思わぬ形で不倫してしまったり女性に嫌われたりといった、結構哀れになるような話を軽妙に描くタイプのホン・サンス作品はやはり面白い
しかし彼の作品はよく映画や監督が題材になるけど、そういう場合って自分の>>続きを読む
オールタイムワースト映画
糞の中の糞
金をかけた盛大な自慰行為
支離滅裂の極み
こんなのにカンヌ受賞させるな
70年代以降フェリーニがよく作った、物語性の薄くて映像センスと毳毳しさ、そして彼のルーツや人生観を楽しむ映画の魁となった作品で、ホドロフスキーやクストリッツァってやっぱりフェリーニの影響受けてるなとつ>>続きを読む
脚本家ダルトン・トランボが自身の小説を映画化した、唯一の監督作品
目や口、四肢を戦場で無くしてしまった男の独白や回想、想像がメインのためあまり映画的内容とは思えなかったものの、やはり題材のインパクト>>続きを読む
素人のトランスな方々にあそこまで良い演技をさせる演出力とiPhoneで全編見事に撮り切った技術力に感服
ショーン・ベイカーは今後も注目の監督だろう
まどマギはやはり色んなアニメ見てきた中でも一番(イデオンや銀英伝やボトムズよりも)好きなアニメだし、この劇場版もめちゃくちゃ良かったのだけど、続き作るためのラストにしたんだったら早く完結編を作れと言い>>続きを読む
NHKの日本アニメ100でテレビシリーズが3位だった記念に投稿
前半の総集編同様追加音楽が特に素晴らしいけど、特にほむらの回想に行く前に流れる曲とまどかとほむらの別離のシーンで流れる曲、そしてED曲>>続きを読む
NHKの日本アニメ100でテレビシリーズが3位だったのでその記念に投稿
あの怒涛の展開の前半部分を映画として凝縮しただけあって何度見ても飽きないくらいの総集編になっているけど、やはり素晴らしいのはそ>>続きを読む
この世にはベルイマン&バーグマンの「秋のソナタ」やヘンリー&ジェーン・フォンダ親子の「黄昏」等、存在するだけでありがたい映画というものはあるのだが、このピーター・オトゥールとオマー・シャリフというアラ>>続きを読む
カンヌで特別上映される作品を先んじて見る、そのプレミア感を味わうためだけに鑑賞
時代劇作ると見られるものになる三池が監督だけに、奴の中ではマシな方に入る映画となっていた
とはいえ良かったと言えるの>>続きを読む
偽りの肉体で偽りの記録を生み出した愚かな男の物語
でもそんな愚かな偽りの英雄を魅力的に演じたベン・フォスターという俳優は卓越した才能の持ち主で、今後も彼のキャリアに注目したいところだ
作品自体はともかく梶浦由記×神田沙也加の歌は何度聴いても飽きない。彼女らが再びタッグを組んでくれることを祈る。
大島渚も坂本龍一も北野武も好きではないけど、やはりこの映画のデヴィッドボウイの演技は最高や!
リドリースコットっぽくないし彼のベスト(現時点ではデュエリスト)には程遠い作品だったけど、火星で地道にサバイバルするマットデイモンの肉体派インテリっぷりは素直に面白かったし、何よりデヴィッドボウイの名>>続きを読む
録画したものを久々に見たカラックス長編デビュー作
内容的に大したことはないけど実験性のある表現が多様され見ていて面白いのはさすがカラックスといった感じ
しかし何よりテーマ曲にデヴィッドボウイの初期>>続きを読む
久々にwowowで見たけどやっぱりヴィスコンティ映画でかなり好きな方。特にラストシーンの美しさは何度見ても泣ける。
他の作品に比べて結構重めな豚が井戸に落ちた日を見た後だったせいか、この映画の軽妙さ(ズーム多用の良い意味で雑なカメラワーク含め)は実に心地良かった。やはりホン・サンス作品はこれくらい軽く見られる方が良>>続きを読む
カンヌに新作が出品されるロバン・カンピヨの監督デビュー作
一風変わったゾンビものって感じのこの映画、最後が消化不良だったけど黒沢清的なテイストがあって結構楽しめた
森見×湯浅だから当然のごとくニッチだけど面白かった
でもspecial thanksで浅沼晋太郎と坂本真綾の名前があって藤原啓治の名前が無かったのはどうでもいいっちゃいいけど不満だった
新作カンヌ出品記念ということでホン・サンスの記念すべき長編デビュー作
ホン・サンスはいろんな意味で韓国の成瀬やロメール的だと思うけど、それは主にミニマリズム溢れるスタイルや佳作ばかり、つまり良いんだ>>続きを読む
ミア・ハンセン=ラヴの映画は初めて見たけど、是枝裕和的演出には中々目を見張るものがあった。
というかサスペンス的要素の全くない自然体なイザベル・ユペールの意外性と瑞々しさにはちょっと驚いた。あんな明>>続きを読む
ストーリーは淡々として抑揚がほとんどなく、そこらへんで他のジェフ・ニコルズ作品に劣るかなと思ったところもあるけど、国ぐるみの差別に負けず逞しく生きていく主役の異人種家族に力強さを覚え、それだけでもこの>>続きを読む
ドランの映画は基本的に好きなんだけど、この映画はちょっといただけなかった。
なんでこの映画が気に入らなかったか考えてみたら、やっぱり登場人物がほとんど基地外じみてて騒がしく、同じ家族物の作品である(>>続きを読む
2016年のフィルメックスで見たがやはりエドワード・ヤン映画の美しくも寒々とした描写の数々は最高だと思い知らされた作品
専業俳優でないホウ・シャオシェンが主演ということで若干不安もあったけど、彼の不貞>>続きを読む
見ている間はさすがのダルデンヌ兄弟といった緊張感溢れるシーンに引き込まれたし、主演のアデル・エネルの存在感にも唸らされた
でも兄弟の他の作品と比べてオチが今一つなところがあったせいで評価が一つ落ちる感>>続きを読む
ケン・ローチ作品ではマシな方
映像的面白味が皆無なのは相変わらずだけど他の作品と比べて主人公のキャラがそこまで粗暴でなくまあまあ共感の余地があったし、タイトルの意味がわかる例のシーンも悪くなかった
で>>続きを読む
重いテーマと4時間という長尺のため、長編のロシア文学を一気読みしたかのような感覚に陥る(しかし劇中で引用される戦争と平和よりむしろ白痴やカラマーゾフの兄弟に近い感じ)まさに映画史に残る傑作!途中休憩が>>続きを読む
2017年のおそらくマイベスト映画。
映画制作が国から禁じられているジャファール・パナヒ監督による遊び心溢れる反抗的試み。
彼がタクシーに乗って彼や乗客等を映すという構造は師匠であるキアロスタミの10>>続きを読む