●理想郷(2022年スペイン/フランス。マリナ・フォイス)
後味の悪ーーい作品。
フランスからスペインに移住してきた夫婦と,地元の人たちとのトラブルが中心に描かれるんだが,それがもうどうにもこうに>>続きを読む
●デシベル(2021年韓国。キム・レウォン)
久々のキム・レウォン。
トレーラーで「爆弾魔との戦いを描くパニックサスペンス」と思っていたんだが,結構重たい。
当然のことながら主役を演じるキム・レウ>>続きを読む
●怪獣王ゴジラ(1956年日本/アメリカ。レイモンド・バー)
『ゴジラ(1954)』の海外公開版。
アメリカ人記者を登場させる──んだが,この手法がまたスゴい。
記者のシーンを撮って,それをオリジ>>続きを読む
●ディスコ・インフェルノ(2023年アメリカ。ソニー・ブリンガス)
18分という尺。
うーん,これはちょっと物足りなかったなあ。
映画というのは長ければいいものでも,短ければいいものでもなく,限ら>>続きを読む
●裸の銃を持つ男(1988年アメリカ。レスリー・ニールセン)
ポセイドン号の船長がまさかの転身w
あまりにもヒットしすぎて,以降数作は関係ないのに『裸の』がタイトルにつけられる始末。
一応ストーリ>>続きを読む
●スタンド・バイ・ミー(1986年アメリカ。ウィル・ウィートン)
観るのはもう何度目だろう?
シーンにムダがなく,キャラクターが魅力的に動く。
敵が魅力的でなければ主役が輝かない見本のように敵まで>>続きを読む
●人生は,美しい(2022年韓国。リュ・スンリョン)
機会があればぜひ観てほしい。
いきなり歌いだしたり踊りだしたりが苦手な人には厳しいかもしれんが。
余命幾ばくもない妻の初恋の相手を探しに旅に出>>続きを読む
●ゴジラ-1.0(2023年日本。神木隆之介)
油断した。
まさかゴジラに泣かされるとは。
「生きて,抗え」
戦後の無が負というより,恐怖という負の感情がどうなるのか?というのがこの映画の見どころ>>続きを読む
●トンソン荘事件の記録(2023年韓国。ソ・ヒョヌ)
モキュメンタリー。
もうあれだ。
ごちそうさまという感じ。
目新しさに欠けるわ,画面は暗くてなんだかよく判らないわ,まったく合わず。
劇場がす>>続きを読む
●配信犯罪(2022年韓国。パク・ソンウン)
N番部屋事件が根にはあるんだろうな。
ネット犯罪の陰湿さをこれでもかというほど攻めた作品。
ただ攻めすぎて複雑化してしまったのは残念なところ。
悪凝り>>続きを読む
●私の人生,代役に頼んでみた(2020年アメリカ。ドリュー・バリモア)
人気コメディ俳優が,スタンドインに生活を乗っ取られる──という話。
乙部のりえほどではないがw
安心して観ることができるが,あ>>続きを読む
●悪い子バビー(1994年オーストラリア/イタリア。ニック・ホープ)
動物虐待シーンがあるので,作りものとは判るもののキツい。
30年も前の映画を今公開するのはなぜ?
なにが言いたいんだか判らない>>続きを読む
●宇宙探索編集部(2021年中国。ヤン・ハオユー)
いつになったら本筋に入るんだ?という間についていけない。
一般的な評価は高いものの,私には合わず。
私には一般的な映画は合わないのか!?という気分>>続きを読む
●SISU/シス 不死身の男(2022年フィンランド。ヨルマ・トンミラ)
いやあ。
めちゃくちゃ面白かった。
かなり描写がスプラッタ寄りなので苦手な人はダメだろうが。
だがそれもあまりの弾けっぷりに>>続きを読む
●グロリア(1980年アメリカ。ジーナ・ローランズ)
『レオン』の原型になった作品。
まあもうジーナ・ローランズのカッコいいことカッコいいこと。
この映画はそれに尽きる。
ぶっ放すシーンは鳥肌。>>続きを読む
●レオン 完全版(1994年フランス。ジャン・レノ)
誰でも知っていると言っても過言ではないほどの作品。
ジャン・レノとナタリー・ポートマンの名を一躍轟かせた。
不器用な殺し屋と年端もいかぬ少女の話>>続きを読む
●発情アニマル2 アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ・デジャヴ(2019年アメリカ。カミール・キートン)
40年後の正当続編ではあるんだが,これはちょっと……。
キャラクターに魅力はない,演技はズ>>続きを読む
●緋牡丹博徒(1968年日本。藤純子)
そういえばきちんと観たことがないなあ,と。
富司純子さんが22歳の時に撮ったそうだ。
お約束──のような展開ではあるが,お竜はともかく高倉健さん演じる片桐の>>続きを読む
●この世に私の居場所なんてない(2017年アメリカ。メラニー・リンスキー)
ダメダメ主人公が空き巣に入られたことがきっかけで変わりはじめる──という話。
物語としてはそこそこ楽しめる。
意外な展開と>>続きを読む
●バレリーナ(2023年韓国。チョン・ジョンソ)
チョン・ジョンソというのはなんて暗い眼ができる女優なんだろう。
韓流にありがちな復讐もの。
物語をややこしくこねくり回していないので,すんなり観る>>続きを読む
●狂へる悪魔(1920年アメリカ。ジョン・バリモア)
ドリューの祖父のジョン・バリモアが主演の(またまた)サイレント。
『ジキル博士とハイド氏』の初映像化作品。
こういうのを載せてくれるのでアマプラ>>続きを読む
●シアター・キャンプ(2023年アメリカ。ノア・ガルヴィン)
評判はすごくいいようなんだが,個人的にはダメ。
サマーキャンプで子どもたちに芝居を教えてひとつの舞台作品を創りあげるという,とても好みの>>続きを読む
●農夫の妻(1928年イギリス。ジェームソン・トーマス)
『ヒッチコックの映画術』を観て「観たい!」と。
ヒッチの監督作品で(なんと)サイレント。
しかもサスペンスではなく恋愛もの!
