大西辰明さんの映画レビュー・感想・評価

大西辰明

大西辰明

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正欲(2023年製作の映画)

4.5

諸橋君が神戸さんに言い放った、
『勝手に自分が理解する側だと思うな』
というセリフが、
彼らからすると普通な自分には、
グサッときた。

ステレオタイプ型の視点とマイノリティー側の視点を両方とも丁寧に
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

5.0

ヤン、お前カッコ良すぎるよ!
君はオタクの星だ!!

と観終わっ後、拍手喝采してしまうほど、
面白いし、感動する作品でした。

カーレースは同じような風景のサーキットを車がぐるぐる走るシーンが多いから
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

IMAXシアターで観ればよかったと後悔、、

ダンカンカッコいいのに、すぐ死んじゃってがっかり、、

ジョシュ・ブローリンは生きてるんじゃないかなーって思ったら、2のジャケットにちゃっかり写ってるじゃ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

歴史とか色々予備知識がないと、かなり難解かも。
登場人物が多すぎて、何が起きてるのかよくわからなかった、、、

原子力爆弾が爆発するシーンはIMAXで必見

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.7

ムッキムキのジェイク・ギレンホールと、
マクレガーで保ってる約120分

ストーリーは、ギャングが蔓延る街を流れ者が救う的な西部劇で、至って普通だけど、
とにかくジェイクがかっこよすぎて、
なんか退屈
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.4

エモいものを雑に詰め込んだら、こうなりましたみたいな映画

主人公が初風俗後に心情吐露するところは、
わざわざ口に出して言わなくてもいいことを、ダラダラ喋ってる感じがして、冷めてしまいました。

男と女の不都合な真実(2009年製作の映画)

3.1

なんにもやることない、休みの日の午後3時くらいに見るのが丁度いい、ラブコメ

もっと男あるあるみたいなやつ有るのかなと思って期待して見てたけど、そこまでなかったのが残念

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.8

AIが核攻撃によってロスを吹き飛ばしたという冒頭から、シンギュラリティの恐怖を植え付けてくるんだけど、物語が進むにつれて気づいたらAIの登場人物に同情したりしてて、テーマにどっぷりハマりました。
脚本
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.7

途中、ケイトがジョンと決闘したいのか、娘を助けたいのか、どっち付かずな感じがイライラしました。
ラストを見る限りは、ジョンに侯爵を始末させて、娘を助ければ万々歳ってことなんだと思うんですが、あんなに狡
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.7

マッコールさん、強すぎて最早ホラー映画になってた笑

けど、今回の敵は今までで一番最悪のド畜生なので、まったく気にならないマッコールさんの残虐性。

一作目で日用品を駆使して悪党共をこれでもかってくら
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.7

インディアン側、白人側、人種間の争いで板挟みになりながら、一家の主としての一面もある複雑な役柄を見事演じきったレオ様に感激。
デニーロが出ている作品なのに、デニーロ以上に口がへの字に曲がったような表情
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.3

登場人物が多すぎて途中、誰の話をしているのかわからなくなってしまうところがシンドかった。

情報過多でついていけなかったなぁという印象

ゲーム(1997年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

一番冒頭の会員制バーで、マイケル・ダグラスに
『羨ましぃ、何も知らない状態でまた最初からゲームに参加してみたいですなぁ』的なセリフを話すシーン、おしゃれすぎる。
まさにこの映画を全て見終わった我々の事
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

3.5

海江田がなにをしたかったのか、微塵もわからないまま終わってしまうので、流石にこれでは一本の映画としては成り立ってない気がした。

それでも、大沢たかおははまり役で、素敵な笑みを保ちつつシーバットを操る
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パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.8

フィンチャーの新作『ザ・キラー』が公開されたから、過去作で見逃してるやつを観たくなって鑑賞。

フィンチャー作品の中で一番見やすくて、万人受けしそう。
だけど、フィンチャーの良さがバッキバキに出てるの
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スコア(2001年製作の映画)

3.3

本題に入るまでが長い、、、、
デニーロ×ノートン劣化版オーシャンズシリーズみたいな感じ。

この二人をもってしても脚本がだめすぎてあんまり面白くなかった。
しかし、
所々のセリフの言い回しとかはやっぱ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.3

薄気味悪さが尋常じゃない

それ以上も以下もない感じ

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

最高でした。

終盤で、
お父さんが主人公の喉を触って、なんとか娘の歌声を感じ取ろうとしているところが、
この素晴らしい歌声をお父さんにも聞かせてあげたぃ!!というジレンマと
親が子供を信じて背中を押
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アウシュヴィッツの生還者(2021年製作の映画)

3.5

小さい映画館でしか上映してない作品だけど、
すごく良かった。

アウシュビッツから生還した主人公は、体はシャバに出れたけど、ずっと心を囚われたままってことを、じっくり見せつけてくる演出が凄く作品の物語
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

3.9

説明的な演出ゼロ、情景描写と役者の演技オンリーで、戦争体験以前と以後の登場人物達の心境の変化を繊細に描ききってる傑作!

