ぱんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ピンクとグレー(2016年製作の映画)

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ストーリーの展開面白いなあと思った。
後半は沼のようにどろっとしていたけど、夏帆いいな〜すごい色っぽい〜

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

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いかれた人たちの欲まみれ。愛なんだか執着なんだか。タイトル一生覚えられない。

GO(2001年製作の映画)

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落語、ボクシング、タバコ、ミニスカート、白線を辿る遊び、窪塚洋平、柴咲コウ、全てが最高。在日韓国人への差別痛いほどに描かれているけど、最後の柴咲コウに救われた。この時代の俳優陣たまらん…宮藤官九郎の脚>>続きを読む

ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

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山戸監督の作品は観るたびに独特で綺麗。
言葉が詩に聴こえてくる、詠んでいるという感じがする。映像に折り込まれる写真、布と光、美にこだわり抜いてる

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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なんか、こういうかなり評価されてる映画を自分からスタスタと観に行ったのめずらしい。韓国映画を観るのもパルムドール作品を映画館で観たのも初めてだった。
韓国映画ってどんななのだろうと思っていたけど、もう
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

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へんな女がひねくれた考えを持って突拍子もないことをしでかす話が多分わたしは好きなのだけど、そういうのを観るたびに"普通"って何だろうと思う。うまく振る舞えないことが多々あって、落ち込むことも多いけれど>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

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勝手に、結婚生活の幸せ話かなと思って観ていたら、なにこれつらい。「どこで間違えたんだろう」そんな台詞は出てこないけど、ずっと心の中で唱えてしまった。愛し合っていたはず、いやこの二人は多分まだお互いを愛>>続きを読む

青い春(2001年製作の映画)

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ピンポンを観た流れで、松本大洋作の作品を。漫画原作の荒れ狂った高校男子たちの話は今でもよくあるけど、こんなに男同士のシビアな学園映画は初めて観た気がする。白黒映画を観ていたような気がするくらいに映像も>>続きを読む

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

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フランスアニメーション。これを観るために阿佐ヶ谷まで行ったのけど正解だった。光と影の色の変化が豊富で、とにかく色使いが綺麗。話の内容は、実は嘘だらけらしく、でもそれは気持ちの良い嘘だと高畑勲監督が評し>>続きを読む

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

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「ここは退屈迎えに来て」と重なるところがあったんだよな〜なんとなく。故郷へのコンプレックスの描写はこの作品の方が強烈さはあったけど。キヨの日本語の拙さを純日本人として映したのはなぜなんだろう…そして最>>続きを読む

ピンポン(2002年製作の映画)

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松本大洋先生のあの独特な世界観って、実写化を一歩でも間違えたら安っぽくなりそうだけど、あの世界がそのまま目の前で繰り広げられている感じだった。すごい。こんな映画きっとなかなかない。これ窪塚洋介・井浦新>>続きを読む

インスタント沼(2009年製作の映画)

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時効警察に完全にハマってしまい、三木聡監督作品が観たくなった。なんだろうねこのムダな描写がクセになる。シオシオミロとか、蛇口を捻ってそこに溜まるまでに帰ってくるテンションの上がる遊びとか独特な世界が過>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

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人がかなり殺されるのになぜこんなに穏やかな感覚が残るんだろう。やっぱり銭湯にどこか安心感を覚えてしまうからなのか。家族のあたたかさや彼女の可愛らしさなのか主人公の滑稽さなのか。多分それがこの映画のすご>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

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愛がない存在。そんなの無理だと思うのに、愛って結局なんだかわからない。与えるだけの愛が怖い。だんだん守に入り込むのがうまくなっていくテルコに若干狂気を感じた。愛でもなく好きよりも執着だった。

学校III(1998年製作の映画)

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父が観ていたのでそのまま一緒に観たら面白くて最後まで観た。40を超えて自閉症の息子を持ちながら職業訓練校に通う母(大竹しのぶ)がたくましくてチャーミングでかっこよかった。でもたくましすぎる女性の涙は、>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

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おもしろおかしくて、おいしくて、少しだけ不幸で。心地の良い映画だからいつも何かしながら観てしまうBGMのような映画。この映画の終わり方が本当に好きだなあ温かな気持ちになる。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

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3人が送る生活がすごく好きだった。朝にはコーヒーをいれたり朝ごはんを食べたり、けど夜遊びでめちゃくちゃ酔っ払ったり。でもそんな日々はいつまでも続かなくて男女の難しさがリアルだった。僕のやさしさ、最後の>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

