ひええさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

ひええ

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パーティ★モンスター(2003年製作の映画)

3.7

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友人に薦められて。
ヘドウィグみたいな話かと思ったら、こちらの方がずっと救いがない。(それはそれでよい。)
目はチカチカするし全体的に辛いのだけれど、終盤のイカれた展開は結構好みだった。
マコーレー・
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ゾンビハーレム(2009年製作の映画)

2.9

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タイトル通りのB級。
襲いかかってくるゾンビ達が妙に乙女っぽくて楽しかった。
女装で騙されるなんて超かわいい...
もうちょっと生き残ってもよかったのに、なんて考えるのは甘っちょろいかな

都市とモードのビデオノート(1989年製作の映画)

4.3

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ヨウジとヴェンダースがビリヤードしながら話すシーンが好き。

Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

4.1

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ドキドキした。
ピナのような格好いい老婆になるのが夢。

ロスト・イン・ラ・マンチャ(2001年製作の映画)

3.5

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テリー・ギリアムが大好きなので、ちょっと辛かった。
呪われた作品なんだなあドン・キホーテ...でもギリアムにぴったりだと思うし、完成させてほしい。
まあなにより、とうとういま再び撮り始めていると聞いて
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.4

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安藤サクラがだんだん可愛く見えてきて、いつの間にか応援してしまう...

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

3.1

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バンクシーの映画を撮るひとをバンクシーが映画に撮るって映画。
アメリカンな「悪趣味」を笑えるかどうかがミソなんだろうな

ガルム・ウォーズ(2014年製作の映画)

2.7

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世界観や諸々のデザインにはわくわくしたけれど、消化不良な感がある。
鬱エンドはそれまでのキャラクターの心理描写が濃くて初めて活きるのかなと思った。
しかし、ただでさえ駒のように生きる自分たちが神の気ま
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ゆれる(2006年製作の映画)

4.6

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父のガソリンスタンドで働く真面目な兄と、東京でカメラマンをするプレイボーイな弟。
仲が良いはずなのに、正反対の兄弟の内側の確執が徐々に露わに、そして爆発してしまう様子に胸がキリキリした。
幼馴染は殺さ
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.3

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小さい頃に観たような映画の「おきまり」の幾つかって、きっとこの作品から来てるのだろうな〜と思うような良質な子供映画。
まあ時代は感じる。
冒険物はわくわくしてよい。
シンディーローパー

南極料理人(2009年製作の映画)

3.6

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南極へ単身赴任、期間は1年半。
家族、恋人に会えない、大好きなラーメンを食べられない、それぞれに辛い事情を抱えるけれど、美味しい料理と仲間との遊びで気力を取り戻す。
基本的に淡々と、ほのぼのと物語が進
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アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生(2014年製作の映画)

2.5

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彼女たちの真っ直ぐな生き様から、老いることを恐れてはつまらない、人生は楽しむべきなのだと教わる。
トイレットペーパーの芯で作ったブレスレットが可愛かった。

グーグーだって猫である(2008年製作の映画)

3.5

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心の中に細野晴臣の音楽にしかくすぐられない部位があるのだけれど、あれなんだろう。そわそわしてすごく心地良い。
愛猫の去勢手術と自らの卵巣摘出。ベタに、死神マーティが先生にサバを会わせるシーンが良かった
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横道世之介(2013年製作の映画)

3.5

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死んでからも思い出されるってすごく幸福なことだな。
高良健吾の顎が素晴らしかった。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.4

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すごく苦手なのだけど引き込まれて2回も観てしまった。
なぜかサブカル系の人は大体観ている作品なので、共通項として会話の中で「冷たい熱帯魚やん!」がツッコミとして成立する映画。

モヒカン故郷に帰る(2016年製作の映画)

4.1

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笑えて、なんだかやけに泣けてしまった。悔しい。
松田龍平指揮のブラバン演奏のシーンと、病院の屋上で肺癌の父にこっそり喫煙させるシーンが特にお気に入り。
極めつけはエンドロール...「音楽:細野晴臣」の
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ピンポン(2002年製作の映画)

4.3

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音楽が超いい。
ただコミカルなだけではなくって、それぞれのキャラクターが多面的に描かれた上で、ちゃんとそれぞれの役割を果たす。
原作の特徴なのかクドカンの特徴なのか、わからないけれど...パズルがぴっ
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.6

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悪趣味に両脚を突っ込んだかんじで面白かった。

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

2.6

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大泉洋のわざとらしいクサさ、たまらない人にはたまらないのだろうな。
松田龍平のキャラクターが良かったけれど、出番は少ない。
どこか懐かしい軽妙なノリと、冬の北海道の空気が楽しめる映画。
しかし肝心のス
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

