あるぱかさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

あるぱか

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天国と地獄(1963年製作の映画)

5.0

まーたとんでもない作品を作ったもんだ!
時代劇のみならず現代劇で超一級のサスペンスを作ってしまうとは!

何から言及していいのやらという感じだが、サスペンスはやはりCGに頼らない(というか頼れない)分
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(1954年製作の映画)

4.2

初のフェリーニ作品。
全く難解な作品などではなかった。

「俺は無学だが何かの本で読んだ。この世の中にあるものは何かの役に立つんだ。例えばこの石だ。…これが無益ならすべて無益だ。空の星だって同じだと俺
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野いちご(1957年製作の映画)

4.5

老人が旅の途中で出会う人々や夢、幻想によって自分自身の人生を見つめ直し、決算をしていくロードムービー。

イーサクは、道中出会う若者3人や、仲の悪い夫婦、共に旅に出た息子の妻との交流、野いちごによって
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赤ひげ(1965年製作の映画)

4.8

もうすっかり黒澤映画の虜になってるので、観る前から色眼鏡を掛けてる始末ですが、まぁ〜深い深い人間ドラマだった。
「赤ひげだ」って三船が言った瞬間におぉ〜〜!ってなるくらいにバイアスがかかってしまってい
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.0

やっと見終えた。

ベッタベタな演出の連続、あちゃーこれまた酷いCG&VFXだって思う場面もチラホラ。
なのに父バーフバリの魅力で全て持っていかれるほど、この2作は父バーフの映画といって良いと思う。2
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

なんだこれは!面白すぎた!
デル・トロの変態傑作映画!!(失礼)
見終えた後は感動で胸がいっぱいになって溢れかえった!洪水状態!

デル・トロ監督は独自の世界観を創り出す紛れもない天才だ。いきなり冒頭
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.5

やっぱりイーストウッドの作風はブレない!落ち着いてみられるんだけど、退屈しない工夫がなされてる。

「これは 誰の日常にも起きる現実」というコピーをみてもわかるように、3人の日常をドキュメンタリーチ
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.7


評価がかなり高いんだけど期待してみたらそこまで…というのが正直なところ。やっぱり期待はダメだ。デズモンド衛生兵の英雄の話はめちゃくちゃ感動したし、まさに戦争の“英雄”と呼ぶに相応しい!とても勇敢な行
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羅生門(1950年製作の映画)

3.9

朽ちつつある羅生門で雨宿りをする3人で、そのうち2人が聞いた恐ろしい話(ある侍が死んだことにまつわる3人の証言の食い違い)を話し合うストーリー。

人の欲望や醜さが嫌になるくらい浮き彫りになった。
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椿三十郎(1962年製作の映画)

5.0

「ところでおい 盗み聞きってやつはいいもんだぜ 岡目八目 話してる奴より話の本筋がよく分かる」

面白かった!!
黒澤映画が徐々にわかってきた気がする。今作は椿や川の流れが粋な演出を担っていた。愕然
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蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

4.5

「蜘蛛巣城」
タイトルだけで不気味な雰囲気が伺えるが、今作も黒澤明が“自然”を巧く効果的に使っていた!
ただでさえ不気味な歌から始まり、ほぼ全てのシーンで霧が漂っている。迷宮の森に迷い込む三木と鷲津の
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用心棒(1961年製作の映画)

5.0

褒めてたらキリがない…これが日本が誇る黒澤明か…!
何故そんなに世界に轟くのか?今まではわからなかったが、今作でその凄さを確信した。

黒澤映画は「動き」が特徴的だと聞いた。なるほど、確かにそうだった
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.9

誰にでもオススメできそうな、単純明快で笑えて、胸が熱くなるような演出がてんこ盛りな作品!
ネッドのストーリーが面白くてケラケラ笑いながら見てた。

グレイテストショーマンまだ見てないけど最近自分の中で
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殺しのドレス(1980年製作の映画)

3.8

こういう映画結構好きです。
デパルマのチャレンジャ精神が詰まった作品。
自分の好きな監督が、ほんとに自分の性癖全開で好き勝手詰め込んだような作品。あ〜こんな映画作りたかったんだろうなってビシビシ伝わる
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.4

エンニオ・モリコーネの生み出す美しい音楽を聴くだけでも価値があるんじゃないかと思われる。肝心の物語はゆっくり静かに進み、音楽とマッチしている。

だけど始まり方だけは少し過激というか作風に合わないな。
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第七の封印(1956年製作の映画)

5.0

とりあえずまぁ凄い映画だった。こんなこと言うまでもないくらいの名作なんだけど、この当たり前の名作を名作として感じれる幸せを噛み締める。そして、まだまだこの作品を理解したいと思わせてくれる。
同じくベル
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CUBE(1997年製作の映画)

