たまこさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ラブ・ランチ 欲望のナイトクラブ(2010年製作の映画)

3.7

22年連れ添う中年夫婦、グレースとチャーリーは、リノで売春宿を経営する。
ガンを宣告されたグレースは、夫のチャーリーには言えないまま、彼が買収してきたアルゼンチンの格闘家ブルーサのマネージャーをするこ
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昼下がりの背徳(2014年製作の映画)

2.8

カナダの若い建築家が、仕事で出会った女と不倫をする。それを察したかのか察してないのか、メンヘラ妻はガチで精神を病んでいく。

不倫相手の女が魅力的に描かれてなくてダメすぎる。主人公がリスク冒してまでそ
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アシュラ(2016年製作の映画)

3.3

極悪市長vsクズ警官vs汚職検事の血みどろバイオレンス映画。

登場人物全員クズすぎてあんまり現実味がない上、主人公がバカ。
自分の悪事を反省もしないし、いい歳こいて瞬間湯沸かし器のようにすぐキレる。
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.5

舞台は日本統治下の韓国。伯爵と呼ばれる詐欺師と孤児の女が、大金を手にすべく美しい日本人の令嬢「秀子」に近づくが…。

ほほ〜ぅ。
女の子2人の絡みが、画面から蒸気を感じるほどにしっとりねっちり描かれて
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ホテル・エルロワイヤル(2018年製作の映画)

3.7

ネバダ州とカリフォルニア州にまたがるホテル、”El Royale”に偶然居合わせた人達により事件が起こり、それがまた別の事件へと繋がっていく。

予備知識なしで観て、まずキャストの豪華さに驚いた。そし
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デッドプール2(2018年製作の映画)

2.5

ふざけてるけどちょっとだけカッコいい、そんな「性技」の味方デップーの待望の2作目は、ふざけ過ぎでもはや不快な域だった。

ビル・スカルスガルドとブラピの扱いが雑なのは笑えたけど。

昔ね、さまーずの三
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.7

太めで自分に自信がなく何事もうまくいかないレネーは、ある日ジムで転倒し頭を強く打ってしまう。目が覚めると、鏡に映った自分の姿が細く美しく変わっているように見え、その日からレネーの生活は一変する。

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ババドック 暗闇の魔物(2014年製作の映画)

3.5

夫を亡くし、多動気味で手のかかる息子を女手一つで育てるアメリア。ある日、息子が見つけてきた「ババドック」という本を読んで聞かせる。それが闇の世界への入り口だとは知らずに…。

想像の10倍怖かった。
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.5

猿たちの反乱から10年。猿が森でコミュニティを築く一方で、ウィルスの蔓延により人類の文明は崩壊しかけていた。

人類vs猿類の戦いがついに始まってしまう本作。

フランコがもう出てこないのは不満だけど
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.6

二児の母であるアニーは、実母を亡くしながらそれほどの哀しみを感じていない。
愛する夫や子供に囲まれ、ミニチュア模型製作の仕事に追われる毎日だったが、とある衝撃事件を機に、一家の運命の歯車が急速に動き始
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1922(2017年製作の映画)

3.3

親から受け継いだ土地を売り、都会で新しい人生を切り開きたい妻。土地と家に執着する夫はそんな妻を疎ましく思い、殺害してしまう。
息子と二人、平穏な生活が待ち受けているかと思いきや、予想だにしない最悪の事
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偽りなき者(2012年製作の映画)

3.8

生まれ育った土地で古くからの友人達に囲まれ、保育士として働く主人公。
人望も厚く平穏な日々を送る彼だったが、ある日、友人の幼い娘が発した言葉により窮地に追いやられる。

子供は無垢で純粋な一方、時にと
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AMY エイミー(2015年製作の映画)

3.7

セカンドアルバムの爆発的ヒットにより突如として大スターになり、27歳にしてその人生に早すぎる終止符を打ったエイミー・ワインハウス。
生き急いだ彼女の半生を、数々のホームビデオや関係者の証言で追ったドキ
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蘇える金狼(1979年製作の映画)

3.5

しがないサラリーマンの朝倉には、大きな野望があった。
手段を選ばずのし上がって行った先に朝倉を待ち受けていた運命とは。

どんぱちシーンの鈍臭さとか、会社の重役陣の大袈裟な演技とか、荒削りな部分もある
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ジーパーズ・クリーパーズ(2001年製作の映画)

3.0

車で帰郷する姉弟は、巨大なトラックに追われる。命からがら逃げるも、トラックの持ち主が死体のようなものを棄てているのを見てしまう。


サスペンスかと思ったらまさかの怪物もの。若いジャスティン・ロングが
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.7

厳格なベジタリアンとして育ち、動物と人間は同等だと考える少女が獣医学部に入学する。新入生への洗礼として上級生に生のウサギの臓器を食べさせられた時、彼女の中で生肉へのとめどない欲求が目覚める…。

美し
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.1

親子が営む遺体安置所に、身元不明の美女の遺体が運び込まれる。
外傷が一切ないその遺体は、内臓には切り傷があり、肺は焼かれていた。
一体、このジェーン・ドウに何があったのか…。

