●野火(2014年日本。塚本晋也)
大岡昇平氏の小説を塚本晋也監督自身が主演も務めた作品。
セット撮影のようなクリアな画面がなんだか安っぽく見えてしまうんだが。
人間が生を全うするためには,植物や>>続きを読む
●マルリナの明日(2017年インドネシア/フランス/マレーシア/タイ。マーシャ・ティモシー)
うーん……,妙な雰囲気を持った作品ではあるんだが,なんだか響かない。
「闘うヒロイン」というキャッチはつ>>続きを読む
●フランケンシュタインの花嫁(1935年アメリカ。ボリス・カーロフ)
こ,これは名作だ。
『フランケンシュタイン』の続編にあたるんだが,これは好き。
和田慎二先生の『わが友フランケンシュタイン』の>>続きを読む
●犯罪の女王(2016年韓国。パク・チヨン)
韓国ドタバタコメディ。
テンポがよくて面白い。
韓国はこういう映画を作らせるとピカイチだなあ。
韓国にありがちなおせっかい母さんがふとしたことから犯罪捜>>続きを読む
●手紙は憶えている(2015年カナダ/ドイツ。クリストファー・プラマー)
韓国映画『復讐の記憶』のオリジナル版。
アウシュヴィッツからの生還者が,彼の家族を殺したドイツ人を探す,という話。
リメイ>>続きを読む
●コンフィデンシャル:国際共助捜査(2022年韓国。ヒョンビン)
シリーズものとしては2作目で,前回からのキャストの他にダニエル・ヘニーがFBI捜査官役で参加。
バディものがより強化された(アベンジ>>続きを読む
●フランケンシュタイン(1931年アメリカ。ボリス・カーロフ)
厳密にはフランケンシュタインの“怪物”。
ボリス・カーロフの名前を一躍有名にした作品。
今「フランケンシュタイン」というと映画を観たこ>>続きを読む
●陽炎II(1996年日本。高島礼子)
トレーラーが残っていない──ということはさほどヒットしなかったのか?
シリーズ初作は樋口可南子だったが,2〜4は高島礼子。
悪くはない──んだが,なんだか今>>続きを読む
●ロック,ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年イギリス。ニック・モラン)
監督はガイ・リッチー。
ジェイソン・ステイサムの映画デビュー作。
ストーリーが,転がる。
めちゃくちゃ転が>>続きを読む
●夕べの星(1996年アメリカ。シャーリー・マクレーン)
ラストは泣いて笑って泣いてと大忙し。
『愛と追憶の日々』の続編。
エマに去られ残されたオーロラの日々が描かれる。
前作では母と娘という図式>>続きを読む
●ミスGO(2012年韓国。コ・ヒョンジョン)
DVDも出ておらず観逃していたんだが,U-NEXTで配信されていた。
練られたドタバタコメディで,対人恐怖症の女性マンガ家が,ひょんなことから犯罪に巻>>続きを読む
●死霊のはらわた ライジング(2023年アメリカ/ニュージーランド/アイスランド。リリー・サリヴァン)
ライジング──とはいうものの死者の書が出てくるだけでライズはしていない。
リメイク版につながる>>続きを読む
●ミステリと言う勿れ(2023年日本。菅田将暉)
劇場版。
狩集家遺産相続問題。
元エピソードはかなりボリュームがあるんだが,きちんと原作の要点は押さえてあり,さらにすごいと思うのはそれぞれのキャ>>続きを読む
●猛獣大脱走(1983年イタリア。ジョン・アルドリッチ)
さすがモンド映画を撮ったイタリアらしい作品。
動物園から脱走した動物たちが凶暴化して人間を襲うという展開。
街中でいきなり「象よ!」みたいな>>続きを読む
●キャノンボール(1981年アメリカ/香港。バート・レイノルズ)
アメリカ縦断5,000kmの公道レース「キャノンボール」の様子を描いた作品。
日本ではジャッキー・チェンを前面に売っているが,バート>>続きを読む
●蛇女の脅怖(1966年イギリス。ノエル・ウィルマン)
ハマー・フィルム作品。
もうこれは蛇女の造形がなんといっても最高。
怖がりな人が観たら,絶対に夢に出てくるだろうという優れもの。
──なんだ>>続きを読む
●狎鴎亭スターダム(2022年韓国。マ・ドンソク)
うーん……。
これは,なあ……。
つまらなくはないんだが「──で……?」という感じ。
マ・ドンソクのムダ遣い(っつっても彼も制作のひとりではあるん>>続きを読む
●ヒンターラント(2021年オーストリア/ルクセンブルク。ムラタン・ムスル)
一次大戦終結後の話。
オーストリアを舞台に,連続殺人事件を元刑事が解決する──という話。
美術がすごい。