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朝子のバカ!そう言いたくなる。幸せな日々が続く中でも黒い影が見え隠れして落ち着いて観られなかった。過去の衝動に駆られて道を外れるそれほどまで人を愛せるとは私はまだ理解できないけど。終わり方がむずがゆい>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

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生々しい若い男女の交わり。恒夫のだめさが嫌じゃないのはなんでだろう。偽善者に全くなっていない、だめだけど良い人。ずるい。ジョゼが些細なことに子どものように反応するのがとても可愛い。けど、だんだんと何か>>続きを読む

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

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ニコラのあまりの美しさに翻弄される人々。その中の一部に過ぎないマリーとフランシスは、何も意図しないニコラに惑わされていく。取り巻く人物に焦点が当てられた映画だが、ニコラが何を考えているのかが何も明かさ>>続きを読む

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

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スリープオーバー=お泊まり会
高校入学前の男女そしてひとりの大学生?のある一夜の話。誰もが恥ずかしくなるほど幼くて、でも早く大人になりたい。「自分でもよくわからないけどまあいっか」っていう子供っぽさだ
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

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白黒映像の美しさに浸りながらも、クレオに降りかかる不幸があまりにもつらかった。でも雇用主の家族に誘われ旅行をし、子供たちに愛され雇用主とともに悲しみを分かち合い涙を流す場面が救われるようだった。家政婦>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

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戦争映画は苦手だが、これは最後まで目が離せないほど集中して観た。3者?の目線で場面が切り替わっていき、それが最後にシュッと繋がる。映像(登場人物もだろうか…)が美しいからか内容はシリアスだが観ていて疲>>続きを読む

21世紀の女の子(2018年製作の映画)

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短編作品が繰り返される短編集映画は初めて観た。セクシャリティやジェンダーが揺らいだ瞬間が必ず映っていることが共通点で、それを知らずに観てしまったのが悔しい。
「愛はどこにもきえない」の橋本愛が圧倒的な
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

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アニーの服装が本当に好き。太めのパンツにシャツインして革のベルトで締めているスタイルがたまらない。ベストの使い方、セットアップの着こなしがカッコよすぎる…。
恋に落ちてたくさんの思い出を積み重ねてある
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

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法廷のシーンが苦しかった。ただ愛している人と一緒にいることを許されない。差別して毛嫌いして徹底的に叩きのめす。ひどい。その挙句のあの結末は、涙を流さずにはいられない。
この時代にはまだLGBTに対する
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アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

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ハル・ハートリー作品は、トラストミーをアップリンク吉祥寺で観たのが1作目。次に観たのがこれ。
まず色がとても綺麗だった。私はパールの白い肌と水色のシャツ?にめちゃくちゃ惹かれた。ビーチでパールがりんご
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

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いつの時代でも過去の時代に憧れる。
たしかに人は、今がどんなに素晴らしいかを知らずに、過去ばかりにすがってしまう。でも過去に戻れるわけではないし(この映画の中では例外だけど)、私たちは今を生きている。
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

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かなり好きです。イヴがとにかく魅力的で可愛いです。
先にサウンドトラックを聞いていたので、冒頭から鳥肌が立ちました。音楽もかんなりいい。なんて事のない内容の歌詞なんだけど、優しいメロディが耳に心地いい
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

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分かりたくないけど分かる気がする。
一瞬の愛で生きている。たかが一瞬なのにその一瞬が私を生かしてくれる。

トラスト・ミー(1990年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ハル・ハートリー監督作品を初めて鑑賞した。いわゆる「正常な人」がはぼ登場しない映画だったが、マリアがマシューと出会うことで見た目も振る舞いも別人かのように変わっていく姿が観ていて清いなと思った。マシュ>>続きを読む

RENT/レント(2005年製作の映画)

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すごくいい映画だった。ジェンダーの壁人種の壁貧富の差いろんな概念を歌とともに取っ払うそんなパワーがあった。愛とともに好きなように生きる。生きよう

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

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トトとアルフレードが愛おしい。
トトのあのキラキラした眼差し、アルフレードの愛と鞭。そして最後の場面が最高に良かったな。アルフレードの善い人さがすべて詰まっていた。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

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自分一人で突進してしまうタイプの女子主演の映画(「レディ・バード」「勝手にふるえてろ」「スウィート17モンスター」など)が好きなのだが、これもそのジャンル。でもまず違うのが白黒映画だということ。はじめ>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

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ホラーは苦手だが小松菜奈ちゃんのピンク髪が観たいのもあり鑑賞。かなり強烈で鑑賞後パワーを吸い取られたが、魅せ方がアートを感じる場面もあり、そういう意味では観ていて面白かった。いやあでも疲れた