TaroYamadaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

TaroYamada

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.5

ポップススタンダードを劇伴に使った制作者の勝利
アヴァンタイトルから”Guardians of the Galaxy”のタイトルロゴが決まり何故か感涙、こういう流れって僅か10分〜15分程度だけど、楽
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.0

TOHO日本橋スクリーン7、TCX×ドルビーアトモスで鑑賞、ドルビーのムービーは流れたが、TCXのムービーは流れず、TCXスクリーンがシネスコサイズの為、本作がビスタサイズだからか?

とりあえずの感
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ルパン三世(2014年製作の映画)

2.5

モンキー・パンチ原作というよりは、連綿と続くアニメ版を原作にしたと言うべき作品
しかしながら、そのアニメ版を意識し過ぎた作り、偉大なシリーズだけに影響を受けるのは仕方ない事としても、それは制作段階で分
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るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

2.5

結局3作観てしまった”るろうに剣心”シリーズの最終章、最初から最後まで漫画を映画化した世界観と気持ちがすれ違ったまま終わってしまった、結局私には合わなかった

明治政府に対して、維新に費やした人的代償
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舞妓はレディ(2014年製作の映画)

3.5

良かったー!
笑いも涙もあり素晴らしい作品、当たって欲しい作品です…が私が入った回は20人くらいの入りでした

小柄で眉毛と眼、頬に特徴の有る、言葉は悪いがチンチクリン、だけど愛嬌の有る主演の上白石萌
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イン・ザ・ヒーロー(2014年製作の映画)

2.0

平日最終回で13人、日本橋はレイトショー料金が適応されないので順当な入りか

正直言って余り面白くない、2時間を超える上映時間は長い、福士蒼汰の家族のエピソードは消化不良で要らないじゃないかと思う
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.0

なかなか面白かった
最近の作品としては「イントゥ・ザ・ストーム」と同じ位に何も考えないで楽しめるかも
時間も100分少しで手軽に見るにはオススメです

本作はネタバレを書くと本当に作品を楽しめなくなる
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ローマの教室で 我らの佳き日々(2012年製作の映画)

2.0

どんな映画だった?と問われれば、ある種、ドキュメンタリーに近い作品だった様に思う

先入観で、イタリア版の金八先生か、山田洋次「学校」の様なものを想像し、主要登場人物が手を取り合って、何か立て直すとか
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NO(2012年製作の映画)

2.0

ヒューマントラスト有楽町、土曜のラスト回、五分の入りはまずまずか

チリの軍政、ピノチェト政権崩壊への道を付けた国民投票を広告屋仕切りでキャンペーンした実話に基づく作品

サイズはスタンダードでビデオ
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イヴ・サンローラン(2014年製作の映画)

4.0

良かった…オープニングからアヴァンタイトルの構成で魅入ってしまい、作品世界に没入出来た

イヴ・サンローラン本人が亡くなってまだ6年、関係者の多くは未だ存命な中でよくこんなに赤裸々に人格に踏み込む所ま
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.0

全編2時間を観て…息苦しい、それが第一の感想、クローズアップ主体の撮影だけが理由では無く、作品を虚構だと思えないからなのだろう

北海道函館に住む、一組の男女、女性の家族、人間関係を描く物語、原作は2
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東京家族(2012年製作の映画)

3.0

小津安二郎「東京物語」を下敷きに現代風に翻案した作品、小津版を全く意識しなければ十分良い作品だった…しかし、頭から小津版を払拭させる訳にも行かず

橋爪功の方言を使った笠智衆ばりの受け答え、中嶋朋子と
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サンシャイン 歌声が響く街(2013年製作の映画)

2.0

エジンバラを舞台にしたある家族を中心にしたミュージカル映画、曲にこれ!といったキラーチューンが無く、楽曲が入る分、ドラマ部分も話が薄く感じる

戦争の爪痕が残る若者、恋人達の出会いと別れ、長年連れ添っ
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グレート・ビューティー/追憶のローマ(2013年製作の映画)

2.5

あれ程敷居は高く無いが「甘い生活」の退廃した上流階級の生活の描写や「ベニスに死す」の老いへの恐怖の描き方を思い出す

冒頭から様々なイメージを繋ぎ、象徴的な映像挿入が続き、ああこんな作品なんだ、頭回転
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グレート デイズ! 夢に挑んだ父と子(2014年製作の映画)

2.5

ほんのり、ほっこり、少しウルっと来る佳作
地味な作品だけに集客は少なく、封切当日レイトショー時間帯で20人程度の入りだった

四肢に先天的障害を持つ18歳になろうとしている青年が主人公、フランスの山岳
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マルティニークからの祈り(2014年製作の映画)

2.5

実際に起きた事件に基づく映画化で、まだ数年しか経ていないにも関わらず制作する熱意は素晴らしい

貧困が悪いのか無知が罪なのか、卵が先か鶏が先か…貧困故に、無知故に、犯罪に手を染めてしまった女性の実話を
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バルフィ!人生に唄えば(2012年製作の映画)

4.0

年甲斐も無く泣き過ぎました…お手洗いで鏡を見たら目が真っ赤に、瞼も腫れて…非常に優れた作品だと思う、機会が有れば是非観て頂きたい1本

主人公はダージリン地方に住む聾唖の青年バルフィ、障害を障害と思わ
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TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

1.5

好きか嫌いかと問われれば、全く興味の範疇外なので善し悪しも判断出来ない、部分部分は良いなと思ったり、笑ったりする箇所も有ったけど、全体を観れば面白かったかどうか…

