masososoさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.6

FLASH予習第5弾。
『バットマンvsスーパーマン』で雑にちょい出しされながら圧倒的な存在感を発揮していたワンダーウーマンの過去に迫る。

見せ方は前2作より大分マシになったけどやっぱり長えよ。前半
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怪物(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

主観が切り替わり事象を色んな角度から見つめ直す。

空気作りが見事。
不穏な空気感から息子を必死で守ろうとする早織に自然と感情移入させられる。
それ故に学校側の無感情な対応にフラストレーションを溜めさ
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.4

うーん。まあこんなもんかって感じだな。
だって『バットマンvsスーパーマン』ってこのタイトルの時点で誰もが勝負になるの?!って思うじゃん。
純粋な戦闘力に差がありすぎるよ。案の定クリプトナイトによって
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.8

掴みからいいねー。
最初の10秒でこの映画は安心してみて良いんだって気持ちにさせられた。
予感に間違いなし、麻薬捜査の話のはずなのに不穏さのカケラもなし。
頭空っぽにして笑わせてくれる。

そんな作風
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.6

FLASH予習第三弾。
評価の低さの割にええやんけ。
戦闘描写はかなり好みよ。
今作のヴィランであるゾッドにも彼なりの大義があるというのが芯を生んでてこれまた良き。地球人とスーパーマンとの共闘感も良き
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

余白に満ちた映画。
鑑賞する側に委ねられてる部分が多く感じ取るものも人によって大きく異なりそう。

そもそもの映画の構成自体もそう。
物語の主人公であるソフィが大人になってから過去のビデオを見返す。
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男と女と魚料理(2022年製作の映画)

-

全ての情報を知っておく必要はないが、常に新しいものを学ぶ姿勢を持っていることが大切です。

選択肢を増やす。未来を掴むために正しい知識を持っておくということは必要だけど、それ以上に無知故に他者を傷つけ
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バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

3.8

めっちゃわろうた。ツッコミ入れながら見てた。コメディとして好きすぎる。

路駐してたらハックされて改造されるバットモービル。セキュリティどないやねん。

キャットウーマンに唇を舐められた後にすぐにペロ
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バットマン(1989年製作の映画)

3.7

FLASH予習。

まずつかみのシーンがいいね。
家族連れがビクビクしながら街を歩いていて親父が「観光客だと思われるな。」
これだけでゴッサムシティがどういう街で世間からどう思われてるかがよくわかる。
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.7

アクションがすごい!というか超次元戦闘の見せ方が上手い。漫画的。
彼等の中にも純然たる能力の差は存在してて如何にその能力インフレを映像化するかというのが抜群だった。

前作は日常パートがしっかりあった
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.7

ロッキーシリーズの続編からクリードのサーガへと昇華する。その為にロッキーを絡ませなかったのは判るけれど、あれだけクリードの人生に深く繋がった人物が全くの音沙汰なしは無理がある。フェードアウトさせるので>>続きを読む

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

復習その2
以前見た時とドラゴ親子に対する印象は変わらなかったけど、直近でロッキーシリーズを続けて見ているからかクリードに対しての見方は少し変わったな。

ロッキーだって何度も挫けて不貞ていたんだ。だ
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.8

新作に向けてシリーズの復習をば。

単にロッキーの名前を冠しただけの新シリーズには終わらない。
ロッキーがトレーナーになってアポロの息子を鍛えるっ言うのがありきたりながら熱くならざるを得ない。

試合
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マーサ(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

世界からみんなが消えたんじゃなく
世界から消えようとしてたのが君の方だったんだね。

ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.9

おっもしろい!
おバカなゾンビコメディだけどそれだけでは終わらない。男の友情!

全然怖くなく楽しく見れるんだけどゾンビ自体のスリルはなかなかでそれなりにハラハラ要素もある。

ケンドル役のハルストン
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

暖か〜い郷愁。
丁寧に丁寧に宝物のように少年時代のキラキラした夏休みの情景が描かれている。
どうあったって心にジワリとくるものがあるでしょうよ。

ヒサちゃん、タケちゃんはもちろんのこと脇を固める各役
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(2017年製作の映画)

-

昔交際していた男女が再開して...
お互いが過去として消化しきれていないようなもどかしい空気感。
何かの期待が表れているのか。

中村ゆりさん雰囲気があるなあ、、あんな感じで極々僅かに匂わせてくるだけ
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

うーん。凡作。
ワイスピ最終章のpart1という位置付けなので単体では決着がつかないのは仕方がないにしても一つの作品である以上なにかしらのまとまった形にはしてほしいわ。

メンバー達の別行動が本筋に全
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なかなかにハラハラさせてくれた。
時系列を弄って謎が解明するプロットよくあるけど結構好み。

シリアスな話のはずだけど工藤クズキャラがコミカルでちょいちょいわらかしてくるのも嫌いじゃなかった。

金庫
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.9

夢の国の傍に佇む安モーテル。
そこに息づくのは低所得者の独特なコミュニティ。
ヘイリーはお世辞にも素晴らしい母親とは言えないのかもしれないけど、ムーニーに対して偽りない愛情を注いでいるし、当のムーニー
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ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

3.4

造形センスがえげついんじゃ。
サイコショッカーとかギタラクルの元ネタなんかねえ。
グラサンデブが好き。

ジュリアの濡れ場に需要はないです。

スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

すげぇぇ...

