たきさんの映画レビュー・感想・評価

たき

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東京喰種 トーキョーグール【S】(2019年製作の映画)

3.0

まさかの続編があったので観ました。
てっきりいろいろな意味で無理だと思ってたのですが失礼しました。

あっち側とこっち側の正義の是非を前作で語りつつ、結局のところあっち側だろうがこっち側だろうが、生き
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東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

3.5

原作は未読。
当時から絶対ドストライクな内容だと確信してはいたのですが、絶対グロいに違いないとも確信していたので忌避してました。

でもやっぱりそんなにグロくなかった定期。

批判をおそれずぶっちゃけ
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天使(2005年製作の映画)

2.5

弓木の写真集のタイトルよきですね。弓木がほんとに言いそう。
や、俺は買いませんけどね、単推しですからね、ええ。

そんなわけで本作です。

なんだか全体的にゆるふわっとした作劇でメリハリなかったのが消
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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

3.5

「大名倒産」とか「決算! 忠臣蔵」とかと同作者同シリーズと謳ってもなんの違和感もないやつ。
今度「超高速! 参勤交代」シリーズも観よう。

舞台を幕府に移しただけのおしごとサクセスムービーなわけなんで
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スクロール(2023年製作の映画)

3.0

冒頭のレストラン?のシーンが独特で、もしかしてこのノリのままずっと続くのかな、それはつらいな、とおもたのも束の間。ハルちゃんかわいいしコスかわいいしでこれならこのまま2時間これでもいいな、と思い直すこ>>続きを読む

夜を越える旅(2021年製作の映画)

3.0

サスペンスて書いてたから油断した。ガッツリホラーやん。こわかたやん。

ともあれこれは思いもよらず骨太な。

ラスト、彼はなぜにたすかったのでしょうね。
明らかに小夜と一緒にいた自分は、うだつの上がら
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映画 マイホームヒーロー(2024年製作の映画)

3.5

ドラマ版に引き続いてもちろん齋藤飛鳥目当てで観ました。

てっきりまた逃げるんだろうな、と高をくくってたわけですよ。
いい感じに論点ずらして、なんだなんだ真正面から着地はしないんだろうな、と。
だって
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凪の島(2022年製作の映画)

3.5

なぎといえば、1年ぶり2回目のセンター2年連続真夏の全国ツアー座長おめでとうございます。←なんのはなしですか?

正直に言いますと、箱推しから単推しにクラスチェンジしてからこっち、運営にゴリ推しされま
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成れの果て(2021年製作の映画)

3.5

この世には悪いことをする人がいるだけで、もともと悪い人がいるわけじゃない。
罪悪感に苛まれないひとはいないのだから、加害者は贖罪をして、被害者が赦せるように尽力しないといけない。

終盤までは、そんな
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銀平町シネマブルース(2022年製作の映画)

3.5

映画が好きです。
映画館も好きです。
昨今はサブスクが便利になりすぎたのと、根っからの引きこもりが災いしてとんとご無沙汰になったりはしているのですが。

映画と夢は似ていると思うのですね。

同じ作品
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マッチング(2024年製作の映画)

2.0

基本的に、サスペンスには食指が動かない習性なのです。推理することに対してそない意義を見出してもないし、あんま楽しいとも思わない。

けどそこにヒューマンドラマがプラスされるとそれぞれの相乗効果もあって
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愛の棘(2014年製作の映画)

3.5

見るからにエロそうなので観ました。←正直が過ぎるなキサマ。

ここでとにかくことあるごとにNTR言うてたからか、アマプラのおすすめのNTR攻勢がハンパないです。←どんだけアマプラ優秀なんだよ。

もち
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思春期ごっこ(2014年製作の映画)

3.0

なんだろなこれ、全カットエロい。

それもそのはず、思春期とエロは切っても切れない関係なのは言わずもがな。でもこれ、ごっこ扱いなのですよね。なんで?

昔っから同性愛は思春期特有のアイデンティティの揺
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大名倒産(2023年製作の映画)

3.0

最近は本当にこういう嘘くさい言われてもまったくぐうの音も出ないレベルのやさしさにめくらめっぽう弱いので。ほんとにノーガードになるので。じんわりしんみり染みてました。ありがとう。

生き馬の目を抜く世知
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.0

カメラに映し出されてはじめて、そのひとの本当の姿がわかる。
なんか、すとん、と、腹の底に落ち着いたやつ。

自分ひとりが、どれだけこれが自分だと叫んでみたところで、結局誰かに認められないことには成立し
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ラブファイト(2008年製作の映画)

3.5

とっても胸がざわざわするおはなしでした。

冒頭から、コメディちっくで安っぽくってベタベタなラブコメで、でもこれでいい。こういうのでいいんだよとwktkしながら観てたのも束の間。

カウンターパンチと
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.5

つくづく、愛ってやつは。

姿もかたちもにおいもなにもないから、とにかくわかりやすいものにすがろうとする。それは例えば血の繋がりとか。
だから虐待がいとも簡単にまかり通ってしまう。

姿もかたちもにお
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散歩時間~その日を待ちながら~(2022年製作の映画)

4.0

蚊取り線香か。なるほどなあ。いいなあ。

実のところ、おうち時間て、個人的にはなんの苦もなかったりしたんですよね。
そもそもあんなご時世でなくたって、人見知りの引きこもりのディフェンディングチャンピオ
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エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.5

