ironsandさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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テトリス(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

あのテトリスが世界を股にかけてスパイ映画並みに権利の奪い合いが行われてたなんて!ハリウッドエンタメ脚色されてるから…という事を抜きにしても、とても興味深く面白かった。映像も音楽も8bitテトリスへのオ>>続きを読む

ソングバード(2020年製作の映画)

3.0

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ものすごく期待せずに見始めたからか、意外と最後まで見れたことに驚いたけど、特筆すべきこともない。KJアパは運動神経良いね、ぐらい。

靴ひものロンド(2020年製作の映画)

3.4

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マリッジ・ストーリー・イタリア版、みたいな。原作があるからあちらが靴ひものロンド・アメリカ版、みたいな。
全く共感もしないし、やっぱり子供が可哀想なんだけど、なぜか心に残り思いを馳せてしまう作品。

ゴーステッド Ghosted(2023年製作の映画)

3.3

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ベッタベタなラブコメアクション映画でクリスエヴァンスもアナデアルマスも良かったんだけど、ちょっと長くて最後は飽きてしまった。

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.3

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結局、未成年相手よね(15歳と25歳)ってとこが終始引っかかって乗れなかった。70年代の雰囲気や実在の人物をモデルにした人たちの登場は面白かったけど。

ベルリン・アレクサンダープラッツ(2020年製作の映画)

3.5

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神話や聖書のような語りも現代的に置き換えられた設定も、個人的には見やすく、原作を読んでみたくなるほどにとても良かった。

『ベルリン・アレクサンダープラッツ』に秘めたクルバニ監督のメッセージ
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.5

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田舎町のうだつの上がらない暴力的なシングルファーザーに育てられ、兄は気弱ないじめられっ子、妹は勝気でしっかり者。支え合いながら生きている中、兄が誘拐されると妹は予知夢で、兄は仲間(死者たち)の力を借り>>続きを読む

ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021年製作の映画)

3.6

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アンドラデイが素晴らしい。

病室で亡くなる時の話など、『奇妙な果実 ビリー・ホリデイ自伝』(1998年)に書かれていたこととは違う点もあり、事実よりもいまの時代を意識し、映画として脚色されて描かれた
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.1

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昔トップガン見た時は楽しめたんだけど、今回はあのエリート軍人集団の乗りについていけなかった。トムクルーズのマーヴェリック演技も臭すぎて…ただ、私に合わなかっただけ。マイルズテラーは見た目からグース息子>>続きを読む

355(2022年製作の映画)

3.0

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今回もジェシカチャスティンのアクションが垢抜けないので、どうしても映画全体に二流感が漂ってしまう。出演者は豪華でせっかくこれだけ女が揃ってるのにクィアが全然無いのもどうなのよ。話もとっちらかってて、全>>続きを読む

パリ、18区、夜。(1994年製作の映画)

3.6

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「世の中が悪い」
今も昔もこの台詞が胸に残る。
移民、ゲイ、黒人、マイノリティの暮らしを映し出す貧しく華やかではないパリの貴重な映画。
エカテリーナゴルベワが今はもういないことを考えてしまって切なくな
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未来を生きる君たちへ(2010年製作の映画)

3.5

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生と死、親と子、友情、暴力とは。とても静かにずっしりと問いかけてくる良作。救いのあるラストで良かった。
生きてる者と死者の間には見えない"幕"がある。愛する人や親しい人を失った時にその幕は取り去られる
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リキッド・スカイ(1983年製作の映画)

3.3

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クィアであることは間違いないし、フェミニズムを感じる部分もあったけど、最後はマーガレットも消されてUFOは去っていく…まさに奇想天外。

「リキッド・スカイ」 Liquid Sky (1982)
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.3

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よく出来ているし映画としては素晴らしいんだけど、母の愛・母性に神聖さみたいなものを置きすぎてて気持ち悪い。個人的に好みでない。

悪なき殺人(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

悪はあるよね?邦題どうなの?と思ってしまった。後味悪すぎるんだけど、原作を読みたいと思うくらいに面白かった。犬が可哀想過ぎる。ヴァレリア・ブルーニ・テデスキが素敵。

コンペティション『動物だけが知っ
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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.6

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デュポン社のテフロン公害事件、この映画で初めて知った。

−この問題は現在進行形−
映画「ダーク・ウォーターズ」のモデルとなった弁護士が語る「永遠の化学物質」との20年の闘い
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.4

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女たちが強く逞しくて良かった。どこまでも自伝的なのでノスタルジーは感じれど共感性はなかったのだけれど、最後のジュディ・デンチのシーンが心に刺さり泣けた。

新連載スタート!Vol.1 ケネス・ブラナー
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その道の向こうに(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

画面内の心のケアを追体験するかのような癒し映画で途中までは良かったけど、リンジーとブライアンがプールに入るシーンのとこで冷めてしまった。心に傷を負ったジェニファーローレンスが住宅地をランニングしてると>>続きを読む

