このレビューはネタバレを含みます
ボーはエディプスコンプレックスを克服できないまま大きくなった"こどもおじさん"だということだろうか。「父の不在」によって、父からの去勢不安→母の断念→父との同一化というプロセスを経ることができず母子密>>続きを読む
友情や愛情のような特別な感情がなくても、人に手を差し伸べることはできる。
たとえ同じ気持ちにはなれなくても、経験に基づいた想像力と少しの知識で、3回に1回くらいは人を救うことができる。
虚実入り混じった"語り"は、自由に画面を構成できる映像として表現されることで、その異様さを露わにする。このテーマをアニメーションでやることに意義がある。
