tmさんの映画レビュー・感想・評価

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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.9

赤い州テキサス、トランプ、寂れた田舎の閉塞感、セックスワーカー、薬物依存症、児童の強制保護
これだけ激重キーワードが散りばめられてるのに、面白おかしく楽しく観れるのがすごい。

夏の庭 The Friends 4Kリマスター版(1994年製作の映画)

4.2

題材も雰囲気もすべてが良い。
自分にとってフェイバリットでだいじな映画。
ただ、湯本香樹実の原作が好きすぎるので、ラストは原作の方がより、感動的で爽快感があった...。
映画のラストも当然素晴らしいと
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ザ・ルーム・ネクスト・ドア(2024年製作の映画)

4.0

お久しぶりに観たアルモドバル監督作。
10年前に観た『オールアバウトマイマザー』とだいぶ印象がちがう(当たり前か)

面白かったし頭では良作だったと思うのだけど、そこまで感動できなかったのは、我がこと
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ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

4.3

マイ・フェイバリットでした。
登場人物みんな愛おしくて胸がいっぱいになってしまう。
エンディングでハンバートハンバートの曲が流れるのがずるい、こんなん泣いてしまうやろ。

吃音を題材にした重松清の小説
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

ラストカットのシーンと白黒画面、エンディングで『Dream Baby Dream/Suicide』が流れる演出センス、最高だった...

ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

4.5

中盤までのドタバタコメディ&近距離ロードムービーで怒涛の展開にひとしきり笑ったあと、ラストの一瞬のなんと見事な余韻よ。
ウェルメイドというと微妙に意味が違うのかな?
とにかくエンタメとしてもアート映画
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(2025年製作の映画)

4.1

東京国際映画祭グランプリ上映にて鑑賞。
個人的に、吉田大八監督作は、『桐島部活やめるってよ』『腑抜けども〜』『紙の月』あたりが大好きでここ数年はなんとなく観てなかったのですが、また最新作が気になる注目
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.4

過大評価かもと思うけど、開始10分でもう泣いてしまった。
原作もジャンプラ公開時に読んでてコミック単行本も持ってるのに、理屈でない訴求力。アニメってすごい.....
主題歌も良すぎる。

ビバ・マエストロ! 指揮者ドゥダメルの挑戦(2022年製作の映画)

4.2

嵐のまつじゅんが大ファンだと公言してたのがきっかけで知った、『マンボ』で有名なドゥダメルのドキュメンタリー。
以前から、政情不安の祖国ベネズエラへの政治的発言をしないことで批判されてるのは耳にしてたの
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あんのこと(2023年製作の映画)

4.0

正面から受け止める自信がなかったので、自宅でアマプラで、ごはん食べたり片付けしたりしながら鑑賞。それですらしっかり食らったので、片手間で観といて良かった....(ヘタレ)

SNSのレビューで見た、
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

-

自分の感性不足で理解しきれなかった
理解不足で自分が感知しきれなかっただけで、良作なんだろうなと思ってる....
見直したい...

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.2

ヨルゴス・ランティモス監督はfavoriteではない※が、監督作のなかでは1.2を争うくらい楽しめたかも。(よい意味で鑑賞後感が胸糞なので、好きというと語弊がある...が、鑑賞中はまったくダレずに引き>>続きを読む

キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

4.5

原作ファンです、
感動を超えてもはや、大沢たかおさん・この映画を作ってくれた皆さまに大感謝....!

原作大好きで、実写過去作も好きだけど、さらに期待値を超えていました。
1番好きな謄のファルファル
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雪豹(2023年製作の映画)

4.2

東京国際映画祭で鑑賞
観れて良かったー!
山が美しい。チベット事情も興味深かった。

関心領域(2023年製作の映画)

4.3

余白で描かれる異常性と怖さ。
いままで自分が好きな映画の『余白』は美しかったり染み入ったりするものだったけど、
こういう類の余白もあるとは、、めちゃくちゃ面白かった。
モノクロのサーモグラフィーのシー
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ面白いことに異論はないけど、やはりヨルゴス・ランティモス作品は好きになれない...
ギリシア悲劇の「アウリスのイピゲネイア」がインスピレーション源になってるとのことで、神話と本作の関連性を
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.3

