tamicさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.2

私が思う、モノクロ映画とはこうあるべきという映像。瑞々しくて美しい!そして、ストーリーも瑞々しい。ホアキンと少年の不安定でフレッシュなバランスがとてもいい。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.0

とても評判がいいので見始めたが、良さがよくわからなかった。元妻のお膳立てと聞き分けのいい息子に支えられた中年男のドリーム。生き生きしてるのはおじさんだけ。妻と子どもは作り物だ。こんな金持ちで美人で懐の>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

やり直せるのか?と思いつつも、女性をエンパワメントする映画としてはまあこういう終わり方しかないよなと。仕事をがんばった罰のように家庭失うなんてナンセンスだしね…

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.8

サスペンスではなく人間ドラマ。怒りと暴力が共鳴し増幅していく様子と、一匙の相手を思った情がすっと一人の人間の怒りと暴力を治め、その鎮火が連鎖していく様子に、人間への信頼を感じる作品。見ているうちに、そ>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

 優しいお話。教養と品性のある黒人ピアニストと、腕っぷしが強く粗野なイタリア系の白人というコンビが、旧来の知性的な白人と粗野な黒人というステレオタイプを反転させており好印象。しかも実話だそうで、へぇ~>>続きを読む

天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.3

公開当事は評価が高かったようだけど、私には物足りなく感じた。テーマや設定は面白いのに、映画としてはいまひとつという感じ。

もちろん、妻の知性と複雑な心境を演じるグレン・グローズも、全妻の共感を得そう
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.4

現実が感染症の恐怖と隣り合わせなせいか、タランティーノ的バイオレンスにはあまり興味がなくなってきた。コロナ前に見たら、もっと点が伸びていたかも。それでも、十分楽しめた。一重に、映画をエンタメにしあげる>>続きを読む

アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.0

個人的な好みとあわなかった。各シーン、じっとりしてて、間延びしたように感じるし、アマンダ、手がかからなさすぎ。無意味にアマンダの上半身裸や、恋人のおっぱいが出てきて、何もかもが一昔前という感じがした。

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.8

ヒロインは、あらすじが謳うような「コミュ力がない屈折女子」とはいえないけど、理屈っぽくて愛想がないという点で「かわいくない普通の女の子」のお話として楽しめた。とくに金魚のとこ。するするっと最後まで見て>>続きを読む

ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

3.8

ダウントンアビー全話を追いかけてきた者としては、トーマスに尽きる。

ダウントンアビーのよいところは、2010年代に作られた時代劇ということを感じられることで、今回のテーマは連帯です。スカッとします🎵

ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

3.9

ナチスに占領されたガーンジー島の記憶がメインかと思いきや、本へのリスペクトやラブストーリー、人々の生活などに重きのある、ウェルメイドな物語だった。私はとても好き。主人公ジュリエットの1940年代の衣装>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

『若草物語』の四姉妹は敬虔で模範的なイメージで面白みを感じていなかったのだけど、この映画の四姉妹はとにかくうるさい(笑)そして生き生きしている。

旧来の女らしさを体現するメグ、自立心旺盛なジョー、思
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