クリステン・スチュワート目当てで観ました。
が。なんでアクションコメディ括りなんだろ。ちゃんと中身観たか? を?←いつになく攻撃的やな。

というのも開始13分で思いがけず泣かされてしまったからなので
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.0

これはおもろい。
んだけど、途中はずっともう世知辛い世の中に絶望シンクロして気が重かった。

同一時系列を複数の視点で猫写するザッピングシステム。会話劇も秀逸で、よく見たら監督さん「アフタースクール」
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真夏の素肌(2014年製作の映画)

3.0

A24製作としても違和感なさそうな、クズしか出てこないひと夏のものがたり。
なんだかそろそろ夏だし、こういうの観たくなるときあるですよね。ないですかそうですか。

名前(立場)を入れ替えちゃうことによ
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劇場版『リケ恋~理系が恋に落ちたので証明してみた。~』(2019年製作の映画)

3.0

ドラマ版が結構アレだったので、ちと迷ったのですが、結果、観てよかった。

言うてたらやってきた数式vs言語。
ちゃんとそうきてくれるか、という。
両者の不完全性もちゃんとわかってて、そこを突いた上でし
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Croissant(英題)(2020年製作の映画)

2.5

なんか静かな映画。

特に盛り上がるとこはないし、どんでん返しがありそうであんまりなくて。
余命云々の悲劇的展開に舵を切ろうとして途中でやめたんじゃないかと思わないでもない中途半端な脚本。
出てくるや
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逆光の頃(2017年製作の映画)

3.5

小品ながら、これはよいジュブナイル。

今日はこの後某推しの某SHOWROOMがはじまるからガッツリ2時間モノは観れないなあとチョイスしたところ大当たりでした。ありがとうやっぱ推しててよかったよありが
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僕の彼女はサイボーグ(2008年製作の映画)

1.5

困ったぞ、綾瀬はるかのロケットおっぱいにばっか気を取られて話はんぶんも入ってこないぞ?←たいがいにしろよ?

とりあえずどっからツッコもうかと指折り数えるレベル。下ネタじゃないですよ。

親殺しのパラ
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君は放課後インソムニア(2023年製作の映画)

4.0

もうこういうの大好きです。

不眠症をこう使うか、という。
自己肯定感壊滅的なふたり。なんで自分だけがこうなのか。昼と夜はそのまま他者と自分を隔てる世界の壁。そりゃ眠れるわけがない。現実はつらいことば
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呪呪呪/死者をあやつるもの(2020年製作の映画)

3.0

こういうエクソシスト妖怪バスターモノ大好物なんです。でも結構グロホラーを避けて通れないジャンルなので、いつも一か八か恐怖心のキャパオーバーしないことを祈って再生するのですが。
今回も勝ちました。

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ひそひそ星(2015年製作の映画)

2.0

「さようなら」を観たからか、アンドロイドと谷川俊太郎つながりでおすすめされてきたのでしょう。園子温監督作、ということもあって観てみました。

何度も寝落ちして何度も巻き戻す羽目になりました。疲れた。
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恋するシェフの最強レシピ(2017年製作の映画)

4.0

チョウ・ドンユイ目当てで観ました。

とにかくメインのふたりがかわいらしさしかないおはなし。終始キュンキュンしてました。ずっと観てられる。なんでこの世には永遠がないんでしょうね。春がきて、ずっと春だっ
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さようなら(2015年製作の映画)

2.5

さようなら、を冠するタイトルには無条件に惹かれてしまう癖があったりします。

「さよなら銀河鉄道999」しかり、
「左様なら」しかり、
「さよならエトランジュ」しか←さよ「らな」な。あとTPOな。
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.5

確か以前にフォロワーさんにおすすめいただいてたな、と思い出して。

あらすじから、よくある頭空っぽにして楽しめるワンシチュパニックモノだとたかをくくってたりしたんですが。いやはや。なかなかどうして。
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クローゼット(2020年製作の映画)

3.0

添い寝屋。このテの類似品は雨後の筍のように乱立してたような気がいたしますが。

スキンシップとか共感とか、やさしさとか心を割って話すこととか。
それは本来、他者とのコミュニケーションの積み重ねから得ら
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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(2010年製作の映画)

3.5

JK大政絢がめちゃかわいいエロいスタイルいいとかゆうてる場合ではなかったやつ。

原作は未読。当時タイトルに惹かれて確か購入したはずなんだけれど、未読のまま行方不明(たぶんブックオフ逝き)

脳の構造
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海辺の金魚(2021年製作の映画)

3.0

信じ難いことに(あえてこう言いたい)身勝手な親というイキモノは純然として存在してしまっていて。
かなしいかな、子は、なすすべもなくなすがままに途方にくれる。

それは決して子を想っての言葉ではないだろ
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完璧な他人(2018年製作の映画)

3.5

だいぶ笑いました。ほんとにここは笑うとこなのかと不安になりつつ思わず笑ってしまったんだけれど、どことなくべったりと張り付く罪悪感。これは、やっぱりそう思わせるのが狙いだったとするべきなんでしょうか。>>続きを読む

プライベート・レッスン(1981年製作の映画)

3.0

くっっっそ懐かしい。そしてエロい。懐エロか。

その昔、ひょんなことからビデオに撮れてた深夜の映画。
それはもう当時のたき少年、食い入るように何度も観ましたね、ええ。家族が寝静まった頃に、こっそりひと
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