地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)

3.4

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ルッキズム・若さへの執着への批判を大変短く面白くまとめてて良作。日本での違法手術の電子ペニスというのも皮肉なのかわからないけど、本当にあり得そうなところが嫌だわー。

1640日の家族(2021年製作の映画)

3.5

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里親制度とは、親とは、子育てとは、子供にとっての幸せとは、と考えさせられるドラマだった。
何が正しいのか、どうするべきか答えは出せないけど、この家族・夫婦は素晴らしいなあと感じた。
躍動感溢れるジュリ
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なまいきシャルロット(1985年製作の映画)

3.7

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同年代の天才ピアニストに憧れ、田舎の街を出たいと願う13歳のシャルロットと、彼女を慕う身体が弱い近所の幼い子、ルル。当時からクィア映画だとは感じてたけど、実は「結婚式のメンバー」が原作だったり、シャル>>続きを読む

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

最初はなにがなんだかわからないんだけど、ヴェロニカパートに入ってすぐに予想がついてしまった。

【#Fスナ映画部屋】あなたも"やられた!"と思うはず?ゲット・アウト制作陣が送るネタバレ厳禁映画「アンテ
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検察官/勾留(1981年製作の映画)

3.3

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前半の記憶がないんだけど、ロミーシュナイダーが出てきてからの展開と画面の華やかさは凄かった。ロミー出すの遅いし、しかも最後は自殺させるなんて!最後の1月1日朝7時のテロップと刑事の顔がこの事件の重さを>>続きを読む

クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年製作の映画)

3.7

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素晴らしかった。とてもリアルで、ファンタジーにしないところが素晴らしい。ただ、やはり最後は死をもってでしか人は動かないのか、というもやもやは残る。

マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

性と生と死。
お兄ちゃんも可哀想だな。
周囲の人たちが優しい。
ライカ犬に例えられる(人の都合によって殺されてしまう)犬のシッカンが本当に可哀想なので犬好きとしては評価が下がる。

母が元気な時にもっ
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.2

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オープニングから圧倒。素晴らしかった。ラテン系移民の語られるべき物語。

名もなき歌(2019年製作の映画)

3.3

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女性監督が描いたペルーの女性の物語というだけで既に見る価値がある映画。
内容も国際乳児売買を主軸に、貧困、同性愛嫌悪など社会問題を93分に詰め込んだ感はあるがモノクロ映像が重苦しさを深めていた。

地獄(2009年製作の映画)

3.9

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強烈なイメージの連続と、壮絶な撮影現場のエピソードと、物凄いものを見てしまった。完成した作品を見てみたかったと思う反面、あんな撮影現場でいろんな人が苦痛を味わった作品なら潰れてしまって良かったとも思う>>続きを読む

華麗なる女銀行家(1980年製作の映画)

3.8

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帽子を配達に行った先ですれ違った視線を交わした女と恋に落ち、残された赤ん坊を自分の子として引き取り、成り上がった商才に長けた女。信用が第一と譲らない。現代ならまた違った結末だったろうなと悔しさいっぱい>>続きを読む

ナワリヌイ(2022年製作の映画)

3.9

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なんとなく知っていた人物、事件だったけれど、より知ることができて面白かった。現政権を倒すためには思想の異なる派閥でも数が重要だからパレードへの参加や写真を一緒に撮ることなど問題ないと言い切ってしまうと>>続きを読む

僕の巡査(2022年製作の映画)

3.2

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時代が時代だけにしょうがないんだけど、男(特に主人公)の勝手さが少し目立ってしまって残念だった。原作は良さそうなので、この物語をきちんと描くには時間が足りていないような気がする。ただ、注目しているフレ>>続きを読む

選ばなかったみち(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

本作はイギリスを代表する女性監督サリー・ポッターの弟が、若年性認知症と診断され、監督自身が介護で寄り添った経験をもとに書き下ろされた物語。父と娘が心で旅をした24時間が、豪華キャストにより美しく壮大な>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.6

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いくらスピルバーグでもミュージカルは…ごめんなさい、リメイクとしても配役やリタモレノ演じるヴァレンティナの存在などアップデートが素晴らしかった(レイプ未遂シーンは少し長くて不快だった)。
映画館で見た
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恋人はアンバー(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

基本的にはとてもキュートなセクシャルマイノリティの青春映画で良かったんだけど、時代が時代だけに辛い気持ちがよくわかりすぎて胸が痛かった(特にエディの普通であろうともがく姿)。しかし、セクシャリティを認>>続きを読む

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

市民権を持たない養子縁組、初めて知った。社会に疑問を投げかける良い映画。

アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

3.6

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いつだって戦争に関わる男はクソ。

公式
aida-movie.com

故郷ボスニアの紛争の傷跡描き続ける女性監督ヤスミラ・ジュバニッチ『アイダよ、何処へ?』インタビュー映像到着!
tokushu.
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