イツメンとの結婚式パーティーと鹿狩り2daysで
楽しいどんちゃん騒ぎかとおも
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.5

前半部は過去の回想シーンがよかった、
インディージョーンズのテーマが流れて、列車の上で戦うところなど、これこれ!って感じがある。
しかし、その後、前半部の現在のインディージョーンズに戻ってからが少しダ
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

映画のサイズでやるにはストーリーがしょぼいなという印象
今までの劇場版と毛並みが違う渋い仕上がりにしたかったのかなぁって感じがするけど、
その渋さを上手く醸し出すのに失敗していて、
味わいのある作品と
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リベリオン(2002年製作の映画)

3.4

有名なガン・カタが遂に観れて、それだけで嬉しかった笑

マトリックスのパクリ感半端ないし、色々ツッコミどころありすぎで色んな意味で面白い映画です。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.0

仮面ライダーの本来持っているカッコ良さと、庵野秀明イズムの融合がすごく見ていて気持ちよかったです。 

仮面ライダーの原作やシリーズに造詣の深い人が観ると、色々気になってしまう点があって賛否が別れてい
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バビロン(2021年製作の映画)

5.0

レッチリの東京ドームライブの翌日に観にいってしまって、体の中に感動エネルギーが充満しすぎて破裂寸前です。

ものすごい良くてとにかく色々語りたいけども今は自分の脳みそを休憩させないとダメだ。

強いて
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閉ざされた森(2003年製作の映画)

4.0

さいっっっつこうにカッコいい
ジョン・トラボルタとサミュエルエルジャクソンが見たいならこれを観てください

ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.5

クリスチャン・ベールの役どころが今回非常に複雑で難しいと思うんだけど、やっぱ流石
 
しっかり、複雑な心境をラストの少ないセリフと表情で魅せてくれて、あそこだけで合格点な作品でしたねー

けど、序盤が
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.9

やっぱりお前が黒幕だったんかーい感は
否めないですが、そもそもミステリー的な仕掛けで魅せる映画というより、
ナイブズアウトは従来の名探偵ものの
鉄板シナリオである、
さすらいのとんでもない頭のキレを持
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生きててよかった(2022年製作の映画)

4.5

本物の日本版ロッキーだ。
邦画ボクシング映画で1番好き。
いや、というか今まで見てきた格闘技に関する映画の中でトップに入る作品だとおもいました。

正統派なボクシング映画とは一線を画す内容だけど、冒頭
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.4

韓国映画のロードムービーって初めて観た。
今まで感じたことの無い不思議な感覚を覚えました。
韓国映画っていうか、是枝監督だから日本映画とも言えるのか。

おっぱい飲ませれるか否かで、母親としていかがな
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運び屋(2018年製作の映画)

4.1

今まで見てきたイーストウッド監督作品の中で1番好きかもしれない。

イーストウッド演じる、
退役軍人で90歳の白人頑固お爺ちゃんアールの言動からは今回も古き良きアメリカの光と影を感じる。

ドラッグを
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グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

2.0

鼻持ちならないタランティーノのパクリ映画って感じで、観ていて終始気分が悪かったです。

下品な殺戮シーンや無駄な会話など、一見するとブロークンな演出やサンプリング的な表現技法でもタランティーノがカッコ
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.8

MCUシリーズは回を増すごとにシリアスに寄っていくのが観ていて偶に疲れる時があるから、
マイティーソーシリーズの新作がギャグ路線で
中和してくれるお陰で見続けられる。

ギャグばっかりかと思いきや、セ
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.2

序盤は重要そうな登場人物が複数出てくるし、
政治サスペンスと惨殺事件の2軸でストーリーが複雑に展開するので、映画のテーマがわかりずらい構造になっている。
最初はこの作りにすこし混乱するんだけど、これは
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