のりまきさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ワン・ミス・コール(2008年製作の映画)

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『着信アリ』のハリウッドリメイク。ハワイ出身シャニン主演。
母親に虐待された過去を持つ女子大生の周りで奇怪な死が続く。自分の声でかかってくる電話。その着信時刻に当人が死ぬ。妹が死んだという刑事の手を借
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くもりときどきミートボール(2009年製作の映画)

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発明家のフリントはオイルサーディンばかり食べている町のみんなを助けようと水から食べ物を作る装置を開発!最初は上手くいったように見えたけど・・・。
絵本を元にしてはいるけれど、絵も内容も殆どオリジナル。
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モロッコ(1930年製作の映画)

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アミ・ジョリィ。名前までも麗しい。

かつてNHKの定番映画はこれだった。
ディートリヒは子供の脳裏に刻まれるにはなかなか趣のあるお方なのでその点は感謝。
話はメロメロメロドラマでちぃとも面白くなくて
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キングダム・オブ・ヘブン(2005年製作の映画)

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当時のノートより

「助けて〜!リドリー・スコットにお金渡しちゃダメー!大金持つと碌なことに使いませーん!アクションシーンをブツ切れにしてCGで繋いだり、増員にCG使ったり、かつて時間とお金に困ったこ
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バッド・エデュケーション(2004年製作の映画)

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映画監督エンリケの元に同級生イグナシオが現れる。かつて幼いながらも恋に落ちた2人だが、マノロという神父に横恋慕され別れさせられたのだ。自作のシナリオを渡され、渋々読んだエンリケはその内容に魅了される。>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

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全てはここから始まった。
パケ通り汚れたバスルームに鎖で繋がれた二人の男。間には死体。そこにテープから流れる不気味な音声。「ゲームをしよう。期限までに相手を殺せ。」
「若き二人の奇才の書いた卓越したシ
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ファイティング・テンプテーションズ(2003年製作の映画)

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有能宣伝マンのダリンは学歴詐称がバレてクビに。ローン地獄に悩まされる彼に故郷の叔母の訃報が。しかしこの遺産を受け取る条件は聖歌隊の指揮をすること。かつて歌手になるために聖歌隊をおわれた母のことがしこり>>続きを読む

ブレイド3(2004年製作の映画)

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ヴァンパイア達は日光という弱点を克服するためにオリジンヴァンパイアを復活させる。一方天敵ブレイドに罠を仕掛ける。まんまとハマってブレイドは人間を殺し、警察に追われる。八方塞がりのなかパートナーの娘と反>>続きを読む

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

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マドンナの「マテリアルガール」の元ネタになったり、『ムーラン・ルージュ』『バーレスク』に引用されたりした「ダイヤモンドは女の子の最高の友」はこれが出典。

金髪のローレライとブルネットのドロシーはコン
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

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「いや、あかんて!これは禁じ手だろ」
初見の時家人と思わず声が揃った。

まあ、『レディ・プレイヤー1』に比べたら百万倍マシだけど。

凶悪(2013年製作の映画)

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これは素晴らしい。
初見の直後、あの事件が起きてこの作品が封印されてしまうかもと心配で寝付けなかった。

芝居を志す人と、芝居を演出しようとする人は見た方がいいと思う。
恐ろしさというものが、大きな声
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ジェヴォーダンの獣(2001年製作の映画)

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2時間越えの豪華絢爛フランス絵巻。ジェヴォーダン地方に現れた謎の獣とその退治の顛末。正直日本人にはさっぱりピンと来ないその謎は置いといて、綺羅星のような役者の輝き。
まず、狼を友とし自然と一体化するマ
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マーサの幸せレシピ(2001年製作の映画)

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この作品とハリウッド版の大きな違いは異民族の問題。ドイツとイタリアは犬と猿、会津と長州くらい仲が悪いのです。(知り合いの福島の女の子が、山口の男と結婚すると言ったらばあちゃんが泣き出したらしい)ドイツ>>続きを読む

ファイヤードラゴン/火雲伝奇(1994年製作の映画)

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皇帝への謀反を企む野心的な王に殺人マシーンとして育てられた姉妹。火を自由に操る火拳を授けられた姉娘は謀反の計画を皇帝に知らせる密書を取り返すため、逃げた男を追って芸人一座に潜入する。しかしそこで人と触>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

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なんと不思議な物語でしょう。というフレーズを聞いた時に「え?」と思ったのはこの作品が公開されるはるか前に山田太一の「飛ぶ夢をしばらく見ない」を読んでいたから。(映画は未見)
20年前に読んだ話を今更さ
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デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

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絶対実写化不可能だろう?と思われるキャラクターを松山ケンイチが易々と演じ、あまりに面白かったので「邦画は旧作しか見ない」とか偏屈じじいのようなことを言っていた家人に紹介したら見事ハマった思い出の作品。>>続きを読む

スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー(2004年製作の映画)

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監督が自宅で、4年かけてちまちま作った6分間のCGを元にした作品。