全編ラップで貫く、ジャパニーズヒッ
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

2.0

率直に言ってかなり期待していただけにガッカリ感は著しい
上映時間90分で非常に見やすい作品ではあるが、2本の映画を交互に繋ぎ見た様な違和感が残った

スカーレット・ヨハンソン×チェ・ミンシク×アムール
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.0

静かで美しい田園風景と凄惨な殺人事件、それに関わる人間のドロドロとした生き様、三者の対比が強烈で迫力感じる作品

⚫︎田園風景を撮影したカメラワークが最高

空の青、雲の白、灰色、田圃の色、秋の黄、夏
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ナショナル・シアター・ライヴ 2014「リア王」(2011年製作の映画)

2.5

幕間に20分休憩入れて、3時間45分のランタイム、混雑を避け、敢えて府中のプレミアムスクリーンを選んだのは正解、リクライニングシートでのんびり観る事が出来た
古典の難しさも有り、前回の「ザ・オーディエ
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喰女 クイメ(2014年製作の映画)

2.0

意欲作だが大失敗だと思う
しかし、劇中劇が思いの外面白く、作品全体も卒無く作られているので、駄作という訳でも無い、90分余という時間の短さも良いのだろう

男女の俳優カップルが「真四谷怪談」という芝居
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プロミスト・ランド(2012年製作の映画)

3.5

封切直後の日曜日、一回目二回目と満席が続いていた、”ガス・ヴァン・サント×マット・デイモン”の新作ということも有り、期待の高さだろうか、確かに良かった

シェールガス採掘権買収を巡る、マット・デイモン
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gift(2014年製作の映画)

1.0

映画という言葉の定義は色々あると思う

映倫の審査を受けている、フィルムで撮影している、映画館で上映するから、、等々
しかし、今作を映画と言うのは勘弁して欲しい、色々な面で厳しいと思う

主演の松井玲
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ローマ環状線、めぐりゆく人生たち(2013年製作の映画)

3.0

2013年ベネチア国際映画祭グランプリ作品、同映画祭ではドキュメンタリー映画のグランプリ初受賞となる

イタリアの首都ローマの外環を巡る環状線GRA周辺で暮らす様々な人々の生活を作品として切り取り構成
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イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

3.0

面白かった、単純に楽しめた

こんなに映画見ながら身をすくめたり、仰け反ったりするなんて、全く畑違いだけど、「スター・ウォーズ ep.6」のエンドアでのチェイスシーンを観た時みたいだ

前半の”事前”
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ホットロード(2014年製作の映画)

1.5

合間に挿入される朝夕の湘南の情景が綺麗だった、本編に関しては観る事に根気を要する、良くない

今作を観て、何が心に残ったかと問われればまず第一に湘南の景色が綺麗だった
うっすらと柔らかい光がキラキラし
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

3.0

近年の実在した人物を基に描いた作品だけに制作の苦労を感じられるが、しっかり大団円へ向けての盛り上がりのある良作

しかし、2時間超える長尺でも足らないのかと感じる程エピソードの羅列の様になり、全編を通
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ニューヨーク・ストーリー(1989年製作の映画)

2.5

有名3監督によるニューヨークをテーマにしたオムニバス作品、其々の監督世界のフライヤーの様な感覚で観ればよいかも

ニューヨークに縁の深い3監督によるオムニバス作品で尺は40分ずつの2時間余

スコセッ
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.0

夢の様な話を地獄の様な回想シーンを交え紡いだインドの縮図、エンタテインメントとして昇華されているのが素晴らしい、良作だと思う

過酷なインド社会で一晩でスターダムに、千万長者に成り上がろうとする青年、
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

3.0


37年前の作品、野暮ったいなとも思いつつも魅せられる場面も数多い、結論分かっちゃいても楽しめる良作

心情的に一番盛り上がったのは新冠の警察で渥美清扮する渡辺係長が出て来るシークエンス
高倉健扮する
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バトルフロント(2013年製作の映画)

2.5

スタローン制作・脚本らしい、何も考えずに観てスカッとする作品、ただ映画館よりはテレビ東京の午後のロードショーがピッタリなB級感か滲み出ている

元麻薬取締官の主人公が潜入捜査中の事件の影響でリタイアし
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

友人の上半期No.1との事で勧めに乗ってみた

心が揺さぶられた

原題は「Any day now」

今作は私たちに問いかける
自分の考えや立ち位置はどうなんだ、と
生き方を明確にしなければならない
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ダバング 大胆不敵(2010年製作の映画)

3.0

予定調和でありながら荒唐無稽で勧善懲悪のストーリーを純粋に楽しむ
我々日本人の感覚で最も近いのは歌舞伎の荒事の演目か

観ながら、事ある度にポーズ、視線を決めてくれる主人公”チュルブル・バンディ”に大
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

2.5

正直よく分からない映画、観客が思う以上に話が進んでしまい、スクリーンのこちら側は取り残された気分を味わう

ハーバード大学の研究チームも太鼓判を押した、配達ミスは無いと言われる、ムンバイの弁当配達シス
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宇宙兄弟#0(2014年製作の映画)

1.5

オリジナルストーリーで映画化ということで期待していたが、あっけなく裏切られる

人物のフルショットになれば顔がへのへのもへじレベルに、
多くの人が出るシーンでは顔の書き分けが出来ず書き割りレベルに、
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