異能力バトルの元祖と言ってもいい作品なのかな。
パッと思いついたのはGANTZの桜井と坂田。鼻血を出しながら相手の体内をスキャンして爆破させるってまんまじゃないか!
ストーリー展開な
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

雰囲気はすごく好き。
狂気を孕んだ緊張感がずっと続く。

ただやはり2時間40分は長いな。
作品自体が余白が多いしわかり易く派手な展開があるタイプでもない。
クラシックの知識がないと置いてけぼりになる
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バタリアン(1985年製作の映画)

3.7

かなり好きかも。
名人級の取り乱し芸。

知能もあって運動能力も人と遜色ないゾンビ。走るゾンビって最近のものかと思ってたけど前からあったんだな。

恐怖の場面に不釣り合いなファンキーな選曲がいい。これ
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.5

非常に評判が良い作品だったので期待していたのだけど個人的には刺さってこなかったな。

親の愛を受けられない一果と母親になることの叶わない凪沙の関わり。
「私達のような人間は1人で生きていくしかないの。
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.5

メガロドンがいたのは深海のさらに奥深く、特殊な層によって高い水温を保っておりその環境下で生息していた。
層よりも上に上がると急に深海の低温にさらされるためこれまで出ることができなかったが、救命艇の通り
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西洋ワサビ(2020年製作の映画)

-

めちゃくちゃ不穏な音楽と不安になる顔の謎の男だ。

タイムループの中に囚われているみたいな自分の認知の外のお話好きだ。

向かい風(2022年製作の映画)

-

ええな。

とっくみあいのようなじゃれ合いで笑顔になれる熟年夫婦。
ほっこりしましたわ。


冒頭の真っ赤な風車。最近どこかで見たと思ったらまんまE.Oにも同じカットがあったやな。

10番/Numéro 10/背番号10(2019年製作の映画)

-

サッカー選手を夢見る少女アワと法学の勉強を優先させたい父。

やりたいことが見つからない人間がどれだけ多いことか。
情熱を傾ける対象を見つけることができた彼女はとても幸せだ。
親がその幸せを奪うような
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いつか王子様が現れて(2016年製作の映画)

3.5

かわいいシュールっていいもんなのだ。

色彩、音楽、世界観どれをとっても可愛らしい。日の丸構図なアングルといいどこかウェスアンダーソン調。

綿菓子の女の子が何事もないかのように拘束されてるの不憫だけ
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ジャックは一体何をした?(2017年製作の映画)

-

うわぁ...全く意味わかんねえ。
イレイザーヘッド味を感じてたらやっぱりリンチじゃねえかよ。
合わないのかな...

MAHOROBA(2021年製作の映画)

4.0

え......天才?
センスの塊だ。バーバパパに出会ったときの衝撃に近い何か。

現代社会に対する風刺も効いてるけどそういうの置いといて映像としてすごく面白いし、個人的好みに突き刺さってきたな。

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スーパー!(2010年製作の映画)

3.7

キックアスみたいだなって思ったけど制作は同じ2010年。
この手のアメコミヒーローに憧れたなんちゃってヒーローコメディって結構ありがちなプロットなのかな。

フランクは何気に最初っから箍の外れたサイコ
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.7

『ワールドエンド』みたいな馬鹿酒飲みのくだらない話かと思ったら素晴らしい人生訓の映画じゃないか。

血中アルコール濃度を0.05%に保つと人生が輝き出してうまく行くって?
そんな訳ないんだ。酒の力を借
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EO イーオー(2022年製作の映画)

3.6

声高に叫ばれる動物愛護は果たして彼らの為のものなのか。

人間のエゴによって意図しない放浪を余儀なくされるEO。
サッカーのサポーターや毛皮業者?のような暴力的な人間と、対して一見親切そうな人間が出て
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前作にドハマりだったから配信ずっと待ってた!

流石にキャラ設定なんかだいぶ忘れちゃってたけど関係なく楽しめたな。
ギャグとシリアスのバランスが絶妙でテンポもいいからアクションコメディのお手本みたいな
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