ひええさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ひええ

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フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

3.8

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男前のマイケル・ダグラスが徐々に佐野史郎に見えてくる映画。
銃やバズーカをぶっ放していた主人公が、ラストでは娘の水鉄砲を取り出して、「本物の銃ならな」と呟いて死ぬラストが粋で良かった。

あの胸にもういちど(1968年製作の映画)

3.5

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裸に全身ライダースを纏ったマリアンヌ・フェイスフルが厳ついバイクに跨る姿が美しかった。
冒頭のサイケデリックな夢のシーンも印象的。

レディ・イン・ザ・ウォーター(2006年製作の映画)

3.5

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シャマランは「皆どんでん返しにばかり注目するけど、もっとストーリーを見てほしい!」という思いから今作を撮ったらしい。だからヒロインの名前もストーリー...
終盤、「右半身だけ鍛えてる変態が実は『守護者
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.7

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犬の仇を討つ映画は前のめりで観てしまう。
3でも爺さんには新しい相棒と大暴れしてほしい。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.6

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主人公たちがチンピラすぎて「爺さん行け!」と思いながらワクワク観ていたけれど、スポイトは嫌すぎる........
ロットワイラーが頼もしくて良かった。

エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

4.0

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今は美術館となった王宮を舞台に、エルミタージュの亡霊に導かれ、ロシアの歴史を巡る。
18世紀が舞台かと思えば、別の部屋に入ると現在の美術館の姿に。別の扉を開けると、そこは戦時中で、空の額縁に囲まれて自
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エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

3.7

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CGの無い時代の映画なので「どうやって撮ったのか?」というところを知るのも面白い。
ベッドから血が噴き出すシーンはどうやら部屋を逆さまにして撮ったらしい。『シャイニング』のエレベーターホールなみの血の
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ハプニング(2008年製作の映画)

3.7

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シャマランは黒沢清に似た天然っぽさがあるけれど、今作は特に『散歩する侵略者』『予兆』と同じ空気を感じる。
真面目に観るべきなのか爆笑しても良いのかが全然わからない。。
住宅展示場で突然震え始めた人工植
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.7

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異様に強くて一言も言葉を発さないニコラス・ケイジのキャラが良すぎる...
廃墟同然の施設を懸命に掃除したり、殺人ロボットを始末する度に汚れたTシャツを新調したり、目の前でヒロインが殺人ロボットに襲われ
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スピリッツ・オブ・ジ・エア(1988年製作の映画)

3.7

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90年前後のオルタナティブロックのMVみたいな映像がひたすら続く映画。
赤い砂漠と真っ青な空のコントラストが眩しい。

あの常に流れる辛気臭いBGMがなければ傑作となっていたかもしれない...音楽は大
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悪魔の毒々ハイスクール(1986年製作の映画)

3.6

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マッドマックスみたいな不良集団(半年前まで優等生)がイキイキとしていて良かった。あんな絵に描いたような骨の棍棒、どこで手に入れるんだ...
こんなにバカバカしくて下品な映画なのに反原発という社会派なテ
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マーダー・ライド・ショー(2003年製作の映画)

3.4

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あの店の小物の何割がロブ・ゾンビの私物なんだろう...?
作り手の真摯な気持ちが滲み出ており、とても好感度が高いB級映画だった。

屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

3.6

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妊婦さん×ホラーの相性が良すぎる。
殺人鬼に帝王切開されるの、まじで嫌だな...
ハサミで手を壁に固定されるシーン、喉に穴を開けて気道を確保(?)するシーン、ガスボンベで反撃するシーンなど、痛々しくシ
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ある用務員(2020年製作の映画)

3.3

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演技がクサかったり、音楽が大きすぎてセリフが聞き取れなかったり、と難点はあったけれど、殺し屋のJKと闘うシーンが良かった。金髪の伊澤彩織さんは元々スタントで活躍されている方らしい。

モデル連続殺人!(1963年製作の映画)

3.5

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重なる死体のカットまでもが妙にお洒落で笑ってしまった。
格好いいオープニングの音楽は『鉄道員』と同じカルロ・ルスティケッリ。

キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒(1925年製作の映画)

3.7

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大量の花嫁候補たちに追いかけられるシーンまでは少し退屈だったけれど、後半からはキートンの身体を張ったアクションが観られて嬉しかった。特に転がる岩のシーンは圧巻。

パトリオット(2000年製作の映画)

3.5

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亡き息子のおもちゃの兵隊を溶かして弾丸を作るところがめちゃめちゃ良い。。

ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

3.7

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70sのスケボーブームを牽引したZボーイズの物語。脚本はその中の一人、ステイシー・ペラルタが手がけている。
なんといってもプールの真ん中に車椅子を置いて、その周りをスケボーでぐるぐる回るラストシーンが
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エルミタージュ美術館 美を守る宮殿(2014年製作の映画)

4.0

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美術館映画の中でも一番好きかもしれない。辛い歴史を乗り越えた過去の学芸員たちの物語、そして彼らの意思を大切に引き継ぎ、エルミタージュを守り育てようとする現在の館長の言葉に胸を打たれる...

