TaroYamadaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

TaroYamada

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ソウォン 願い(2013年製作の映画)

3.5

この題材を選び、世に問おうとした制作者の姿勢は凄いし、頭が下がる思いだ

事件を映画という形にする事は決して正しい事では無いのかも知れない
被害者の心情を慮ればそれは当然考えつく筈

性的暴行事件では
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トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

2.5

長い、疲れる、、これが正直な感想
2時間45分で5回寝落ちしました
長さに伴う面白さも無くて、中国シークエンスは腕時計で残り時間ばかり気にしてしまう始末

トランスフォーマーは変身に目がついて行かずに
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LIFE!(2013年製作の映画)

3.5

今年公開作品ながら遅れて鑑賞
世評は賛否分かれる様だが、極私的には良作だと思う

”SNL”出身ながらコメディアンだけに止まらない、ベン・スティラーの監督主演作

作品はウエストサイド・ストーリーのソ
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STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

2.5

150席弱の劇場はチケット完売満席、夜の回という事もあり観客は大人だけ
”ドラ泣きしませんか?”のキャッチ通り、ウルッと来る場面もあるが、それ以上に寂しい感覚を覚えた

「STAND BY ME ドラ
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親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.0

パク・チャヌク、”復讐”3部作の内の1作
主演のイ・ヨンエが素晴らしく、話の展開も想像を超えた、2時間満喫出来る良作

今作の成功はイ・ヨンエが全て、そう言ってもおかしくない程素晴らしい
”チャングム
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.0

午前10時の映画祭で観る

様々な先入観も有ったが、公開から25年経った今でも十分に楽しめる良作だった

公開当時、宮沢りえのデビューライブを観る為に大阪を訪れて、時間潰しの為に映画を観ようと迷った内
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エイトレンジャー2(2014年製作の映画)

2.5

マイルの埋め草でと思ったけど、普通に面白かった

おふざけ感が満載で関ジャニ∞のコント番組の延長の様な作り方だが、最近公開された同種の作品「薔薇色のブー子」よりは遥かにクオリティが高く、笑いもドラマ性
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るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

2.0

殺陣回り、正直お腹いっぱいです
アクションシーン多過ぎてダンスにしか見えません
効果音も劇伴も煩いです、エンドロールの挿入歌はまた不釣り合いなバーター楽曲

劇中3度、登場人物に心情を独白させるシーン
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

1.5

今晩、本作の続編をレイトショーで見るので予習

正直、かなりつまらない…

幕末、維新の時代を人斬りとして生きた緋村剣心(抜刀斎)を軸に描く、漫画原作のダークヒーロー活劇で、バットマンのダークナイトシ
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.0

原作漫画は既読だったが、映画化で話を変えているので十分楽しめた、面白い

前半にはコミカルなシーンが少し有り、後半のエスカレートする暴力シーン、悲惨な内容になる話と上手く対比出来ていて工夫されている
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間宮兄弟(2006年製作の映画)

2.5

佐々木蔵之介、塚地武雅扮する男兄弟のファンタジーコメディ
ありそうであり得ない話だけど、ほのぼの肩の力を抜いて楽しめた

監督は森田芳光、オーダーに応えキッチリ作り上げる事が出来るプロの映画監督であり
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幕末高校生(2014年製作の映画)

1.5

何か残念な出来…

時代劇を作るのは伝言ゲームみたいなもので、制作者が都度都度、原点に立ち返り資料を漁り、史実を洗わなければ、厚みのある作品にはならない
例えそれが、エンタテインメントに振れた作品であ
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.5

新作のゴジラを見るにはIMAX3Dが良かろうと成田まで出向き鑑賞

この選択は大正解!
IMAXというフォーマットとゴジラのコンテンツとしての魅力が十分に発揮され、時間を忘れて見入ってしまった

監督
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なまいきチョルベンと水夫さん(1964年製作の映画)

3.0

寓話の箱庭世界に迷い込んだ様な気分になる、不思議な魅力を持った作品

1964年制作という事でカラー作品ながら、かなり退色した画調となっているが、それが作品の実写でありながら絵本の中に居る様な世界観に
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.0

ラスト30分でグッと収めてくるが、それまでの1時間半がかなりキツい…

話の流れに断層がある、1時間半の流れがラスト30分に収束していかない

主人公の臆病さも、マーニーに対しての行動だけには豹変して
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.5

どこが良いとは言いにくいが、何と無く気に入った

ハリウッド映画お得意の実話を基にした作品、そして最近よく取り上げられる70年代が描かれている

以下、箇条書きで気に入った点を…

①クリスチャン・ベ
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.5

少しだけの出演だが主人公の叔父(養父)役のマーティン・シーンが素晴らしい

主人公をいつも暖かく見守り、時には厳しく、でも最終的には味方になってくれる
アメリカ人の穏やかな父性を体現している

フレー
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インセプション(2010年製作の映画)

3.5

実に面倒くさい映画、見るのに一苦労する…

簡単に言えば産業スパイのお話、しかしそれは全く関係無くなる位に話は進行してゆく

夢を具現化された映像世界を潤沢な予算を使い創り上げるとこうなるのか!と程々
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エスケイプ・フロム・トゥモロー(2013年製作の映画)

