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男前のマイケル・ダグラスが徐々に佐野史郎に見えてくる映画。
銃やバズーカをぶっ放していた主人公が、ラストでは娘の水鉄砲を取り出して、「本物の銃ならな」と呟いて死ぬラストが粋で良かった。
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裸に全身ライダースを纏ったマリアンヌ・フェイスフルが厳ついバイクに跨る姿が美しかった。
冒頭のサイケデリックな夢のシーンも印象的。
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シャマランは「皆どんでん返しにばかり注目するけど、もっとストーリーを見てほしい!」という思いから今作を撮ったらしい。だからヒロインの名前もストーリー...
終盤、「右半身だけ鍛えてる変態が実は『守護者>>続きを読む
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主人公たちがチンピラすぎて「爺さん行け!」と思いながらワクワク観ていたけれど、スポイトは嫌すぎる........
ロットワイラーが頼もしくて良かった。
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今は美術館となった王宮を舞台に、エルミタージュの亡霊に導かれ、ロシアの歴史を巡る。
18世紀が舞台かと思えば、別の部屋に入ると現在の美術館の姿に。別の扉を開けると、そこは戦時中で、空の額縁に囲まれて自>>続きを読む
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CGの無い時代の映画なので「どうやって撮ったのか?」というところを知るのも面白い。
ベッドから血が噴き出すシーンはどうやら部屋を逆さまにして撮ったらしい。『シャイニング』のエレベーターホールなみの血の>>続きを読む
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シャマランは黒沢清に似た天然っぽさがあるけれど、今作は特に『散歩する侵略者』『予兆』と同じ空気を感じる。
真面目に観るべきなのか爆笑しても良いのかが全然わからない。。
住宅展示場で突然震え始めた人工植>>続きを読む
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異様に強くて一言も言葉を発さないニコラス・ケイジのキャラが良すぎる...
廃墟同然の施設を懸命に掃除したり、殺人ロボットを始末する度に汚れたTシャツを新調したり、目の前でヒロインが殺人ロボットに襲われ>>続きを読む
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90年前後のオルタナティブロックのMVみたいな映像がひたすら続く映画。
赤い砂漠と真っ青な空のコントラストが眩しい。
あの常に流れる辛気臭いBGMがなければ傑作となっていたかもしれない...音楽は大>>続きを読む
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マッドマックスみたいな不良集団(半年前まで優等生)がイキイキとしていて良かった。あんな絵に描いたような骨の棍棒、どこで手に入れるんだ...
こんなにバカバカしくて下品な映画なのに反原発という社会派なテ>>続きを読む
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あの店の小物の何割がロブ・ゾンビの私物なんだろう...?
作り手の真摯な気持ちが滲み出ており、とても好感度が高いB級映画だった。
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妊婦さん×ホラーの相性が良すぎる。
殺人鬼に帝王切開されるの、まじで嫌だな...
ハサミで手を壁に固定されるシーン、喉に穴を開けて気道を確保(?)するシーン、ガスボンベで反撃するシーンなど、痛々しくシ>>続きを読む
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演技がクサかったり、音楽が大きすぎてセリフが聞き取れなかったり、と難点はあったけれど、殺し屋のJKと闘うシーンが良かった。金髪の伊澤彩織さんは元々スタントで活躍されている方らしい。
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大量の花嫁候補たちに追いかけられるシーンまでは少し退屈だったけれど、後半からはキートンの身体を張ったアクションが観られて嬉しかった。特に転がる岩のシーンは圧巻。
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70sのスケボーブームを牽引したZボーイズの物語。脚本はその中の一人、ステイシー・ペラルタが手がけている。
なんといってもプールの真ん中に車椅子を置いて、その周りをスケボーでぐるぐる回るラストシーンが>>続きを読む
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美術館映画の中でも一番好きかもしれない。辛い歴史を乗り越えた過去の学芸員たちの物語、そして彼らの意思を大切に引き継ぎ、エルミタージュを守り育てようとする現在の館長の言葉に胸を打たれる...
以下メモ>>続きを読む
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「社会の手本にならないバレエに意味はない」という信念、素晴らしいな。
ミルピエがオペラ座バレエ団の芸術監督のポストを短期間で去ってしまったのは残念だけれど、「アーティスト活動に専念したい」という辞任理>>続きを読む
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パワフルな、素晴らしいライブ映画。何度も思わず拍手をしそうになったし、斜め前に座っていた年配の女性は指を膝の上で踊らせていた。
デヴィッド・バーンのキレキレな歌と踊りはもちろん、舞台上に南米の楽器がい>>続きを読む
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前半のスプラッター描写から「どうせ幻覚か二重人格モノだろう」とたかを括っていたら、後半から一変。胸糞悪い拷問シーンを長々と観せられた挙げ句、まさか「死後の世界」をめぐるオカルトホラーに着地するとは..>>続きを読む
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皮肉っぽいラストシーンが良かった。道中にあったお店の店先では子供たちがレモネードを売り、警官が美味しそうにレモネードを飲む。店主は黒人の客に親しげに「Nigga」と呼びかける。そして道を地元の天然水を>>続きを読む
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もう、狂ったサマラ・ウィーヴィングが大暴れしているだけで嬉しくなる...こんなに血糊の似合う俳優、いる...?
「チャクラを整えてやろうか」
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サマラ・ウィーヴィングは狩られる側だし、狩る側もプロじゃない(気が進まなかったり、クロスボウの使い方をのんびりyoutubeで調べてたり、なぜかメイドばかり撃ってしまったり...)ので劇中ずっとドタバ>>続きを読む
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サマラ・ウィーヴィングとブリジット・ランディ=ペインが演じる娘たちが最高に可愛かった...この二人でスピンオフを作ってほしい。
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本筋ではないけれど、マティスとの関係性が良い。画面越しにもっと観ていたかった。アトリエに遊びに行くほど仲が良く、ときにライバルとして探り合い、批判をしながらも互いに認め合う。「マティスしかいない。彼が>>続きを読む
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シャルロット・ゲンズブールとベアトリス・ダルの穏やかな談笑から始まるも、その後30分程ひたすらに殺気立った現場の光景を見せられる。
居心地が悪すぎる...またギャスパー・ノエに忍耐力を試されている..>>続きを読む
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『ザ・ロード』もそうだったけれど、この監督は幸せなシーンで緊張感を出すのが本当に上手い。幸せな画面に穏やかな音楽がついているだけなのに、どこからあの「嫌な予感」を演出できるんだろう...
フォレスト>>続きを読む
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「ロシアのタランティーノ」との謳い文句で気になって観てみたら、たしかにタランティーノだった。拷問が陰惨で、アホみたいな量の血が出て、なぜかお洒落...
序盤、ハンマーを置いたテーブルを挟んで彼女の父親>>続きを読む
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7年前は校内ヒエラルキーの頂点に立っていたジェンコが、潜入先では理系のオタク達とつるみ、さらにクライマックスでオタク達に教わったお手製爆弾を敵のリムジンに投げ入れる...というのが胸熱だった。
ジョ>>続きを読む