ココさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

4.0

よかった。すごくよかった。美しさとおぞましさが同居した映像が好きな人には絶対押さえて欲しい。ラストの展開が想像を上回ってくれたら☆5でした。『エクス・マキナ』でも感じたが、この監督のCGでの画作りが好>>続きを読む

私というパズル(2020年製作の映画)

3.0

暗い気分になるばかりで、観るんじゃなかったと思う。性差もあるだろうが共感できないんだよね。そりゃあ産んだ本人が一番つらいのは間違いないと思うよ。でもそれは勝手する免罪符にはならん。遺体の処置についての>>続きを読む

市民ケーン(1941年製作の映画)

1.0

心から、心から退屈な2時間だった(気が散って何度も巻き戻したため実際はもっとかかっているが)。私には面白さが全くわかりませんでした。多分一生わからないでしょう。無理にわかろうとするつもりもないし、わか>>続きを読む

ギリシャに消えた嘘(2014年製作の映画)

3.0

『太陽がいっぱい』の名前に引っ張られて期待がでかくなりすぎたな。こんなグダグダ逃避行の旅が許される、おおらかで古きよき時代はロマン。キルスティン・ダンストがババくさすぎて、主人公が彼女に惹かれていたと>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.0

緊迫感はなくモタモタ進むんだけれど、不思議と退屈はしない絶妙なバランス。120分だったらこうはいかなかっただろう。イェア言いすぎだし、変な顔の人がたくさん出てきます。

移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.0

あらゆる要素がB級やな〜って思いながら2時間。キャストには華がなく、黙って出なければロボに追いかけられることもなかったろうし、世界を滅ぼした兵器は大層な見た目の割にしょぼい性能(たった1時間で世界が滅>>続きを読む

プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.0

キツい顔立ちが完璧にはまってて素晴らしい。だからこそ、どう見てもお姉ちゃんより綺麗でしょってキャスティングはちと残念に思う。全体的に不快な人物が多いが、高慢ババアに物怖じせずハキハキと言い返す様はとて>>続きを読む

バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(1997年製作の映画)

1.0

ゴムの唇のシーンだけ克明に記憶していた謎。ホッケーの時点で観る価値がないと確信してるのに、シリーズコンプのために時間をドブに捨ててしまうのが僕の悪いところ。これで次回作が作れると思ってるのがイカれてる>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.0

ジャケ写イメージでいたら、とんでもない不快指数でぶったまげた。完全不意打ちよ。ぜひ前情報なしで観て欲しい。大変好みの作風ではあるんだけれど、主人公が終始気に障るため☆3です。顔、話し方、行動どれも好き>>続きを読む

キャットウーマン(2004年製作の映画)

2.0

期待してたわけではないがあらゆる面で下回ってきたな。アクション映画のこういう虚無感がダメなんだよな、外すと観た後にマジで何も残らない。クソなところしかない中で一つだけ選ぶなら、ラスボスがあまりにしょー>>続きを読む

バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

2.0

くそつまんねえな。スーツやモービルの造形を見なければ、ティムバートン版より前の作品だと思っただろう。軽く10年は前のノリでしょ。ヴィランがまたくだらない。オーバー一辺倒の薄っぺらい演技。

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

3.0

バットマンというよりティムバートン。007のように前の女には言及しない方式でよかったのに。軽薄な感じしか受けず、萎えます。マスク取る時アイメイクどうなるんだろうかと思ってたのでちょっと笑ってしまった。>>続きを読む

バットマン(1989年製作の映画)

3.0

僕の中のバットマンはこれ。幼いながら「バットマンの中の人が全然カッコよくない……」って思ってあんま興味持ってなかったんだよな。こんなルッキズム全開の幼稚園児は嫌だ! オープニングムービーやバットモービ>>続きを読む

コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

3.0

カタルシスに欠くが、人の心理について考えさせられるところはあった。ここまで耐えさせたんだから、多少脚色してでももう少しスカッと終わらせてよ〜!って気持ちはあるけどね。冒頭から描かれているように、店長の>>続きを読む

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.0

勝ち気な娘ちゃんがかわいかった(あっという間に勝ち気ではなくなってしまいますが)。監督交代の影響か、終盤は無敵筋肉映画みたいなテイストに。僕が求めるのはもっと淡々と絶望的なメキシコなんだよな。

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.0

女主人公がいらない。これに尽きる。余計なことしかできないくせに毎度ピーピーやかましい。さすがに一度くらい活躍するだろうと思ってたら、最後の最後に『サインはできない』とくるわけですよ。もうねアホかとバカ>>続きを読む

DEVILデビル/ラマン・ラーガヴ 2.0 ~神と悪魔~(2016年製作の映画)

3.0

追う者と追われる者が通じ合っていく展開は好物。勝手な想像で、インド映画はこんなダークな内容やられへんもんやと思ってたわ。しかしクソみたいなタイトル表記揺れのせいで、作品へのアクセスが極めて困難なのがク>>続きを読む