4.3

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めっちゃ笑わせてもらった。
軽薄だけれど愛ある映画。
宇宙の秩序を守っているらしいエイリアン達がすごい純粋に性格悪いヤツ、というのが気に入った。
パイソンズは、なんやかんやとからかいつつも人類が大好き
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空気人形(2009年製作の映画)

3.5

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空っぽの空気人形と空っぽの人間。不燃ゴミと可燃ゴミ。
誰しもが空っぽを他者で満たしたい。誰かの代用品なんかにはなりたくない。
空気人形が心を持って人間の世界を見るというメインのストーリーに加えて、周り
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恋の罪(2011年製作の映画)

3.6

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試食のソーセージがだんだん大きくなるのに笑った。
「言葉なんて覚えるんじゃなかった。」

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.8

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NASAのプロフェッショナル達の鮮やかな仕事っぷりをみせてくれる、前向きな映画。
シンプルな作りながら演出が上手くてハラハラさせてくれる。
遠い火星に一人ぼっち、絶望的な状況の中で、普通の人間ならば食
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

こんなに頼りになる癒し系老人が職場にいたらいいね〜みたいな話。デニーロ演じるインターンが完璧すぎる...
アン・ハサウェイの大きなたれ目が素敵。

オン・ザ・ロード(2012年製作の映画)

2.1

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原作の圧勝だ...
キャスティングは悪くないしストーリーも割と忠実なのに、あの小説から匂う気怠さが、いまいち感じられなかった。残念。
音楽はグスターボ・サンタオラヤ。

ピストルオペラ(2001年製作の映画)

4.4

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鈴木清順、流石ですとしか言いようがない。
この日本的な映像美、このセンスは唯一無二だなと改めて。
2001年公開と考えると、技術的には古いやり方のところも多いのだろうけれど..。
タイトルもキャッチコ
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ヒミズ(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「普通」を願う少年の外界との擦れ、観ているこちらまでヒリヒリした気持ちになる。
泥まみれで血だらけ。あまりに生々しくて、たぶん2度目は観ないと思う。
顔に絵具を塗りたくるシーンが印象的だけれど、あれは
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写真家 ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと(2012年製作の映画)

4.0

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写真家という職業は、人が好きでないとできないのだとつくづく思う。
飄々と世間に対する批判をしたかと思えば、ふっと冗談を言って相手を笑わせる(彼は笑うとキュウキュウと音がする)。中でもこの映画のカメラマ
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ラスト・オブ・モヒカン(1992年製作の映画)

3.0

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悪いところも無いが、良いところも無い映画。
児童文学の名作なだけあって引っかかりも特に無いし見やすい。
モヒカン族の父と兄が格好よかった。無口なせいか影が薄かったけれど...
ダニエルデイルイス。

ファイアbyルブタン(2012年製作の映画)

3.3

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私はフランス人だから、依頼はまず断ってから後で考えるのだが...の下り笑った。
脚は物語る。

デヴィッド・ボウイ・イズ(2013年製作の映画)

3.9

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回顧展のドキュメンタリー。
音楽や映像、素材が素材なので当たり前なのだけれど、めちゃくちゃ格好良くていちいち痺れた。
ボウイの書く字が女の子っぽいのが意外。かわいい..
それから山本寛斎がバリバリの日
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.8

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実験的なカメラワーク(擬似ワンカット長回し)、表情豊かなドラム、メタ的キャスティング、全てに痺れた。

バードマンが象徴する輝かしい過去は、自己愛に満ちている。
超能力は、自分は特別な人間だと思いたい
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.2

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なんというか、12年間同じ映画を撮り続けたということに価値があるように思う。
大人になったら父親からGTRを譲ってもらうつもりだったって下り、すごくアメリカらしくて良い。親子揃って日本車。

1. S
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美術館を手玉にとった男(2014年製作の映画)

4.6

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手先は器用なのに、人間関係に関しては不器用。(病名は忘れてしまったけれど。)贋作を作って寄付し社会貢献することでやっと社会と繋がれる。オリジナルは作らない。ランディスは贋作の製作が「自分が唯一できるこ>>続きを読む

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.7

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あのタイトルロールを映画館で観れた時点でもう「もととったな!」と思った。
ジョン・ウィリアムスは本当に偉大。

残念だったのは敵キャラが魅力的でなかったこと。
あのスノークのホログラムがデカすぎるのに
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エクソシスト(1973年製作の映画)

3.8

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神の不在。カラス神父の自己犠牲によってリーガンは救われる。ローマカトリック教会の監修のもとに作られているというのが驚き。久々にインパルスのエクソシストネタがみたくなった...