EPATAYさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

朝が来る(2020年製作の映画)

4.2

ほぼドキュメンタリーですよ。

望まぬ妊娠がいかに女性の人生を狂わせるか。付き合ってるからいいわけじゃないし、ましてや「ごめん」で片付けられる問題じゃないんですよ。

これは妄想に近い考察なんですけど
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.3

ギャグ作品が熱い展開にシフトするときのツボを完璧に押さえている。

『パラサイト』を超えて韓国歴代興行収入No.1を記録するのも納得の面白さ。

初恋(2020年製作の映画)

4.0

最高のヤクザエンターテイメント!

ベッキーはもちろんのこと全員キャラが濃くて大好き!

ユニディ大決戦も最高ですね。

何より素晴らしいのは三池崇史監督の邦画に対する愛がびんびんに感じられるところで
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.4

こんなの泣いちゃうよー。

すっごく好きな映画ではあるんですけど、一つだけひっかかる点があって......

小学生を過酷な目に合わせすぎじゃないですかね。特に今作で一番やばいあのシークエンス、映画オ
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

4.2

横浜流星かっこいいなー。
同じ名前なのにこの格差は何でしょう。世の中は不平等ですね。

恥ずかしいことに僕は『ただ君だけ』は観たことがなく、どんな作品なのかも知らなかったので全くのフラットな状態で今作
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獣の棲む家(2020年製作の映画)

3.8

ネトフリオリジナルのホラー映画。

これ超怖いじゃないですか。
意外と今までになかった怖さ。

ホラー映画でありがちな、なぜか家が暗いとかにもちゃんと意味づけされてあるのは良い。なんていうかこう、出口
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42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.7

やり返さない勇気、ただそれは何を言われても何をされても黙っていろということではない。

今思えばチャッキーロビンソンを演じたのがチャドウィック・ボーズマンだったというのは必然的な運命だったのかもしれな
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ばるぼら(2019年製作の映画)

3.8

【上映直後感想メモ】
ちょっと理解しきれなくて考えているうちに終わってしまった。
過剰なまでの性描写はなにを表す。
全体的にくすんだ色使いのなかで赤と緑だけは鮮やか。
映画の手前が全くわからない。
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

2.5

いやーちょっとひどいんじゃないですか

泣けるとか泣けないとかの問題じゃないですよこれ。

一本の映画としてちゃんと繋がっているところは前作よりもはるかに良かった。

アクションの疾走感も素晴らしかっ
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.3

あなたへの愛を知ったから、世界への愛を知った。

あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

4.2

すごく歪で完璧な作りの映画じゃないんだけど、それがむしろ青春の不器用さみたいなものを醸し出していてめちゃめちゃエモい。

失くした体(2019年製作の映画)

3.8

主人公に共感はしないしなんならストーカーじゃん気持ちわりーなとも思うんだけど、別に共感できるかできないかはたいした問題ではないので。

奇抜な設定がただ奇抜なだけのものになっているわけじゃなくて、ちゃ
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コロナウイルス 感染者(2020年製作の映画)

1.3

シンプルにつまらない!

まず、コロナウイルス限ったことではないがこういった社会問題となっていることを映画やドラマにするにあたってどういう目的で作品化するにかということを考えるところから始める。

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性の劇薬(2020年製作の映画)

3.8

同性とか異性とかに限らず、映画の中の性描写があんまり得意ではないので最初の方はけっこうきつくて観るのをやめようかなとも思った。

ただ最後まで観て思ったことは、この映画は同性同士じゃなくても成り立つが
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クラウズ 雲の彼方へ(2020年製作の映画)

3.4

うん、いいですね。

主人公が病気であることを同情されたくないということをちゃんと言っているところは良いです。そういう映画には出来なくなるわけですからね。

それから冒頭とラストの対比も良いです。主人
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サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

5.0

うわーなんだよー!
号泣しちゃったじゃんかよ。

この映画大好きだー。

これ北村匠海と真剣佑のベストアクトじゃないですかね。

群像劇ではないんだけど、4つの視点から語られる物語。交わりそうで交わら
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ぐらんぶる(2019年製作の映画)

3.8

え、ミッドサマー......?
僕はいったい107分間なにを見ていたんだ......