その独特なビジュアルは目を引くが、中身がカラッボな上に、30分もすれば飽きてしまう。
テレビアニメだったら良かったのに。

キング・アーサー(2004年製作の映画)

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アーサー王伝説をベースにしているが殆ど別物!
アーサーはローマの武将で円卓の騎士はローマに徴兵された異民族(異教徒)たち。マーリンとグウィネビアが蛮族。敵はサクソン!
ローマに捨て駒として扱われながら
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ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密(2002年製作の映画)

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母娘対立南部過去もの。あまりにガキっぽい剥き出しの対立をするヴィヴィとシッダ。2人の決裂に母の親友ヤァヤァシスターズが立ち上がる。
おそらくは分厚い原作を端折るだけ端折ったであろう駆け足ストーリー。で
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

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タランティーノが好みの女の子を集めて作った趣味映画。
アクションのみで、中身はカラっぼ。でも面白い!という荒業もの。
ウマは子供を2人出産後のはず。それで女子高生とタイマンはるとは!ルーシー・リューの
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スリング・ブレイド(1996年製作の映画)

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腕のある役者は一度は障害者の役に挑戦したいものなのかもしれないが、ビリー・ボブ・ソーントンの場合、ちょっと順序が違う。
まず独り舞台の脚本として仕上げて、短編映画を製作、そしてそれを長編化したのが本作
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ホワイト・クリスマス(1954年製作の映画)

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廃業寸前のホテルを芸人が救うという泥くさーいあらすじからは予想のできない、なんともスタイリッシュで垢抜けたラブコメディ。
ダンスシーンも唄も素晴らしいがポリュームは少なめでストーリー重視。
堅物と軟派
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ガントレット(1977年製作の映画)

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もはや涙無しには見れない。
ソンドラが鬼籍に入った今となっては。

家人のお気に入りで娘が中学に入っても平然と家族の前で見ようとしてるので一人で見るようにお願いしました。

確かにすごく面白いし、かっ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

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本当によくできた続編。
一作目をうまいこと補完してより面白くしているのがエラい。タイムパラドックスを入れこんであるのが、先を知ってる観客のテンションを上げる。
近未来のワクワクする感じもとてもいい。
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タイタニック(1997年製作の映画)

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ヒット当時嫌な予感がして敢えて遠ざけた。完全に冷や飯になってから食べたけど、やはり合わなかった。
大好きなキャシー・ベイツも、ちょっと気になってたビリー・ゼインもあまり良くなかった。

ローズの役をグ
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

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「プレックファーストクラブを見た事ないなんて!」というセリフがあるくらい一部のアメリカ人には鉄板の一作。しかしなー、極東の黄色人種にはいまいちピンと来ないんだよなー。
そもそも彼らの信じていた未来は来
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ベスト・フレンズ・ウェディング(1997年製作の映画)

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お互いずっと1人だったら結婚しようね。そういった友達がまさかの結婚?!
ヒロインが選んだのは友達のフリしての結婚破壊工作。

いくら結婚の口約束してたとはいえその所業はなかろう、と友達の結婚の邪魔をし
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プレッジ(2001年製作の映画)

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刑事ジェリーの引退の日、少女を狙ったレイプ殺人事件が発生。容疑者はすぐに捕まり、自白した直後に自殺。しかしリタイヤ寸前の刑事ジェリーは疑いを抱く。しかし、老いた彼の意見は容れられない。湖の畔のGSのオ>>続きを読む

ことの終わり(1999年製作の映画)

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レイフ・ファインズのヤツめ、性懲りも無く不倫を・・・と思ったらオカルト(?)ものであった。
情事のさなかに爆撃で命を落とした恋人のためにサラは「彼を返してくれるならば二度と会わない」と神に祈る。直後に
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百万長者と結婚する方法(1953年製作の映画)

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今でこそこんなパケですが、明らかにモンローは格下。ベテラン、花形、駆け出しを集めて撮られた二十世紀フォックスのお祭り映画。日本で言えば『三人娘の~』みたいな感じですね。とにかく3人の麗しい姿が見られれ>>続きを読む

YAMAKASI ヤマカシ(2001年製作の映画)

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フランス人て不思議な人達。移民ばかりの義賊チームという設定からしてとってもフランス的。アメリカだったら組織上がりとかのWASPが、がっちりリーダーシップとるよね。そうでは無いところがリアル。
身体能力
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ドグマ(1999年製作の映画)

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天国を追放された2人の天使が、教義の盲点(抜け穴)を見つけて帰還しようとする。しかしそれは全能の神が過ちを犯したことを立証してしまうため、世界を崩壊させることになるのだ。これを阻止しようと天界はキリス>>続きを読む

フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

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テリー・ギリアム落ち込み中の作品。なのでダンスシーン以外は無茶言わなかったらしい。(本人の弁)
いい加減な毒舌放言が売り物のDJジャックの発言でリスナーが殺人を犯す。落ち込んだ彼は仕事も手につかず、女
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猿の惑星(1968年製作の映画)

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今見てもよくできたメイクだなと思う。
吹き替えは割とポップ。