大西辰明さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

大西辰明

大西辰明

映画(121)
ドラマ(2)
アニメ(0)

グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

2.0

鼻持ちならないタランティーノのパクリ映画って感じで、観ていて終始気分が悪かったです。

下品な殺戮シーンや無駄な会話など、一見するとブロークンな演出やサンプリング的な表現技法でもタランティーノがカッコ
>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.8

MCUシリーズは回を増すごとにシリアスに寄っていくのが観ていて偶に疲れる時があるから、
マイティーソーシリーズの新作がギャグ路線で
中和してくれるお陰で見続けられる。

ギャグばっかりかと思いきや、セ
>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

4.2

序盤は重要そうな登場人物が複数出てくるし、
政治サスペンスと惨殺事件の2軸でストーリーが複雑に展開するので、映画のテーマがわかりずらい構造になっている。
最初はこの作りにすこし混乱するんだけど、これは
>>続きを読む

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.7

社会派映画の傑作だ。
今まで見てきた社会派の作品の中でベスト1になりました。
なぜそこまで言えるのか具体的に語っていきます。

・社会的問題を自分事として考えさせる圧倒的なカメラワーク

この映画は終
>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.7

ルッキズムが良いとか悪いとか自己肯定感が高いだの低いだの言われてもうかなり経っているけど、一番大切なのは他人が自分をどう見るか、評価するかでは無く、
自分が自らを信じれているかどうかってことをものすご
>>続きを読む

ウォー・ドッグス(2016年製作の映画)

3.7

ハングオーバー!シリーズの監督が撮った
武器商人版ウルフオブウォール・ストリート
しかし、ウルフオブウォールストリートほど金に目が眩んでおかしくなる狂人描写に切れ味が足りないので、少し霞んで見える、良
>>続きを読む

ウォーリアー(2011年製作の映画)

3.6

最近総合格闘技にどハマりしていて
それ系の映画とか無いかなーと探してたらまさかのみんな大好きトムハーディが主演でやってたのでアマプラで鑑賞!
前半から中盤にかけて主人公の兄弟二人の因縁をうまくぼやかし
>>続きを読む

ロッキー2(1979年製作の映画)

4.2

やっぱり男は女で変わるよね、、
ロッキー1よりかなりヒロイックな要素が強くて観やすい、素直にビンビンにテンションが上がる映画で大好物でした。

映画が本来持っている、見るだけでなんか元気になる多幸感が
>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.8

間違ってもコレを観て、
『あぁやっぱり男はコレくらい熱くて素直なやつじゃなきゃだめだよな』とか思ってはいけない
これは池松壮亮が映画の中でやってるから認められるわけであって


とは思いつつも、
やっ
>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.7

くるしぃ、、、、くるしすぎてレビューが何も思い浮かばないぐらいどん底に叩き落とされる内容だった、、、、

何もない田舎の港町のどこまでも荒涼とした雰囲気が兄妹の生き地獄のような暮らしとリンクしてるよう
>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.4

9月はnopeにブレットトレインと自分的に観たかった作品が2連続公開でテンション高い月だった。
そんな中、原作"伊坂幸太郎"、主演ブラピとあってこの時期も相まってかなり期待感を高くもって見に行ってしま
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.9

ホラー、SF、家族との絆、いろんな要素が盛り沢山だけど、
映画業界の搾取構造みたいなものを問題提起するという一本の軸はしっかりあって、まとまっているから、一度で5度くらい美味しい映画だった。
2時間半
>>続きを読む

ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

3.5

ヒップホップなどのポップミュージックから後追いで好きになった70年代、80年代のブラックミュージックが当時の黒人達の悲哀を歌ってるものだとこの映画を通して知れて良かった。

BGMと70年代、80年代
>>続きを読む

劇場版 機動戦士ガンダム00(ダブルオー)-A wakening of the Trailblazer-(2010年製作の映画)

3.7

テレビシリーズの続編の劇場版として楽しめる作品だったし、初見でこういった作品を観る人はあんまりいないと思うからそれでいいと思った。

世界平和の実現、ラブストーリー、人類の宇宙への進出など扱うテーマが
>>続きを読む

トリプル・フロンティア(2019年製作の映画)

2.9

やり手の元米兵たちが、麻薬王の隠し金庫を襲撃するグレーな任務に参加、
最初は簡単な任務だと思っていたが、グレーな任務だけに現役の時とは勝手が違い、金に目が眩んだことが原因で思わぬハプニングに見舞われて
>>続きを読む

砂の城(2017年製作の映画)