-

スコアは0.5点です
(システム上、表示されません)
D社の訴訟の恐怖に負けずに今作を制作した蛮勇に0.5点

ネタを思いついたとしてもバカバカしくて誰もやらない事をしているのには感心するが、
内容は
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複製された男(2013年製作の映画)

2.5

不条理劇?微妙な感じ…

始めからずっと居心地の悪い画調で作品は進行する、見ていて不愉快と言うか、座りの悪い、バランスの良くない画調

意味有り気な、そうで無さそうなシーン、カットが劇中ポツポツと
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.5

今更ながらに鑑賞
ヒース・レジャーの常軌を逸したジョーカーの演技に驚嘆
人間の二面性、善と悪、誰しももち得る物としての葛藤を、
バッドマンとジョーカー、ハービー・デントとトゥーフェイスを使い端的に描い
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ダイバージェント(2013年製作の映画)

3.0

長い、、前半1時間をもう少し切れないかなと思う
後半に入り話の全貌が見えて来ると尻上がりに良くなる

自らと他者の違いを認識し、恐怖を克服し、他者を寛容する心を持つ
それが出来ないと、男女の対立、仲間
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ナショナル・シアター・ライヴ 2015「ザ・オーディエンス」(2014年製作の映画)

3.0

6月28日
ロンドンの劇場で行われた”ナショナル・シアター”の演劇作品を開幕前から閉幕まで会場にいる気分を味わえる、ライブビューイングで楽しめるプログラム

2幕物のストレートプレイで幕間休憩がある、
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生きる(1952年製作の映画)

5.0

黒澤明の事もろくに知らない頃、中学の頃だったか、CXのゴールデン洋画劇場枠で初めて観た

その頃、同枠では年に1度黒澤作品をオンエアしており、その年は「生きる」が放映された

白黒で暗そうな映画、ボソ
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.0

息苦しい程の緊張感が持続し、最期の”死のバレエ”で結末を迎える
制作時から40年以上経っても色褪せない傑作

ストーリーは知っていたし、TV放映時になんとなくは観ていた、勿論ラストシーンも知っていた
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パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(2013年製作の映画)

2.5

ランタイム2時間超の作品だがまずまず楽しめる
演奏シーンを吹き替え無しで出来るキャスト(主役、制作総指揮も兼ねるデヴィッド・ギャレット)無しには成り立たない作品
パガニーニの半生を描いているが史実に忠
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ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

2.5

可もなく不可もなく…言葉悪く言えば、ウディ・アレンのセカンドラインの様な作品
自身の作品のパロディと言うか、フォロワーの作品に自ら出演するのはそれだけ気に入っての事か
文化のギャップを描く作風は、ウデ
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.0

2012年3月11日
六本木のTOHOシネマズで期間限定R18バージョンを観る
…うーむ、タイトルバックの数分が一番良かった
移民の歌をバックにブラックメタリックがヌルヌル動く映像がスタイリッシュ、流
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DOCUMENTARY of AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?(2013年製作の映画)

1.5

2013年2月23日
1年のおさらいを見ても、日々の出来事がエスカレートしていってるので、見ていても今更感が出てしまう
私が初めてAKB見た時の楽しさは既に現在進行形のAKBからは失われているのかも知
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.0

2012年10月17日
箇条書きで感想
●2時間余り気持ちキレずに見られた
●アクションシーンじゃない部分が良かった
●車集めに金掛けてるな…マイバッハ迄動員してた、アリスト壊してるし…
●フィクサー
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テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

2.0

2012年5月4日
前半部分がほぼ原作通りの展開、後半は創作翻案部分
正直、翻案部分の出来が良くない、ギャグと悪ふざけの境目が曖昧になり少し度が過ぎている
しかし、上戸彩の肢体は今作の最大の魅力と言え
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怪しい彼女(2014年製作の映画)

3.5

思わぬ掘り出し物だった
3回泣いてしまいました…
最初はどうなる事かと思ったが、尻上がりに良くなっていった
”アナ〜”や”マレフィセント”など男女の愛情ではない家族の愛情を真の愛情として取り上げる作品
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踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(2012年製作の映画)

1.0

2012年10月8日
最終上映回ながら半分近い入り、やはりレイトショー価格は入り易いか
レギュラー放送からリアルタイムで見て、途中追いかけて無かった身としてはやはりというか
正直寂しい思いになった
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

2012年10月8日
実話に基づくストーリーという前提が説明されなければ、都合の良い創りだなと斜に構えて見てしまいそう
「大逆転」「マイフェアレディ」に似た通底するものはあるが、資産家側の皮肉屋ながら
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アルゴ(2012年製作の映画)

4.0

2012年10月26日
「ミュンヘン」や「シリアナ」を想像していたが、ハッピーエンドと知りつつ、後半の息をつかせぬ展開は気が抜けない
16ミリ→35ミリのブローアップはそんなに分からないが、
昨今の映
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E.T.(1982年製作の映画)

5.0

リアルタイムで観て以来、一度も再見していない、子供の時に感動した気持ちを忘れたくないから…もし、がっかりしたり、大したことないと感じたら怖いのです
封切の次の日、日曜日の朝早く、梅田の映画館で観た、物
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