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.0

感動どころか眠かったな〜。個人的にはコーヒーショップでの別れのシーンだけ押さえておけばいいと思った。根本的にまずいのが、人が変わってしまったジョーに惹かれることに納得がいかない点。ブラピの顔だからと言>>続きを読む

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

4.0

全ての要素が良質。こういうキモカワな世界観というのはやはりよい。暇な時に繰り返し観たいと思う。エミリーだけが報われずかわいそうなのだけが気になりました。惜しい。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

2.0

感動の押し売りが過ぎて、オープンハウスの営業マンかよ?となる。いよいよ絵だけでは観るのがしんどい。鬱陶しい子供も、それを都合よく甘やかす大人たちにもうんざりする。ハイヒール君は結局どういうキャラクター>>続きを読む

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.0

サメ映画にさほど興味はないけど、原点くらいは押さえておこうかと。行政との対立など、意外と渋い展開で海に繰り出すまでは結構長い。当時はすごかったんだろうなっていうのが一番の感想で、手に汗は握れんかった。

Death Note/デスノート(2017年製作の映画)

1.0

ハリウッドでもクソ実写は作れるんだ! クソ実写に国境はない! 世界平和バンザイ! ツッコミどころのみで構成されており、クソ実写マニアでない人には刺激が強いかも。全員あたまょゎょゎでかわいいです。一番ク>>続きを読む

博士と狂人(2018年製作の映画)

3.0

勝手にジキルとハイド的なやつだと思ってたら全然違った。マジで全然違った。みんな髭もじゃでかわいいね。もったりもったり進む割にラストだけ急に駆け足になるので、ご都合的に畳んだ感がすごい。もうちょっとうま>>続きを読む

砂の器(1974年製作の映画)

4.0

こんな時代を体験したことはないにもかかわらず、郷愁をビンビン刺激される、見事なフィルムだった。30〜40代の写真(しかも集合写真)に7歳前後の面影を見出すという無理のありすぎる状況を起点としており、ス>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

3.0

いまいちかわいくないな、この頃はまだ若すぎるのかなって思ってたら、髪を切って納得! イヤイヤ期の冒頭から、責務と向き合う覚悟を決めて戻ったラストの成長ぶりにグッとくる。ブラッドレーは紳士なのかと思って>>続きを読む

シャレード(1963年製作の映画)

3.0

時代の割にかなり練られた展開で飽きさせない。正直舐めてた、すみません。ただ、彼に惹かれた理由だけ納得がいかなかった。オードリー・ヘプバーンは本当に無駄なく美しいなあ。衣装も豊富で目が幸せ。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.0

熊から先がつまんねえ。経験値を与えると新機能がアンロックされていく死体を駆使して生還せよ!でよかったんじゃないの? どういうテンションで観る想定なのかわからん……。せめてもう少しコンパクトにして欲しい>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

これは評価されるべき。ストップモーション嫌いな人類っているのかな? グロNGの人以外は観て欲しい。キモカワな造形・世界観が愛おしい。元々ストーリーの起伏に富むわけではないので、60分くらいの尺でもいい>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

3.0

トリガー×中島かずきの表現やノリが好ましいと感じるか否かが全てと言っていい重大ポイントだね。私がどちら側の人間かは想像にお任せする。他はいいんだけど、堺雅人だけどうにもミスマッチで最後まで馴染まなかっ>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.0

限りなくC寄りのB級スリラー。光学迷彩だけでは到底納得できない粗だらけでひどく気が散る。なまじ説得力を持たせようとするからこうなる。テクノロジー路線でいくなら徹底的にやれよ。それができんのならオカルト>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.0

反吐が出る日本語アオリだな。残虐でもなければ悪ですらない。ヴェノムが人類側に付く理由をスルーしたままなぜ完成してしまった? 脳みそを完全停止でして観ればそれなりに楽しい。無と言えば無。トムハーディは歯>>続きを読む

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.0

子役キルスティンダンストがすげえ。切り口は面白いし、視覚的にも楽しめるけれど、脚本には納得感がなく冗長。やっぱりブラピにロン毛は似合わないと思うんだよな。好きな人に怒られそうだけど。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

2.0

この手の風刺とか皮肉とか、ダメだなあ。全く面白いと思えない。視聴済みレオ様作品最下位かな。思えばSNSが登場する映画で当たった試しがない。

ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

4.0

メリケンCGアニメに求めるものが全て詰まってる。トイストーリー大好きキッズだった頃の僕に観せてあげたい。吹替でいくかどうか迷うよね(結局字幕にしました)。空想の冒険シーンとか、お仕事参観の出発準備のシ>>続きを読む

EMMA エマ(2020年製作の映画)

2.0

今日はクラシックなものに触れたい気分。最初は結構癖の強い顔だなって思ったけど、目が慣れるととってもキュート。どうにも散漫な作りというか、ダンスのシーンまでは物語のどこに注目すべきなのかいまいちピンと来>>続きを読む

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

2.0

ひたすら胸糞悪いだけで特に得るものはなかったですね。悪縁を断ち切って幸せになって欲しい。