TaroYamadaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

TaroYamada

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七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

初めて見たのは映像では無くシナリオだった
高2の時、図書室に有った岩波書店の「全集黒澤明」が初見
それより前にも凄い作品だとは知っていたが、シナリオで読んでも十分凄かった
そして初めて本編を見たのは高
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.0

封切時に観てないので後追いで、今更ですがお勧めです
笑い通しの3時間だった、感覚としては同監督作の「グッド・フェローズ」を思い出す
実話を基にストーリーを紡ぎ出す、同時代を切り取りながらエンタテインメ
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DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?(2014年製作の映画)

1.5

スカラ座に8人、贅沢に観させて頂きました
大前提として今作はAKBの仕組みや何やってきたかを知らなければ興味を持てない作りになっているので、スコアもそれを前提に付けました
一つのドキュメンタリー映画と
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.0

6月10日/iTunes
まぁまぁ面白い
最初の時制のザッピングに乗りきれ無かったが次第に慣れる、慣れない人には好きになれないだろう
繰り返しの主観違いの時制で登場人物への感情移入は容易に
私の気持ち
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.5

6月15日
144席に3割の入り
実に”オトコの子”心をそそらる映画、久々に歓声を上げたり笑ったりしながら見られた
これを映画化出来るなら、いつの日かガンダムの1年戦争をハリウッド版で見てみたい
芦田
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.0

6月15日
驚いた…宇宙シーンは噂に違わぬ素晴らしさだし、ドラマ部分も素晴らしい
視点の変化も違和感なく、ホントにどうやって撮ってんだ?って感嘆する
時間も経過を程よく飛ばして編集しており90分余の上
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罪の手ざわり(2013年製作の映画)

2.5

6月29日
緊張感で疲れる2時間余、実話から創作された4つの話で構成されている、全て救いの無い話
劇中にシンボル的なカットが出て来たり、ストップモーションの2ショットが入ったり、台詞が極端に少なかった
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六月燈の三姉妹(2013年製作の映画)

3.0

6月1日
115席でほぼ満席
鹿児島のお祭り”六月燈”を挟んで前後数日のお話、時制軸が明確なので安心して見られる
一番思ったのは”鹿児島行きたいなー”って事、国の助成、地元の支援を受けての作品だけにそ
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ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

2.5

5月25日
200余席のスクリーンで8分の入り
前半、ヘビーな展開で昨日に続きまた鬱ムービーかと思っていたが、妻夫木聡が緩やかなスーパーマンとなり、最終的にはホッとして終われた
心情が切り替わる時の微
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万能鑑定士Q モナ・リザの瞳(2014年製作の映画)

-

スコアは0.5点です
(システム上、表示出来ません)

6月1日
215席でほぼ満席の入り
フランスで撮影出来るからという気持ちは分かるが、観光旅行みたいなパリのシークエンスは滑稽、都合よく話が繋がり
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MONSTERZ モンスターズ(2014年製作の映画)

1.5

6月1日
145席に9割近くの着席
”異形のゾンビムービー”かな?中川信夫作品や「怪談」にある様な映像が有った
主人公2人はまるでフィルムのネガとポジの様、オープニングとラストでのタイトルの変化が作品
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薔薇色のブー子(2014年製作の映画)

-

スコアは0点です
(システム上、表示出来ません)

5月31日
封切日に14人/110席の入り
映画館でやってるけど映画じゃなく、ショートコント集ですらない
これがXMENやアナと同じ¥1800なのは
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X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

3.5

5月30日
190弱のスクリーンに6割の入り
シリーズ物なので最初は流れを把握するのに戸惑ったが、その後はラストまで一気に楽しめた
人の心の有り様を問いかける主題は普遍的な作品としての価値を高めている
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

3.0

5月18日
初めて大画面で見る感想は悲喜相半ば
やはり面白かったし、記憶に無かったシーンも有ったのが喜
大画面だとアラが目立つ、書割の様な背景で動くキャラクター、引きのシーンでの動くキャラクターの雑な
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テルマエ・ロマエII(2014年製作の映画)

1.0

5月25日
2時に終わる回で10人余り
漫画から翻案する際の匙加減って難しいと思う、昔”ブラックジャック”の実写化で手塚治虫がBJの顔が線入りツートンで激怒したみたいに
今作で考えるとやり過ぎ?映画と
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

1.5

5月24日
レイトショーで3分の入り
個人的にある種のトラウマムービーだった…
物語のレールが早い段階で見える作品だけに中弛みは否めない
それぞれのシーンがぶつ切りになってる印象で脈絡が繋がらない箇所
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.5

映画館で見るライドアトラクションの趣き
しかし作りも丁寧で見所も多く、主人公の叔母さんを見た事あるなと思ったらサリー・フィールドで驚き
エンドロールが画、音楽共にカッコ良かった

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.0

5月17日/3D字幕版
前評判も凄まじく、興収ランクも高め安定、歴代ランクもうなぎ登りと、天邪鬼な私にとっては正直斜に構えて見に行ったが…大沈没
”ライオンキング”っぽいタイトルバックの曲が素晴らしい
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

1.0

5月17日
250位のスクリーンで半分弱の入り
結構時系列を早く流すのでストレスは溜まらない、ドラマの柱は主人公の成長記なのだろうが、若者を類型的愚か者に描かなくてもって気はする
主人公に対しての長澤
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ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂(2013年製作の映画)

