このレビューはネタバレを含みます
主人公はイッツォなの?フリスト・フリストフなの?
鑑賞一回目は混乱した。
主人公の名前が途中で変わる/混じる、というかこんな風に、「役者」という映画の外の存在と繋がることで、現実にアプローチする映画>>続きを読む
優等生な映画。ベタだけど、いやじゃない。美しい。
個人的にエンドロールの歌がジェイ・チョウ(東アジア圏でおば様がたに大人気。英語っぽいキザな発音まじりの中国語でいかにもキザったらしくゴテゴテのラブソ>>続きを読む
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天晴れ。
Salvation のお話。
二項対立でパキパキのキレッキレ。
ツムジが拠り所とするのは聖書か〜。「書きことば」か〜。
一方、Chara は「話しことば」。キリスト教を受け入れてない>>続きを読む
岩井俊二の「少女爆誕」。
宮崎駿の「少女」もそうだけど、ここにまた一人、「少女」を描くオッさんが生まれた。
大きく二つの場面からなる。
一つ目が1963年、東京オリンピックの前年。田舎町、海、出稼ぎ、炭鉱、チョーセンジン。(mention されてないけど、ひょっとしたら、ここ「部落」では……?とも思った>>続きを読む
このホームビデオ感。「一般人」の人生なんてさあ〜、ちゃっちーB級映画なんだなあ…って。
大学の卒業式を控えて、しみじみ。
トーキョー、うるさいなあ。
色を聴く映画。
声を聴く映画。
キアロスタミのLike Someone in Love もこんな感じだったな。
ヒッチコックに"The Man Who Knew Too Much" 『知りすぎた男』がある。
こちら、『知らなすぎた男』笑。
脱力した。笑 マトリョシカ、ここかよ。。
一回観ればいい。
これを>>続きを読む
おくりびとのレヴューではなく。。。
@シネロマン池袋
『連続暴姦』
滝田監督、若かりし日のロマンポルノを鑑賞。こちらは「おくらないびと」でした 笑
日本映画はピンク映画で鍛えられてきたんだよなあ〜>>続きを読む
女と金と田舎。
Detail が細かい。じわじわとやられた。足音、質の悪い黒板、田舎の舗装の悪い道路でエンスト、公園の噴水から止む無く小銭を拾う姿。。
「ほんまかいなーー」
って話なんだけど、de>>続きを読む
一枚拾い損ねた手紙……… ニクいなあ。。
そして、
「日本国籍、日本生まれ、日本育ち」の自分だが、ヒョンなことから英語で生活する場面の多い身として、けっこう「ことば」を楽しんだ。
原題 Max
歴史に「もし」はないけど………、もし……、と思わずにいられない。もし安部さんが若い日にMaxに、師に出会っていたなら。
声を荒げるような言葉は空虚だ。
凄まじかった。まったく、最後まで食えないじーさんだった。
かつてハンナ・アーレントに糾弾された側=「不正義」の人間は、自身を「無力」「無意味」と呼び、戦後社会から姿を潜めていた。
いままで黙って>>続きを読む
「学生紛争時代、インテリ学生たちが観てた映画」っていうイメージから、どんなもんかと鑑賞。
なんか、古臭い。。。
「語り手イコール作者」みたいな構図が古いよ。。。。
この映画、一見"政治的"だけど、>>続きを読む
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ごめん!わたしこの映画生理的にムリ!笑 なぜなら!わたし!馬鹿キライだから!
吉高由里子みたいな友達ばかりに囲まれて育った地獄の中高6年間を思い出した………… ほんとうに彼女たち馬鹿で、ほんとうに馬>>続きを読む
2011年震災以降。
故郷(ふるさと)という言葉が、これほど意味を持ち始めた時代はないだろう。
ところどころギコチナイが、それを置いても良い映画だと思う。
DVDの菊池亜希子のインタヴュー集も、>>続きを読む
被差別部落のお話。
中上健次の原作は天狗も出てくるよ。
大学1年のとき初めて書いたエッセイが「半蔵の鳥」だったなあ。村上春樹に出てくるインテリ大学生がBARでウイスキー飲んでるときに、「路地」では中>>続きを読む
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最初は、よくあるアート系洒落乙アレンジかー?と思ったけど、考え直した。違う、これはちゃんとしたadaptation だ。解釈が加えられて、一捻りされてる。
これは大庭葉蔵が女にモテる話ではない。女に>>続きを読む
あ!"Hotel Transylvania"!
これ、アメリカではある程度大人が楽しむ映画として消費されていたよ。
字幕なしでヨユーなので、英語のオベンキョーにもオススメ。