邦画史上No.1悪ノリ映画といっても過言ではないでしょう。

初速に命かけすぎて後半ものすごい勢いで失速するとこ
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

4.3

そうそうそう!これなんだよ!
男性だろうが女性だろうが自分の未来は自分で決める!

結婚するのは幸せになれるからじゃない。その人と結婚したいと思ったからするだけ。
家庭を持って一人前の男?恋人がいない
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BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイ(2020年製作の映画)

3.5

K-POP全然わかんないんだけど、BLACKPINKだけめっちゃ聞いてました。

ドキュメンタリーとしては正直普通な作品だけど、彼女たちの努力がすごく伝わります。

生まれたときから才能があってトント
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フェイフェイと月の冒険(2020年製作の映画)

3.3

Netflixで配信のアニメ映画。
あのグレン・キーンが監督をしているとあってアニメーションとしては素晴らしいの一言に尽きる。

特に卓球のシーンは無重力化の動きの楽しさと色使いの美しさが見事に合わさ
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ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

4.5

途中で観るの辞めようかと思うくらい辛い話だけど、観て良かった。

これはもはや宗教の問題ではないと思う。日本だって全然他人事じゃない。

強くてかっこいい男らしさのために女性を傷つける。男の幻想とプラ
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.8

嘘だろ......これ、現実なんだ......
1968年の出来事だけど、どうしても昔の話だとは思えない。

怒りに身を任せれば本来の目的や意志を見失ってしまう。それに気づかせてくれるラストでは涙が止
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

『ムーラン』『ソウルフル・ワールド』の劇場公開を取り下げ、今後も配信を中心に考えていく方針を発表したディズニーが鬼に堕ちてしまったいま、 「炭治郎、そして鬼滅ファンたち、君たちが映画館を支える柱になる>>続きを読む

望み(2020年製作の映画)

3.5

堤幸彦作品の中では好き。

ポスターが『パラサイト』みたいだなって思ってたら、同じこと思ってる人たくさんいて笑った。

観客を想定している登場人物は石川家の誰かでも、倉橋でも被害者家族でもなく、名前も
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星の子(2020年製作の映画)

3.7

“宗教”を特に肯定も否定もしていない。

ゆえに“わからない”

しかしその“わからない”こそが重要。

宗教という輪郭を通して見るから信じることがよくないことのように見えるけど、実はかなり多くの人が
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.0

いやー良かった!
「家族、震災、ジャニーズ、はいはいまた感動ポルノ系ね。ニノが出てるからって当たりとは限らないからな、ケッ!」て思って全然期待してなくて見に行くつもりもなかったんですけど、すみませんで
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

5.0

映画の見方が広がるし、今すぐ映画館に行きたくなる!

映画館で観るからこそ分かる演出もあるので観れる方は是非劇場へ。

タイトルの通り、映画“音響”にスポットを当てた作品だが、同時に映画自体の歴史も学
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.3

いい加減にしてほしい。

邦画ってまだこのレベルなの?

この映画に涙することに何も疑いを持たずに有難がっているうちは日本はいつまで経ってもジェンダーギャップ指数最底辺の国のままでしょう。

マイノリ
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二ノ国(2019年製作の映画)

1.6

こりゃひどい。去年に観てたら間違いなくワースト映画でしたね。

キャラにミスマッチすぎる声優キャスティング。セリフと合っていないキャラの表情。なんでそうなる!?な展開の連続。急にヌルヌル動くモブ兵士。
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

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記録だけ。
3月くらいに見たんだけど全く覚えていない。