寒色を中心に>>続きを読む
●6月0日 アイヒマンが処刑された日(2022年イスラエル/アメリカ。ツァヒ・グラッド)
SSのアイヒマン自身が描かれることはほとんどない。
ナチスに翻弄されたり,処刑後の彼を火葬にするためのバーナ>>続きを読む
●女殺油地獄(1992年日本。樋口可南子)
『おんなごろしあぶらのじごく』と読み,五社監督の監督としての遺作。
改変はされているようなんだが近松門左衛門の人形浄瑠璃かららしい。
なんだか今ひとつピ>>続きを読む
●吸血ゾンビ(1966年イギリス。アンドレ・モレル)
コーンウォールの田舎で不審死が続き,そこに住んでいる医者からかつての恩師に連絡が入る──というミステリ仕立ての恐怖映画。
ロメロ監督の『ゾンビ>>続きを読む
●ワム!(2023年イギリス)
生前のジョージ・マイケルと,アンドリュー・リッジリーのインタビューを元に構成された『ワム!』のドキュメンタリー。
単に結成から解散までということではなく,ヨグ(ジョー>>続きを読む
●復讐の記憶(2022年韓国。イ・ソンミン)
トレーラーでは,歳の差バディもので半ばコメディ,という感じではあるんだが,抱えている内容は重い。
調べたところ『手紙は憶えている』という映画のリメイクな>>続きを読む
●あしたの少女(2022年韓国。ペ・ドゥナ)
実話がベースになっているだけに重い──が,目が離せない。
ペ・ドゥナが主演のはずなのに,いつになったら出てくるのか?という感じで,気づくと二部構成。>>続きを読む
●呪呪呪/死者をあやつるもの(2021年韓国。オム・ジウォン)
ヨン・サンホ(『新感染』)が脚本。
彼の書くゾンビというのはハイスピードが定番になっているなw
製薬会社に絡むインドネシアの呪法に,>>続きを読む
●Dr.Tと女たち(2000年アメリカ。リチャード・ギア)
実は二度目の鑑賞なんだが,遥か昔に観た初回は開始15分で寝てしまったという……。
——で,再チャレンジ。
だがしかし。
やっぱり,面白さが>>続きを読む
●君は行く先を知らない(2021年イラン。モハマド・ハッサン・マージュニ)
イランの風習?というのがよく判らんので難解なところがある。
よって観ていても「なぜ?」が多いし,その「なぜ?」からあらぬ方>>続きを読む
●オオカミの家(2018年チリ)
うーん……。
映像は気持ち悪いんだが……。
トレーラーから狂気は伝わってはくるんだけど,意味判らん,訳判らんだし。
狂気だけなら,延々劇場で観るよりトレーラーだけで>>続きを読む
●死霊のはらわた(2013年アメリカ。ジェーン・レヴィ)
リメイク版。
『死霊のはらわた ライジング』前の復習。
オリジナルはゴアとコメディの絶妙な組合せ。
今作はゴアに振り切った潔さ。
これ絶対>>続きを読む
●The Soul:繋がれる魂(2021年台湾。チャン・チェン)
面白い話ではあるんだが,設定を近未来に持っていってしまったのでリアリティに欠ける部分というのは出てきてしまったな。
ビックリ感が殺が>>続きを読む
●愛と追憶の日々(1983年アメリカ。シャーリー・マクレーン)
『マグノリアの花たち』もそうなんだが,無理矢理に泣かせどころを造らないのは米画の特徴なのか?
いろいろな人間関係を上手に組みあわせた作>>続きを読む
●RRR(2022年インド。N・T・ラーマ・ラオ・Jr,ラーム・チャラン)
3時間というのは長い——んだが,面白い。
インド映画というのは大河もので数奇な人生を扱っているのが多いな。
友情か使命か>>続きを読む
●ビジョン・クエスト/青春の賭け(1985年アメリカ。マシュー・モディーン)
青春映画というと,真っ先にこれが浮かんでくるくらい好きな映画。
マドンナがカメオ出演をしていることでも有名な作品なんだ>>続きを読む
●卒業 〜Tell the World I Love You〜(2022年タイ。スラデット・ピニワット)
トレーラーにダマされた——という感じ。
いやこれはひどい。
脚本がめちゃめちゃ。
「こうい>>続きを読む
●妖女ゴーゴン(1964年イギリス。ピーター・カッシング)
ピーター・カッシング×クリストファー・リー=ハマー・フィルム。
U-NEXTとかアマプラは,こういう古い時代の恐怖映画を流してくれるのが嬉>>続きを読む
●十手舞(1986年日本。石原真理子)
これは本当に五社監督作品?と思わず疑ってしまうほど。
影十手という設定はとても好みではあるんだが,なぜそれが新体操に?
あのヒラヒラが武器になるとでもw?
ト>>続きを読む