解剖が進むほど謎が深ま
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

クイーンの結成から、LIVE AIDにおけるウェンブリースタジアムでの伝説的なライブまでを、フレディと数々の楽曲に焦点を当てて描いた伝記的作品。

物心ついた頃からクイーンを聴き、
フレディの死には子
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.5

暴力的で向こう見ずな刑事(たけし)と、ヤクザに雇われた冷酷な殺し屋(白竜)とが一騎討ちになる話。

北野武の監督デビュー作。

冒頭のホームレス狩りのシーンから、強めのインパクトで引きつけられる。
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

大きな音を立てたら即死する環境下で繰り広げられる、家族の愛の物語。

としか言いようがない。
これ以上言ったらネタバレになっちゃうもん。

ハラハラドキドキの連続でとにかく疲れるが、評判通り、ユニーク
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.0

全てが輝いていた80年代。
うら若きマユとタッ君の、甘くも苦い恋物語…。

と思わせておいてのラスト5分。
あぁ、そぉーーー。へぇーーー。
くらいの感想だなぁ。

「あなたは必ず二回見る」ってコピーに
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7Wish セブン・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.0

七つの願いが叶うと書かれた怪しげな中国の箱を父からプレゼントされたクレアは、いじめっ子のダーシーが腐るように願う…。

主人公があまりに身勝手で腹立つし、
肝心の人が死ぬシーンをちゃんと映さないのがダ
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

3.8

突如として強靭な肉体を手に入れたおっさんチンピラのエンツォは、ひょんなことから、ボスの娘で日本のアニメ「鋼鉄ジーグ」にどハマりしてるアレッシアの面倒を見る羽目になる。。。

何の予備知識もなく見始めた
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マザー!(2017年製作の映画)

3.4

郊外の家で穏やかに暮らす夫婦の元に、見知らぬ男が入り込み、妻や息子達を勝手に呼んで傍若無人に振る舞い始める。

サスペンスと思いきや、聖書の世界をかなり変わった手法で描いたユニーク作品だった。

ハビ
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ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.6

病的に怖がりでいじめられっ子のコールは、イケてる金髪美女のベビーシッター、ビーとは大の仲良し。
自分が寝た後にビーが何をするのかが気になり、夜中にこっそりベッドを抜け出しビーを覗いてみると…。

ほの
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ミスト(2007年製作の映画)

3.4

濃霧が立ち込めたある日。デイヴィッドは近所のスーパーに子供と出かける。すると突然、血だらけの男が駆け込んで来て叫ぶ。

「霧の中に何かいる!」

それを信じ慎重になるもの、
冗談だとあざ笑うもの、
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.8

スーザンはアートディレクターとして成功を収め、ハンサムな夫と不自由ない生活を送っているがどこか満たされない。
そんな折、突如、売れない作家だった元夫から彼自身が執筆した小説が送られてくる。
バイオレン
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メカニック(1972年製作の映画)

3.2

チャールズ・ブロンソン演じる孤高のスナイパーの、ハードボイルド、漢の映画。

冒頭の暗殺シーンは一切台詞がなく、淡々と仕事をこなすブロンソンはカッコいい。(ターゲットの家がカーテン全開、外から丸見えで
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.4

羊たちの沈黙の前日談。

以前観ていたが、二日酔い明けの暇な土曜にケーブルでやっていたので2度目の鑑賞。

なかなか、羊たちの沈黙ほどの強烈なインパクトには欠けるので覚えていない部分も多々あったが、演
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エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

3.4

ウィーンの若き天才画家、エゴン・シーレの画家としての半生を綴った伝記映画。

恐らく、近代の芸術家の中で私が最も好きな画家である。
モデルの内面や情熱、悲壮感を独特の筆致で描き出すことに長け、彼自身の
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.2

みんながVRでゲームを楽しむ近未来の話だけど、80’s愛溢れるヲタク大興奮のSF作品。

これが公開になった頃は、
なんだか私生活がバタバタで、
この作品マークする余裕もなくて、
完全スルーしちゃって
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.2

ニューヨークに憧れる、多感で多動気味の女子高生「レディ・バード」の、ちょっと変わった青春物語。

監督グレタ・ガーウィグの自伝的作品とのことだが、「フランシス・ハ」にしろこれにしろ、彼女は確実に発達障
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.6

犬を孤島に追いやって排斥しようとする、架空の日本を描いたお話。

ウェス・アンダーソンのメルヘンな世界観がどうも苦手だったが、これは映像と世界観がマッチしていて文句なしに良かった。

ワンコ愛が止まら
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.6

同棲して5年目の恋人が病に倒れ、彼が偽名であり素性の知れない人間だったことが判明し、ゆかりは彼の足跡を辿り始める。

高橋一生が好きです。
低い声も、筋の通った鼻も。
くしゃっとした笑顔も。

そして
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アンセイン ~狂気の真実~(2018年製作の映画)

3.3

カウンセラーに気軽に相談に来たはずが、精神科病棟に強制収容されてしまう主人公。そこで働いていたのは、彼女を2年に渡ってストーカーしていた男だった。本当にストーカーなのか、それとも全てが彼女の妄想なのか>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

3.5

多重人格者の男に囚われた、リア充女子2人と根暗女子1人。逃げようと試行錯誤する中で、彼女たちが囚われた理由が徐々に明らかになってくる。

シャマランの映画は「シックスセンス」以降パッとしたのがなかった
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