3.1

戦場での理不尽さをリアルに淡々と描く
戦争映画。

主人公は学費を稼ぐため出稼ぎ感覚でイラク戦争に参加した新人米兵。
嫌々任務に参加するが、仲間の死や、現地の人たちの辛い環境を目の当たりにし、兵士とし
>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.2

ラストのマッツのジャズダンスシーンはいいんだけど
そこにたどり着くまでが鈍重に感じた、

この映画を観て初めて知って驚いたんだけど
デンマークは飲酒に対する年齢制限がなく、お店では16歳からお酒を買う
>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

一作目のセルフオマージュ的な作品として
物凄いクオリティーだった

初っ端の皆さんご存知テーマ曲デンジャーゾーンとdolby atmos(劇場で観る人は絶対推奨)で鳴り響く轟音のF-18の発進音を聴く
>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.8

夕日に浮かぶF-14がとにかくカッコいい
あったかい季節になると観たくなる作品

今観ても新鮮さはこれといってないけど、初っ端から流れる主題歌デンジャーゾーンと合わせて空母から飛び立つ戦闘機を観ると、
>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.6

キングスマンにしてはシリアス過ぎてて、
これだと普通の軍記物とスパイ映画を足して2で割ったやつって感じ

オールド(2021年製作の映画)

3.4

なぜこの島で老化が加速するのかわかってから、ストーリーの展開が鈍重に感じた

斬新なストーリーだなと思って見始めただけに、間延びを顕著に感じた。

老化が進むのをCGとかでリアルタイムで見せるのではな
>>続きを読む

友情にSOS(2022年製作の映画)

3.7

BLM問題の歯痒さをすごく感じる、いい脚本

最新のヒップホップ系のBGMもよくて楽しかった

ラストの主人公ドアップは人種差別問題の辛さをワンカットでよく表したいい演出だなぁと思った

さがす(2022年製作の映画)

4.5

なるべくリサーチをせずに今すぐにみた方がいい

最近見た邦画の中でベスト

サスペンスを主軸に置きながら、それぞれの人物の心情を圧倒的な演技と演出で見事に描ききっている。

佐藤ジロー演じるダメ親父、
>>続きを読む

イノセンス(2004年製作の映画)

3.5

事件の真相がわかりそうなシーンで
バトーや少佐が
『なるほど〜ならずんば、〜なりて/&#PX/&ということね🚬』

みたいな感じで、
中国の諺がたくさん出てきて
毎度のごとく何にも細かいストーリーのデ
>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

刑務所の中で話が進んでいくので、
背景とかあまり変わらないのに、全く飽きずに見続けられる脚本の凄さが半端じゃない

ムショから出てもシャバの生活に馴染めず自殺してしまった老人ブルックス
脱獄したアンデ
>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.2

ノマドの生き方を否定するわけでもなく、賛美するわけでもなく、割と中立な立場で見せてくれるのが好感をもてた

キャンプがしたくなる

話に起伏がなさすぎで少し眠くなるので3.2

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

エヴァの時と違い庵野監督が楽しみながら映画を作ってるのがひしひしと伝わってくる、

軽快なストーリー展開とウルトラマンだからこそ許される独特の荒唐無稽さが観ていて気持ちよかった〜

我々日本人の記憶に
>>続きを読む

ザ・ゲスト(2014年製作の映画)

3.3

身近にいたあの人が実は〇〇だった系ジャンル映画が大好きなので、割と好きなんだけど

主人公の正体がバレた後が先を予測し易すぎて後半ダレる

そんなに長くないからそこが救い

BGMの使い方とかは結構お
>>続きを読む

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.5

セリフ回しがなんか、あんますぎじゃなかった、
キャラが口を開く度に、うるせぇwとツッコミたくなってしまった

これは俺が『坊や』だからなのか

クスイガンダムが縦横無尽に空を駆けるのかと思ってたらそれ
>>続きを読む

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.4

前編がミステリーを中心で引っ張っていたのに対して、後編で大体コイツが全て知ってるんだろうなってある程度わかってから、ヒューマンドラマに一気に切り替えていくんだけど、
法廷でダラダラ説明的なキャラクター
>>続きを読む

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.8

何故事件が起こったのか、告発文の謎など、気になるポイントがたくさんあって引きが強かった
2時間あっという間。

しかし、話が大きく展開する起点となるポイントが全て偶々起きたことで片付いてしまうことに物
>>続きを読む

アフタースクール(2008年製作の映画)

3.5

鍵泥棒のメソッドを観てから、すぐ観てしまった
ため画面に映るもの全てミスリードだと思ってみてしまうので、
伝えたいことや俳優の演技まで目がいかなかった。

最後にカラクリがわかる系の映画は連チャンで見
>>続きを読む