1.5

トレーラーを観て興味を持ち足を運んだが、期待を裏切られる結果に
アーカイブされている素材、再現映像、インタビューを交えて制作された作品
壮大な景色を観て、無謀な冒険譚を想像していたが、絶え間無く挿入さ
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マレフィセント(2014年製作の映画)

2.5

あれ?数ヶ月前に観た話の様な気がする…
そんな感想が一番率直な一言
ランタイムが97分、それ以上に短く感じた
決して面白くない訳じゃないが、中盤のマレフィセントの心情の逡巡、最終盤の話の収束は強引に纏
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百瀬、こっちを向いて。(2013年製作の映画)

4.0

朝イチ上映だが1回だけだからか3分位は埋まっていた
主人公の友人のタナベ君、先輩の彼女の娘サクラちゃん、成長した主人公の向井理、何より百瀬のあの鼻に掛かった声が最高の収穫
登場人物の造形が言葉少なにち
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愛のコリーダ(1976年製作の映画)

5.0

放心状態、強烈すぎる、良し悪しをどうこう言えるレベルじゃない
心積もりはしていたが、まさかこんなに凄い映画だとは思わなかった
性表現はこれ1本でやり尽くされているんじゃないかと思う、封切時に見たかった
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御法度(1999年製作の映画)

1.5

「アイズワイドシャット」に似た感じを持つ、キツいけど見入ってしまう
ビートたけしの土方歳三の独白や俳優以外のキャスティングを多く用いている事、サイレント映画の様な字幕演出に強烈な違和感を覚える
Goo
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幕末太陽傳(1957年製作の映画)

3.5

やはり面白い、笑うべき所で笑い、みな楽しんでいた、そんな空気だと集中出来る
フランキー堺の手練さ、若き日の石原裕次郎、南田洋子、左幸子の逞しい美貌、セットも巧妙に使った撮影も素晴らしかった
ラストは予
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.5

345席のスクリーンで35人程度の入り、封切日とは言え、荒天の中レイトショーなら仕方ないだろう
とても面白い!ただ非常に混乱している、出来るならまた見て、拾い切れていない内容を拾いたい
画面台詞から溢
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ポンペイ(2014年製作の映画)

1.5

まぁまぁ…
キーファー・サザーランドが出ているので、場面転換の度に”24”みたいにカウントダウンが出て来るんじゃないかと気が気じゃ無かった
ハリウッドは色んな所から題材を探してくるもんだと感心する

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.5

素晴らしい映画
様々な事柄の多様性、それを受け入れる寛容、言葉を題材にニューヨークを舞台にしているのはピッタリ
主演のシュリデビは美しく、可愛い
慎ましやかな奥さんと1人の女性としての魅力を表現してい
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サード・パーソン(2013年製作の映画)

3.0

劇中2度中座したので、もしや重大な見落としをしてるかも…
途中で仕組みは分かった(つもり)が果たしてそれで合ってるんだがw
「羅生門」よりは「バベル」の様な劇構造
ただ今作は更に奥があると言うか…ノー
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超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

3.0

面白かった、佐々木蔵之介は肚から声出ていて巧いし、市川猿之助は贅沢な使い方
決戦シーンは忍者ショーで、セットは質感無くて、少し醒めるが、それを置いても爆笑シーンが数多くあり、楽しい2時間だった
様々な
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ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

2.5

…うーむ、、そもそも論として旧約聖書の知識が希薄な為か、かなりとっつきにくい話に感じる
勿論、翻案化が素晴らしく見せ方も工夫されているので投げ出してしまう程では無いが、
キリスト教を主題とした映画のテ
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300 スリーハンドレッド 帝国の進撃(2014年製作の映画)

2.0

語りが長く、煩く感じたがスピード感は有り、苦無く見られた、2Dで見たので3D用の血糊CG、生首が飛んでくる演出は大袈裟に感じたが、カメラワーク等の工夫は感じた、残酷シーンだけで無くまさかのPORNシー>>続きを読む

愛の渦(2013年製作の映画)

1.5

R18+作品は何故か女性客が多い…(汗)
どうも風俗の描写としても性描写としても煮え切らない感じがする、SEXシーンが物足りないし、階上の芝居も消化不良
密室劇のテンションを味わえるかと思ったがそうで
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GF*BF(2012年製作の映画)

3.5

はじめに…
初っ端から涙腺崩壊します…ハンカチを忘れずに…

原題「女朋友。男朋友」、漢字の民の我らとしたらこちらの方がしっくりくるかと

時制が現在から始まり、大過去へ遡り、そこからは現在まで変遷す
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浮城(2012年製作の映画)

2.0

(32本目)
香港返還前から返還後、50年近くの間の歴史の中で一人の英香混血児が生きていく歴史を描く
馴染みのない話だけにとっつきにくいかも知れない
父母の情愛、家族の大事さを語っているが期間の長い話
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劇場版 テレクラキャノンボール2013(2014年製作の映画)

3.5

満員札止め、補助椅子+階段には座布団、ここまで満員なのは侯孝賢「悲情城市」以来の経験

とても面白い、そして切ない、被写体の女性にはそれぞれの人生があり、何らかの必然性で劇中に登場する

確かに彼女達
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