せいみーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.8

いつものテレビアニメや毎年の映画版ドラえもんとは違い、今回はテーマに沿って過去現在未来を頻繁に行き来します。
そのおかげか、人生の一瞬一瞬がとても大切なんだとあらためて感じさせられました。

スターダスト(2020年製作の映画)

3.6

オンライン試写会にて。

単純に彼の楽曲が使われなかったのが残念。
しかし彼の新たな一面を見て知ることができたと思うし、私が彼のことを全然しれていないことがわかりました。
もっともっと彼のことを学びた
>>続きを読む

オアシス:ネブワース1996(2021年製作の映画)

4.2

ライブの最前席気分を味わいたく、映画館の前の方の席で鑑賞。幸いにも周りに座ってる人がいなかったので、小声で一緒に歌えました。

まず何より音響がすごい。25年も前のライブなのに目の前で演奏してるように
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.4

タランティーノ9作目の本作。
何度目かの鑑賞。流石の作品。

自由主義とヒッピー文化の全盛期に近い、今は亡き華やかさと儚さを持つアメリカ。
その中で実際に起きた悲惨な事件に対し、彼は映画の魔法をかけて
>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.2

試写会にて鑑賞。
コロナ真っ只中ということもありステイホームが普通の生活の中で、明るく楽しいこの映画は、忘れかけていたワクワクする気持ちと踊りだしたくなる気持ちを思い出させてくれた。

あらすじ
ニュ
>>続きを読む

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.7

この映画で取り上げられているように、子子ども達を対象としてSNSやネット上での犯罪は後を絶たない。

子どもたちに対して性的な目を向け、手を出す人たちは倫理的にも法的にも悪い。
彼らには社会的に異常な
>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

旧劇場版、新劇場版通して何度も観て、自分なりに考察したり、他者の考察を参考にしたりしてきた身として、
この作品は最高でした。

困惑し、興奮し、悲しく、寂しく、感動しました。

1つの時代の終わりを感
>>続きを読む

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

4.1

この作品はシリア内戦にて人質として捕らえられたジャーナリストを描いた、実話である。

作中では、序盤から最後まで不気味で不安定な音楽が流れている。まるで、正義とは何なのか。どこにあるのか。何が正しいの
>>続きを読む

RENT/レント(2005年製作の映画)

4.4

この映画は「Seasons of Love」という曲で始まる。この曲は「525,600分(=1年)を何で測ろう?愛はどうだろうか」と伝えている。
この曲の通り物語は1989年のクリスマス・イブから1年
>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

主人公は老人ダニエル・ブレイク。妻をなくし、心臓も悪くし、医者に仕事を止められた彼は、生きるために役所で福祉の援助を頼るが、複雑な手続きと厳しい審査のために援助を打ち切られてしまう。
そんな中、同じく
>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

これぞ映画!というのが鑑賞後の感想です。

ただの群像劇、ただの日常しかそこにはないのに、偶然の重なりや複雑でバラバラな時間軸が、それを現実離れした魅力的な物語としています。

音楽、ファッションから
>>続きを読む

未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.9

英題「suffragette」
suffragetteとは、女性参政権運動のメンバーのことを指す。

この映画は、1910年代のイギリスで、女性参政権を求めて闘った女性たちを元にした作品だ。

当時は
>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

大学の哲学の授業からつながって鑑賞した作品。

主人公トゥルーマンは、安定したごくごく平凡な生活をしている。しかし突然空から降ってきた照明や、目の前で起こることを意図的に起こしたようなラジオを聞き、身
>>続きを読む

ファクトリー・ウーマン(2010年製作の映画)

3.8

大学での政治学の授業で、フェミニズムを扱い、参考になると思い鑑賞。

1968年にイギリスで起きた、フォード自動車工事のストライキのを元にした実話。物語は、男女労働賃金格差が当たり前の時代に立ち上がり
>>続きを読む