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夏は萌芽し、過ぎ去り、二度と戻ってきてはくれないのだ。
「真実の半分だけを知ることはできる?」
ヤンヤンが撮った写真、とてもイケてた。
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”メフィストフェレス”という名称を避けて、あくまでも人間の高利貸しという設定なのが斬新。
洗い場(?)のシーン等、悪趣味で視覚的に楽しいけれど、
基本的に登場人物全員が人間の醜さを露わにしてる感じなの>>続きを読む
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この手の映画あんまり観ないのでラストは普通に衝撃的だった。
擬似ワンカットでずっとエリザベス・オルセンに寄り添うようなカメラワーク、狭さと暗さのせいで視界が限られてるのもめちゃくちゃ恐い...
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途中の雅楽とケチャが気になって仕方なかった。(パゾリーニはよく知らないけれど、ひょっとすると黒澤明あたり日本映画の影響でも受けているのだろうか...?)
運命に抗えないことを知り始めてからのオイディプ>>続きを読む
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ホドロフスキーの芸術に対する熱が、すごい...
言っていることはわかるようなわからないような...という感じだけれど。
メビウスやピーター・ガブリエルのインタビューが観れられる点でも貴重な作品と言える>>続きを読む
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えっ前歯?そっち?と思いかけたけれど、なるほどネズミに寄せたわけか。
ペストの流行と吸血鬼伝説の流行の時期は重なる。魔女狩りもそうだけれど、人間はあまりに理不尽・不可解な目に遭うと怪物のせいにしたくな>>続きを読む
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イニシエーションもの。
年の離れた兄がいるので、川で遊ぶシーンでのティンティンが感じている疎外感がよくわかった...でもお兄ちゃん、頼れるんだよなあ。
「毎日色んなことがあって、思い出せません。」
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こんなに精神をすり減らした映画は本当に久々だ...
マーサの居場所の無さがより浮き彫りにされる感じがして、カルト集団のフラッシュバックよりもむしろ姉夫婦といるシーンの方が辛かった。
エリザベス・オルセ>>続きを読む
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「オトコって馬鹿ね!」って言いたくなる感じの映画。でも最高にかっこよかった。
あとジェフ・ゴールドブラム見ると、どうしてもハエ人間のことを思ってしまう。
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ナチスに奪われた叔母の肖像、クリムト《黄金の女》を取り戻すという実話に基づいた物語。
画面としては地味なのだけれど、それぞれの苦悩や葛藤、信念が静かに丁寧に描かれていて好印象。
あと『もじゃもじゃペー>>続きを読む
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母がレイ・ブラッドベリの原作が好きだと言っていたので、なんとなく鑑賞。
10月、カーニバルを装って町にやってくる「秋の人間」は、欲望を餌に人々を釣り、その悲しみを糧にする。
ディズニー映画ということで>>続きを読む
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ジェーン・フォンダがリアルバービー人形で可愛いくって、もう、ありがとうございます。
でも、なんといっても美術が素晴らしい。ロジェ・ヴァディム監督の作品は他に『世にも怪奇な物語』の「黒馬の哭く館」しか知>>続きを読む
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美しいとしか言いようがない...
わたしには所詮、彼の苦悩は分かり得ない。外野だから、彼に踊り続けてほしいと強く思う。
そしてできるだけ沢山、そのバレエを映像として残してほしい。公演を観に行けない人々>>続きを読む
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蜘蛛は束縛する女を表し、アダムとアンソニーは一人の人間である。
『複製された男』ってタイトル、超ミスリーディングじゃんって思ったら原題は『Enemy』なのね。
あとあいつ、六本木にいるよね。
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正反対の二人の交流を描いたハートフルな作品かと思ったら、想像以上に味わい深かった。
終盤に「死」をもってきて作品に重みを...とかいった安直なことをされると大抵シラけちゃうけど、これは本当に良いな。い>>続きを読む
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この映画で罪を制裁する「神」の役割を担うチャンのキャラクターが良かった。
弱者にとっては救世主であり、悪者にとっては畏怖の対象であり...ってところは神として当たり前(?)の描かれ方なのだけれど、制裁>>続きを読む
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開始5秒で「あっ2回目だ、あの意味わかんない映画だ!」っていうのを思い出したのだけれど、また観てしまった。
前半にカウフマンがあれだけ嫌がっていた「ハリウッド映画あるある」(セックス、ドラッグ、銃撃、>>続きを読む
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キャスティングからマッチョなヒーローものを想像していたら、思っていたより人間くさく、闇が深かった。
ヒーローは悪が居て初めて成立するものなあ...
終盤イライジャと握手した際のフラッシュバック(?)>>続きを読む
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ヒリヒリしつつも優しい映画だった...やはりElliott Smithは偉大だ。
皆なにかに依存して生きている。
それにしても「『少年の母』は強烈体験よ」と語るティルダの顔、たまらないものがあるな
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地味なのだけれど、とても良かった。
SFというよりも、一人の人間の変化に焦点があてられる印象。その描写もまた、丁寧で。
その時その時を大切に生きよう...(わたしが感想を一言にまとめるととてもダサくな>>続きを読む
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いわゆる「ホドロフスキー節」は薄いものの(お祭り騒ぎとフリークスくらい)、わかりやすくてじんわりと、後味の良い友情もの映画だった。
これはオマーシャリフじゃないとできないな...終盤は特にピーターオト>>続きを読む
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神学部の授業の中でチラッとラマヌジャンの話が出てきたのを思い出してレンタル。
数式を発見する過程での神との対話を扱った作品かと思いきや、不器用な友情物語だった。
差別、迫害を受けた者が、最後にはその才>>続きを読む
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なんだこの匂い立つようなトルナトーレ感は...
死んだ星からのメッセージを今、我々は受け取っている。
愛が深すぎてちょっとストーカーみたいだけれど、天体が絡むとなんだかロマンチックに感じられる。
ジェ>>続きを読む
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思ってた感じの映画ではなくてびっくりした。
ハーレーに跨り星条旗を背負って旅する二人の、自由な生き様とその末路...アメリカが自由の国を謳いだしたのっていつからだっけ。これが世界で大ヒットしたのかと思>>続きを読む
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街中でのレコーディングのわくわく感、観ているこちらまで嬉しくなってきてしまう。
なんといってもロケーションが絶妙である。NYこそそういう企画が似合う街。いいなあ...また行きたいな。
『ブルースブラザ>>続きを読む