以下メモ
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LSD~ラッキー・スカイ・ダイアモンド(1990年製作の映画)

3.0

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聖飢魔IIさながら白塗りになった佐野史郎がダンボール姿で襲ってくるシーンは圧巻だった...

アオラレ(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

太ったラッセル・クロウが本当に怖い...ダイナーで弁護士がぐちゃぐちゃにされるシーンが忘れられない。

ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男(2015年製作の映画)

3.6

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「社会の手本にならないバレエに意味はない」という信念、素晴らしいな。
ミルピエがオペラ座バレエ団の芸術監督のポストを短期間で去ってしまったのは残念だけれど、「アーティスト活動に専念したい」という辞任理
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.5

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パワフルな、素晴らしいライブ映画。何度も思わず拍手をしそうになったし、斜め前に座っていた年配の女性は指を膝の上で踊らせていた。
デヴィッド・バーンのキレキレな歌と踊りはもちろん、舞台上に南米の楽器がい
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テス(1979年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

胸くそ悪いストーリーなのに、ポランスキーが撮るから妙に面白い。
天井の赤い染みが広がってゆくシーンが印象深かった。

マーターズ(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前半のスプラッター描写から「どうせ幻覚か二重人格モノだろう」とたかを括っていたら、後半から一変。胸糞悪い拷問シーンを長々と観せられた挙げ句、まさか「死後の世界」をめぐるオカルトホラーに着地するとは..>>続きを読む

キャビン・フィーバー(2002年製作の映画)

3.5

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皮肉っぽいラストシーンが良かった。道中にあったお店の店先では子供たちがレモネードを売り、警官が美味しそうにレモネードを飲む。店主は黒人の客に親しげに「Nigga」と呼びかける。そして道を地元の天然水を>>続きを読む

ホステル(2005年製作の映画)

3.5

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お前が主人公だったのか......

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.8

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もう、狂ったサマラ・ウィーヴィングが大暴れしているだけで嬉しくなる...こんなに血糊の似合う俳優、いる...?

「チャクラを整えてやろうか」

レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

3.6

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サマラ・ウィーヴィングは狩られる側だし、狩る側もプロじゃない(気が進まなかったり、クロスボウの使い方をのんびりyoutubeで調べてたり、なぜかメイドばかり撃ってしまったり...)ので劇中ずっとドタバ>>続きを読む

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

3.6

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サマラ・ウィーヴィングとブリジット・ランディ=ペインが演じる娘たちが最高に可愛かった...この二人でスピンオフを作ってほしい。

サバイビング・ピカソ(1996年製作の映画)

3.4

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本筋ではないけれど、マティスとの関係性が良い。画面越しにもっと観ていたかった。アトリエに遊びに行くほど仲が良く、ときにライバルとして探り合い、批判をしながらも互いに認め合う。「マティスしかいない。彼が>>続きを読む

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.7

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シャルロット・ゲンズブールとベアトリス・ダルの穏やかな談笑から始まるも、その後30分程ひたすらに殺気立った現場の光景を見せられる。
居心地が悪すぎる...またギャスパー・ノエに忍耐力を試されている..
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第三世代(1979年製作の映画)

3.5

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昔の前衛映画という感じで、これは10代の頃に観たかったな...
終盤、派手な仮装でテロ行為に走るシーンは結構好き。もっと観ていたかった。

欲望のバージニア(2012年製作の映画)

3.9

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『ザ・ロード』もそうだったけれど、この監督は幸せなシーンで緊張感を出すのが本当に上手い。幸せな画面に穏やかな音楽がついているだけなのに、どこからあの「嫌な予感」を演出できるんだろう...

フォレスト
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とっととくたばれ(2018年製作の映画)

3.5

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「ロシアのタランティーノ」との謳い文句で気になって観てみたら、たしかにタランティーノだった。拷問が陰惨で、アホみたいな量の血が出て、なぜかお洒落...
序盤、ハンマーを置いたテーブルを挟んで彼女の父親
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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.4

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7年前は校内ヒエラルキーの頂点に立っていたジェンコが、潜入先では理系のオタク達とつるみ、さらにクライマックスでオタク達に教わったお手製爆弾を敵のリムジンに投げ入れる...というのが胸熱だった。

ジョ
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