EPATAYさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

最初の晩餐(2019年製作の映画)

4.0

言わなくても伝わること、言わないと伝わらないこと。
家族だからわかること、家族だからわからないこと。

父が死んだ最初の晩餐で思い出す家族の想い。

音楽(2019年製作の映画)

4.5

ふらっと特に期待もせずに観に行った映画が傑作だったときって最高ですよね。

そんな映画でした。
この映画を好きな人とは絶対に仲良くなれる。

シンプルの極致。シンプル過ぎるがゆえに誤魔化しが効かず、も
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.5

誰だよ『タイタニック』はロマンチックな恋愛映画って言ったやつは!全然違うじゃねーか!おかげで人生の半分損してましたよ。

https://lociepatay.hatenablog.jp/entry/
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.5

キャラが全員濃すぎる笑
塩工場のふたりが好きだな〜。

おもしろいんだけど、韓国ノワールに求める期待値が大きくなりすぎてあまりハマらなかった。

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.0

世界は自分に都合よく優しくはないし、うまくもいかないけれど、ほんの少しだけ勇気を出せば自分の世界は変えられるかもしれない。

そうしてあの頃を振り返れば最悪だったあの時もあれで良かったと思えるかもしれ
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.2

コメディパートは前作の方がよかった。
シリアスパートは今作の方がよかった。

再現度というか、役者陣の成り切り具合はすごく好き。それを見てるだけでおもしろい。

でもアクションが壊滅的に下手すぎる。殺
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無双の鉄拳(2018年製作の映画)

4.0

相手を天井に突き刺して倒すというパワープレーを見せてくれるマ・ドンソク兄貴が最高でした。

タロウのバカ(2019年製作の映画)

3.5

中途半端なやつらが悪にもなりきれず、世界を変えることもできずに中途半端なまま堕ちていく。

中途半端でバカだから先を考えた行動ができないし、しょうもない仲間意識で文句言いあって叫び喚くだけ。

それっ
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.6

めちゃめちゃめちゃめちゃ面白い!!

不謹慎厨と男尊女卑野郎大発狂の最高な映画!!

形式上女性が男性を圧倒する映画になっているわけだけど、女性讃歌というよりは自分讃歌な映画。誰しも捨てられないものや
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

タイカ・ワイティティ最高!

ジョジョ少年が可愛くて可愛くて。
今でこそヒトラーが何をやった人でどんな人だったのか分かるわけですけど、当時の人たちには英雄に見えていたわけで特に子どもからしたら仮面ライ
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.0

つまらないわけではなかったけど、なんか全てが嘘っぽいんだよなー。

スマホ落とすと大変ですよねー。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.3

痛快エンターテイメントととして大いに楽しんでたらラストで鉛の塊をぶつけられた。

そうだ、スパイク・リーだった...

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

4.2

片想いだから好きでいられる。

好きだから、絶対に好きにならないでね。

好きだから付き合わない恋もある。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.2

園子温監督作品は品を感じないんですよねー。

グロいから品がないとかエロいから品がないということではなくて、刺激的な表現が人間の本能で芸術だ!みたいな感じがするというか...
ほら、狂気だ!お前らはこ
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知らない、ふたり(2016年製作の映画)

4.2

ちょっとずつちょっとずつ登場人物たちが繋がっていく。

付き合うとか恋が叶うかどうかというよりも恋をすること自体を応援してくれる映画。

片想い讃歌の群像ラブストーリー。

葛城事件(2016年製作の映画)

4.0

はあ...
厭な映画だった。

なにが嫌ってめちゃめちゃ狂ってるはずなのにすごいリアルなんですよ。
一歩間違えば自分と家族もこうなってたかもしれないっていうリアルさがあるからより身につまされるというか
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his(2020年製作の映画)

4.9

https://lociepatay.hatenablog.jp/entry/2020/02/12/201007

オールタイム・ベスト級
LGBTsを描いた世界中の映画の一歩先を行く作品。
マイノリ
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mellow(2020年製作の映画)

4.0

田中圭だけはモテていても腹が立たないしもっとモテて!って思う。

今泉力哉監督作品、今回は「告白」がテーマ。
でも、告白って素晴らしいものだよね!ってだけで終わるわけではなく、想いを伝えることの独善的
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キャッツ(1998年製作の映画)

3.9

いや、やっぱり面白いよね。

人間が猫を演じ歌い踊る不思議さと楽しさ。
舞台だから成り立つ表現なんだとあらためて感じた。

確かに変な作品ではあると思う。
ストーリーはないし、猫だし。ただそこに美しさ
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キャッツ(2019年製作の映画)

3.5

怖い...怖すぎる...

