曖昧で確かな断片がつくる輪郭とその力強さ。語らないことで語り尽くすこと。
登場人物ひとりひとりの心中やその人物の背景を台詞や状況として直接語らずして、表情や視線、ふるまいなど、役者の顔や佇まいなどの>>続きを読む
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物静かな前半とそれに比べて語りの多い後半のコントラスト。
全体の起伏はなだらかだけど、緩急をつけながらゆっくりと物語を転がしていき、静謐な映像と役所浩二の演技で語ってゆく。
渋谷区、トイレの色ちょっと>>続きを読む
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追い込まれていく中で何かに勝たねばならない。打倒すること。
倒さないことでも現状を変えていくことはいかにして可能か。
音、音楽が映像よりも先に印象に残っている。
日輪水、宮台真司。
1990年代->>続きを読む
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多様性の中での生きづらさとその分かちあい。物語として、ある程度わかりやすく、共感できるかは微妙かもしれないといった、ラインで、個人的には嫌ではなかった。
ただ淡々と水が高いところから低いところに流れ>>続きを読む
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現実と夢の曖昧な境界
軽やかで重みがありながら、緊張感のあるイメージの連続
カチカチ音
レコード
こんにゃく
たらの目
生首(だけに見えるカット)
奥行きショット
トンネル構図
砂浜のたたきあい
小>>続きを読む
人物が物語に奉仕せず、人物そのものが物語となっていた。
起きている現象を説明しすぎないながらも、ぼかすことなく密度があって良かったです。
あと緊張感
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もっと普通にアドベンチャー・活劇でいいのでは、、、
感情深掘りするなら密度出してくれないと厳しいです。。。