3.6

強制参加型の密室デスゲームの先駆け的映画。

“CUBE”は非常に無機質で謎めいていて恐ろしい殺人空間であり、こんなものを作り出したのが無名のカナダの監督だというのだから驚く。
何より、CUBEを攻略
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ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

3.9

久しぶりのデパルマ!
自分には合わなそうと敬遠してきた本作だけど、やはりデパルマ好きを語る上でこのファントム・オブ・パラダイスは外せないか!ということでついに鑑賞。オペラ座の怪人のロックバージョンで、
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.6

認知症を患った老人の復讐ロードムービー。

記憶が飛びやすく、友人から貰った手紙を頼りに進んでいく。
この手のサスペンスは特に前知識無しで見たほうがいい。
自分的には展開は結構早めに読めてしまった。
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

-

く〜難しかった…。
これはまたいつかリベンジマッチをお願いしよう。

冒頭のサブリミナルの連続からわけがわからん。ははーん、これは終わった後に解説をみればきっとわかるはず!って思ってみたけどなるほどね
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レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

デニーロアプローチ究極の一本。

スコセッシらしさが全開ですわ。いわゆる自伝のような作品。ロッキーのような万人ウケする作品とは違って、裏側を描いてる。ロッキーみたいにうまいこといく人ばかりじゃないよ、
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エレファント(2003年製作の映画)

4.5

結構とんでもない映画を見てしまった。これは癖になる。いや、題材にしているのはアメリカのコロンバイン高校銃乱射事件という、アメリカの銃社会の闇を映し出した事件であるから、面白いとかそんなこと言うのはどう>>続きを読む

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

うーんなかなか難しい映画だった。というかこの手の映画は難しいなと思った時点で終わりというか、理解できなかったのかもしれない。だいたいこういう時は雰囲気でみたまま感じて、見た気になってる。

若いデニー
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WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

3.8

なにこれ、エミリー・ラタコウスキーとEDMの映画というだけでみたんだけど、思ったよりよかった。この映画の見方は、何気なしに(例えば僕みたいに女優目当てとか音楽目当てとか)適当な理由で期待せずにみること>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.5

いやー面白かった。ジョン・ウィックシリーズは僕にとっての嗜好品だ。『スーツで無双』って言葉がこれほど似合うのは今作くらいだろうかと思う。トランスポーターとか007とかビシッと決めて戦う映画は数あるけど>>続きを読む

96時間 レクイエム(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最近よく見返してて思ったんだけど、3作の中で2番目に好き。

なんか最初見たときはいや〜ないわ〜って思ったんだけど、時間おいてみてみたら結構面白い。ていうかウィテカー切れ者刑事似合うな。ラストスタンド
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.9

X-MENシリーズは何回かみたことある程度で、ずっとシリーズを追ってきたファンではありませんが、ウルヴァリンことローガンの最期の生き様は胸にくるものがありました。

生々しくて暴力的な描写が目立つ今作
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.4

ポンコツライアンに笑わせてもらった。

だけど特に引き込まれるストーリーでもなく、クスクスって程度だったのでそこまではまらず。

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

-

バーフバリ。
どこかの宗教みたいに皆さんつぶやいてたのでそんなに面白いのかなって思ってその日にクリップした作品。

見終わった感想としては、、、
いやめっっちゃ気になるところで終わるやん
です。
もち
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.8

意外に面白かったって声をよく聞いたので鑑賞。
僕は逆に期待マックスで見てしまったのでそれを超えることはなかったかな。


人間の醜い部分と自己を犠牲にしてでも助け合う精神とがうまく描かれてて、パニック
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ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

3.4

欧米の日本に対するイメージってこんなんよなぁ。

忍者出てたけど忍者っぽくなかった。手裏剣とか投げてないし。

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.6

島の設定はめっちゃ好き。

コング神いいね。

ストーリーは荒いけどね。

サミュがそんなにいい役じゃなかった。

ハードコア(2015年製作の映画)

3.3

最初の方は目まぐるしくぐるぐる回る一人称カメラワークで死んだ。
それとヘンリー、眼球頭位反射が消失してるのが気になった。

ヘンリーに同期するには時間がかかって、再起動してから続きを見終えました。
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.7

感動ストーリーだけどどうしても悔しさが残る。

ダニエルは大工を40年やってきて、妻の介護もして、挙げ句の果てに心臓病で仕事もできなくなってしまう。なんとかして収入を得ようと役所に通うが、デジダル社会
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.7

スコセッシはやっぱりデニーロと組んで映画作ってた頃が好き。このクレイジーな感じ。

デニーロの怪演が観れる作品。序盤からぶっ飛んでます。映画館のシーン、あんなやかましく笑われたらねぇ…。
終盤の盛り上
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夜に生きる(2015年製作の映画)

3.6

言うて昼間にどんぱちやってますやんって感じはした。

ベンアフ好きじゃないけど割と面白かった。まぁ禁酒法時代の成り上りギャングっていったらありがちなテーマだけど、その男の生き様を描きたかったんだなって
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