ビジュアル?違う。確かに人間の顔が浮いているような見た目は怖いがそこではない。

ストーリーがない?違う。キャッツとはそういうものだ。

真の恐怖はその先にある。猫の世界を
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ラストレター(2020年製作の映画)

4.3

予想以上の大当たり映画でした。
切ない...切ないなぁ...

手紙が時代や生死を超えて人と人とを繋げ、現実と過去の“もしも”に折り合いをつける傑作です。

死んだ姉の代わりに同窓会へ行って、姉と勘違
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

3.3

予告編見た感じでは全く別物の映画になるのかなと思っていたが、昨今のオリジナルから大胆に改変するリメイク版とは違って、オリジナルをしっかり踏襲しつつさらに怖い作品にしようとしている映画だった。

蘇るの
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.2

イーストウッド監督すげえな...
89歳でしょ?よくもまあ毎年毎年映画撮れるもんだな。しかも毎回しっかり面白いっていう。

今回も多分に漏れず実話物で、今回は“マスコミ”の恐ろしさが描かれるわけですけ
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ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

今日公開のリメイク版に向けて、オリジナル版を観たことなかったので鑑賞。

なんか思ってたホラーの感じと違った笑
スプラッター系なのね笑

導入に時間を削いでいる分、事が起こったときのショッキングさや悲
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映画 賭ケグルイ(2019年製作の映画)

3.1

女優陣の振りきった演技が観たかっただけなのでまあ良いんですけど...

浜辺美波、森川葵をはじめ出てくる女優さんがことごとくぶっ飛んでて超楽しい。今回の映画から登場した福原遥も良かったー。

顔芸もす
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.5

面白い!
スポーツカーとかあんまり興味ないからどうだろとか思ってたけど夢中になって観ちゃった。

鑑賞後に上映時間を知ってびっくり。体感90分くらいだった。

まあまず迫力が半端ない。
特に音がすごく
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.5

単にカットしたエピソードを追加しただけなのかと思ってたけどけっこう細かい所まで加筆修正されていた。

それによってグッと世界が広がった上に深みが増していた。エピソードの追加や細かな修正でここまで印象が
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

監督が「道化師のいない喜劇」「悪人のいない悲劇」と言っていたけどまさにそんな映画だった。

ゲラゲラ笑ってたらいつの間にか首筋を刺されていたような感覚。コメディとも言えるしスリラーとも言える、人間ドラ
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.0

た、た、楽しーいいい!!!
たまんねえ、たまんねえ、たまんねえ!!

映画館でみればよかったと超絶後悔。
ストーリーの粗とか、人間たちの言ってること滅茶苦茶とかもうこの際どうでもいい!

かっこよけり
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.5

極限まで削ぎ落としてほぼ全てのことを観客の解釈に委ねるという思い切りのよさ。

その削ぎ落としっぷりは凄まじくて、まず説明描写がほぼない。シーツを被った幽霊にはセリフも表情もなく、手や足の動きも全く分
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.2

うっわーこれはすごいの来たなぁ。
けっこうがっつり性描写、暴力描写があるからきつい人はきついかもしれないけど、それでも観てほしいな。

きついテーマを扱いながらもコメディ感もあったりしてすごく絶妙なバ
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.9

ドラマ版は観ていて、話としての大枠は変わらないので泣かないだろうと思っていたらまんまと泣いてしまった。

ドラマではいなかった主人公の妹の存在がすごく良い深みを出していました。
お父さんの不器用なとこ
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.8

ことアクションにおいては素晴らしいと思います。細かいところまでこだわっていて、特に銃撃戦に関してはすごく徹底してリアルに描いていてすごいなと思いました。

日本映画史に残るくらいのレベルのアクションで
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ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

3.8

シリーズの幕引きとして完璧な着地と過去作を彷彿とさせるシーンの数々、作を追うごとに進化していく圧倒的な映像美、最高でした。

一作目で広げた風呂敷をこれ以上ないくらい綺麗に畳んでくれてそれだけで大満足
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