと。
前半鑑賞して
>>続きを読む

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.0

表現の気持ちよさとか、楽しさは卓越してる。
ただやりすぎじゃないかな。ストーリーもまぁ王道で終盤は泣けるんですがどうも何か引っかかってスッキリしないのは、なんなんだろう。

音楽に頼りすぎなのと、人間
>>続きを読む

フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

3.0

すんげーあっさりしたアクション映画でした。テンポや展開がサクサク、時間も丁度いいとあって気持ちもはよかったです。
パリの街を追いかけっこするアクションシーンもいいんだけど、やっぱりスリシーンのピタゴラ
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

家族という枠組みにぶち込みすぎ。だけど、無限の可能性。

全体的にメタファー表現と対比構造が割とわかりやすく面白い。
あとは、樹木希林の演技はヤバかった。特にみかん食べるシーン。闇を感じた。

今作は
>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.0

予想以上に重く、キツイ内容で、終始泣きたかった。
久々にアニメ映画をみたけど、アニメだからこその表現、強さを改めて感じた。

音楽も良かったし、細かいこだわりも見て取れました!

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.0

前半のコメディ色強めの展開はめちゃ面白い。後半になるにつれて、シリアス調になってくると普通っていう。
それでも、ラストは熱かったです。

結論:アンハサウェイの裸みれたからいい映画。

アントマン(2015年製作の映画)

3.0

ひねりのない王道的展開かつ、即席感も拭えないが期待してたより面白かった。様々な種類のアリとコミュニケーションとって、協力する様はワクワクでした。

全体的に緊迫感が弱く、盛り上がりにも欠けるのが致命傷
>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.5

個人的には前作より全然良かった。今作でデヴィッド・リーチが加わったこともありキレが格段によくなっている。予算も3倍だし。

相変わらずひたすらギャグなんだけど、その中でも真面目なテーマを扱っていたりし
>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.0

海外からみた日本のイメージを見事に具現化、クレイジーな世界観だけど最高でした。
ストップモーションならではの演出も面白く(埃の舞うシーン、魚のさばきetc)とても気持ちいい。

ただ、ストーリーが普通
>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

前評判もよく、期待しながらの鑑賞。画はとても綺麗だし、登場人物達の癖が強く、人間らしさ全開なのは相変わらずで面白かったです。
台詞も意味わかんないキモイのが多々あって良かった。

ただ、PTAらしさが
>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.0

小松菜奈目当てで見に行って、正直期待していなかったのだけど、良作でした。
とにかくネタが豊富で、あるショットをとりたいがための線引きが抜群に上手い。
笑えるシーンの空気感もよかったです。

ラストの画
>>続きを読む

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

2.5

グレタ・ガーウィグやっぱいいね。フランシス・ハ、20センチュリーも良かったし。

ただジャケに騙された。ふつうにハマらなかった。
ピクルス売ってる彼は好きです。終わり方も好き。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

安定の日常系。
ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキの5都市のタクシーの中の話なんだけど、どの話も会話のキレが半端ない。特にパリの視覚障害の女性が好き!ローマ編はちょっとキツイというか
>>続きを読む

(1954年製作の映画)

4.0

人類の歩みを擬人化したような作品。
陽気なトーンに関わらず、なかなかに重く残酷。そして孤独感半端ない。

ザンパノが海岸で嗚咽するシーンは名場面すぎる。
ニノ・ロータの音楽も印象的。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.0

日本の80年代カルチャーの強さが迸ってる。ベタにガンダムの登場シーンはやっぱカッコいい。
リアルな未来の世界観も好き。

結局はリアルが大事ってとこが、ちょっとな〜...

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.0

松坂桃李グイグイキテるね。覚醒してる。
前半めちゃくちゃダセーなぁ、演出と演技もベタでダセーなぁと思って見てたけど、エグい人間関係と社会のシステムを描き始めてめちゃくちゃ面白かった。

こういうヤクザ
>>続きを読む

ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

3.0

今作も安定のジレンホール。精神的変動が多く難しい役柄を表情、姿勢と全身で表現していたかなと。けど、今作は彼女役のタチアナ・マスラニーも良かったです。

ストーリが少し残念でめちゃくちゃ努力して英雄にな
>>続きを読む

ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.0

騎馬での近代戦争はちょっと興味そそられた。
そしてマイティ・ソーが主人公なのもそそられた。
ただ、肝心の5万の敵に12人で挑んだっていう宣伝文句はちょっとやりすぎ。空爆でガンガン殺してるから。がっかり
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

評判通り傑作。
オープニングのギリシャ彫刻の写真から知的臭プンプンで好きだなって予感はしてた。

まず、舞台になる北イタリア(夏)のロケーションが抜群に良すぎる。そこにピアノの小気味よい曲から、エモい
>>続きを読む

カオス・シチリア物語(1984年製作の映画)

4.0

今まで見たタヴィアーニ兄弟の作品で一番良かった。短編オムニバス。
シチリアの風土と文化を活かした物語構成。
とにかくロケーションが素晴らしく、特にエピローグの海岸のシーンは美しい。見ていて気持ちがいい
>>続きを読む

冬の光(1962年製作の映画)

4.0

神を信じられなくなった神父の内省と苦悩。
音楽もなく、ひたすらに暗い作品なんだけど何か気になる作品。

人の顔、表情にフューチャーする場面が多く、表情から物語を展開させていく見せ方は見入ってしまう。
>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

大衆向け作品で、この勇気ある展開を選んだ監督凄まじいメンタル。
できる限りのMCU作品見て、今作を見てほしい。問題作やね。

サノス僕は好きですよ。

泳ぎすぎた夜(2017年製作の映画)

3.0

東京にはない純粋な人々の行動と、詩的な雪原風景には見惚れました。
なんか大人になってからは1日がとても短いんだけと、この主人公の男の子の行動と思考を見てると、あー1日って長くて充実してるんだな〜と再認
>>続きを読む

日曜日のピュ(1994年製作の映画)

3.0

父イングマール・ベルイマンの自著伝を息子ダニエル・ベルイマンが映像化した作品。父と母、兄との関係性を細かい出来事や見せ方で伝えてくるので面白かったです。
幼少期の家族の暖かな雰囲気をよく表現できている
>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.0

爽やかだね!
日本のロボット、特撮、アニメの好きな要素の寄せ鍋。

逃げ惑う人々のシーンなんてわかりきってんだから、やたら挟むなよ感、中盤の避難完了してない地域で車寄せ集めてぶん投げるのダメね。荒さと
>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

3.5

意外や意外全体的にクオリティが高くてビックリ。初っ端からCGと実写の馴染ませ具合、映像の質感に感動。
ストーリーや時間尺は子供向けに作られているけども、挟まれる小ネタが他の映画作品だったりしてオッサン
>>続きを読む

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

3.0

徹底してナチズムをネタにした作品。これを作ってしまうポール・バーホーベン監督恐るべしです。お互いアリのごとくでバンバン死んでいく様面白いっす。
登場人物たちへの愛のなさ加減もいいし、正直めちゃくちゃダ
>>続きを読む

麦秋(1951年製作の映画)

5.0

家族の在り方、人間関係、働き方、過去の世界なのに憧れてしまう。
言わずもがな傑作。