めちゃ面白かった!
カンヌパルムドールなので、尖った難解な作風がくるかと身構えて(期待して)観たけど、
高度な読解力がなくても置いてかれることなく、1秒も飽きず終始展開に惹きつけられる。
かなり広い層
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Firebird ファイアバード(2021年製作の映画)

4.0

良かった...。「LGBTQが認められない社会の中で惹かれ合っていく禁断の愛」みたいなストーリーラインはありがちかなと思ったが、
実話がベースとのことでエモさ50%増...!
冷戦時代のソ連支配下、同
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.9

良作。胸が痛いネイティブ・アメリカン居住地区の現実とか、FBIやBIA(内務省インディアン監督局)の管轄範囲とか、背景もいろいろと勉強になり興味深かった!
エリザベス・オルセンめっちゃ可愛い...
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.2

とても良かった。余韻がすごい...my favoriteである。
アマプラじゃ作品の良さを十分に味わいきれなかった気がする、小さめの劇場で観ればよかった。。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

まったく飽きずに終始たのしめためちゃくちゃ良作なのは大前提で、
ヨルゴス・ランティモスの露悪的でカリカチュア化された世界観がやっぱりfavoriteではないなぁとおもった。
特有のブラックユーモアもあ
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(2023年製作の映画)

4.3

エンタメ大傑作!
めっちゃ面白くてあっという間だった。
バイオレンスけっこう苦手だけど楽しかった...
正義も道徳も仁義もないのに、なぜか芯が通っている気がしてすがすがしい

台風クラブ 4Kレストア版(1985年製作の映画)

4.5

はんぱない😲

監督(故人)のパワハラにより熱量すごい傑作に仕上がってて、現代ではコンプラ的にもうこんな映画は作れないだろうという紹介を目にして、
そんなの気になりすぎて観るしかないと。笑
結果、めち
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.2

とても良かった〜〜

一見トレンディ・ドラマぽい現代群像劇なのに、人生の悲哀が詰まっていてなんとも味わい深い。
台湾の経済成長イケイケ大都会の夜に交差する、迷走まっただ中の若者たちが美しくてまぶしい。
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.0

王騎が...
原作読んでるけど映像も楽しみすぎて、後編が待ち遠しい🥺
宇多田ヒカルのエンディングも最高でした

キングダム(2019年製作の映画)

4.2

原作の熱量そのままに豪華キャストで最高!
大沢たかおさんの王騎も最高すぎる。
ジャパニーズエンタメ大作、熱烈応援したい🙌

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.2

1950年代のNYブロードウェイへのオマージュだそう。
クスッと笑えるシーンが50回くらいあって常にわくわく画面をみれる笑

(他のどの監督とは言わんが)「これ本当にオマージュ?本当にリスペクトしてる
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.1

自分の鑑賞力不足で細かい機微をあんまり探知できなかったんだけど、
youtubeの「シネマサロン 映画業界ヒットの裏側」を補助教材として観て納得した...

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.3

凄まじい叙事詩。ただ圧倒されて3時間あっという間。
まさに歴史に残るべき1本...

ただ個人的には、僅差だけどラスト・エンペラーの方が好みだった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.4

楽しい!ジブリ映画を劇場で観れる喜び!
きっとこれから何年にもわたって金曜ロードショーで放送されるんだろうなーとか、
何年後・何十年後に「これ当時映画館でみたわ!」とか友人と話したりするだろうな、とか
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マン・レイとシェークスピアの方程式(2019年製作の映画)

-

シュルレアリスム好きで鑑賞。
位相幾何学は大学3年くらいで扱う分野らしく、高校の数ⅠAすら赤点だった自分には超ハイレベルすぎるのでせめてDVD手元に置いておきたい。3回くらい生まれ変わったら理解できる
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.2

favoriteではないが終始ハラハラして面白かった。モンハンは知らなかったのでググった...