娘が嫁いだ農夫>>続きを読む
●ブレックファスト・クラブ(1985年アメリカ。エミリオ・エステヴェス)
ブラット・パック中心メンバーによる作品。
リアルタイムにNYで観た頃にはブラット・パックなんていう言葉は知らなかったが。>>続きを読む
●ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌(2022年香港/アメリカ。ビジョー・チャン)
このトレーラーは内容とはかなり違う。
主役はアジア系オペラ歌手のシャン・ズウェンとビジョー・チャンだろうが。
もと>>続きを読む
●福田村事件(2023年日本。井浦新)
素晴らしい──のひと言。
1923年──今からちょうど100年前。
100年もの間,我々は一体なにをしていたんだろう。
日本人というのはこんなにも成長しない>>続きを読む
●ハント(2022年韓国。イ・ジョンジェ)
物語がコロコロ転がるので,ついていくのに必死。
韓国の歴史の知識がないとこれは厳しいかも。
カメオ出演がスゴい。
役者さんが監督をするとこんなにも集まる>>続きを読む
●フランケンシュタインの逆襲(1957年イギリス。ピーター・カッシング)
あまり逆襲した感はないんだが,ハマー版の『フランケンシュタイン』。
『吸血鬼ドラキュラ』と同年公開なんだが製作はこちらの方が>>続きを読む
●SMILE/スマイル(2022年アメリカ。ソシー・ベーコン)
テーマとしては“死の連鎖”ということで,どこかで使われた感たっぷり。
怖い部分はあるものの,ジャンプスケア(ビックリして飛びあがる)>>続きを読む
●コカイン・ベア(2022年アメリカ。ケリー・ラッセル)
レイ・リオッタの遺作で,監督はエリザベス・バンクス。
バンクスの「B級映画ってのはこうやって撮るのよ!」とばかりの映画。
最初から最後まで>>続きを読む
●ルーム・フォー・レント(2019年アメリカ。リン・シェイ)
主演リン・シェイは《インシディアス・シリーズ》の印象が強くて,頼りになるお婆ちゃんという目で見ていたんだが,この映画では最高に気持ち悪い>>続きを読む
●吸血鬼ドラキュラ(1958年イギリス。ピーター・カッシング)
ドラキュラ=クリストファー・リーというイメージを不動のものにした作品。
当時は彼以外の役者さんがドラキュラを──というか,彼をホンモノ>>続きを読む
●テルアビブ・オン・ファイア(2018年ルクセンブルク/フランス/イスラエル/ベルギー。カイス・ナシェフ)
人種間の争いという災禍を見事に皮肉に転嫁した作品。
いやこれは面白かった。
コメディとはい>>続きを読む
●カエル女(2016年アメリカ。メアリー・マロイ)
これはちょっとどうなんだい?
これを薦めたYouTuberの推す作品は,今後一切観ない──と誓いたくなるような作品。
くだらないホラーが量産され>>続きを読む
●偉大な願い(2016年韓国。リュ・ドックァン)
リュ・ドックァンを担ぎだしておきながらこれかい?と。
ドックァンは好きなんだが,さすがに29歳で高校生役はキツい。
残りのふたりも28とか30だし。>>続きを読む
●ヒッチコックの映画術(2022年イギリス)
幼い頃から,ある意味ヒッチの作品を観て育ったところもあってw
『サイコ』『フレンジー』『鳥』等ストーリーに魅せられていたんだが,このドキュメンタリーもめ>>続きを読む