マスコミ、ジャーナリストの正義が何なのかが分からない。
新垣さんの心中が知りたい。
遠い未来だと感じてしまうと、思考することに意義が見出しにくい。
科学の実用化に先回りして、倫理的な問いを提示することがSFの1つの意義かもしれない。
知りもしなかった現実を「現実」を介して知った時、僕たちに何ができるのか。
現実の前に虚構はどうすればいいのか。
受動的に与えられ、そして多くを与えようとする。
ただ与えられているのではなく、掴み取っているのかもしれない。
選ばれた理由、選ばれない理由
選ばれる怖さ、選ばれない悲しさ
このレビューはネタバレを含みます
子どもから大人になること。
新しい何かを得るために、自分の過去を足場に飛躍すること。
描くキャラクターを絞り、しっかりとテーマが伝わってきた。
もう少しだけ、butterfly聞きたかった。