このレビューはネタバレを含みます
美術館映画の中でも一番好きかもしれない。辛い歴史を乗り越えた過去の学芸員たちの物語、そして彼らの意思を大切に引き継ぎ、エルミタージュを守り育てようとする現在の館長の言葉に胸を打たれる...
以下メモ↓
・エカテリーナ2世は、西洋諸国に並ぶため、文化的水準を上げるためには美術品が必要だと考えた。
・館長「我々は芸術家と子供のための存在です。子供の審美眼を美術館は磨くことができます。」
・戦時中には美術品をウラル山脈へ、学芸員総出で梱包作業をした
・「ある時、前線からお腹を空かせて疲れ切った兵士たちがやってきました。1人のガイドが彼らに館内を見せて回りました。空の額縁を見せながら絵を口頭で説明する彼の言葉に皆んなが聞き入って幸せな気持ちになりました。そこに絵がないにも関わらずです。」
・エルミタージュの冬宮の地下に住む猫
・プーチンは意外と文化芸術を大切にするタイプ