情報量多い。割にストーリーに関係ない。
「この先の人生が見えたら選択を変えるか」
このシンプルな問いを2時間掛けて投げかけているのがこの映画だと思う。一見したストーリーは、宇宙人の到来とそれにより起こる地球の危機、それをコミュニケーション>>続きを読む
ロボットを制約する2つのプロトコルのうち、「制御機能 2:自他のロボットの修正(改造)の禁止」が解除されたロボットが出現することから始まる話。
興味深いのが、そのプロトコルを解除されたロボット達がい>>続きを読む
脳内の世界観の描き方が面白い。ダリやマグリットの描くシュールレアリスムの絵にどこか似ているが、それは無意識世界に入っているからということか。
猿人たちが言葉を使うようになることで力を拡大してきたのに対して、言葉を失うという伝染病が蔓延しはじめ、対立する人間側のリーダーが最後にその病がきっかけで命を落とすのが象徴的だ。
次回作はあるのだろう>>続きを読む
創世記から聖戦までの新版の三部作の中で個人的には一番面白いと思う。
人間との対立が激化する中で猿人どうしでもその方針を巡って対立が生まれ、遂には『猿人は猿人を殺さない』という猿人の中で守られてきた規律>>続きを読む
新版の創世記から聖戦までの三部作は、地球がいかにして猿の惑星になっていったかを描いているが、ひとり(一匹?)の猿人シーザーと人間の関係がどう変化し、それがシーザーの成長にどう影響し、行動させるかという>>続きを読む
最後のどんでん返しは予想できる人多いのでは。詐欺のトリックよりも、なぜ相方が裏切りに走ったのか、"娘"が裏切りに走ったのか、に焦点を当てたストーリーの方が面白くなってたと思う。
SFアクションはリアリティが大事だと思うけど、リアリティがあった。
対極の二役を演じわけるディカプリオの演技力。特に、『人を気遣う目』について王らしく無いと注意される場面があったが、確かに兄の王役の時と目が違った。
主人公が恋仲になった相手が娘という設定は面白いけど、話の展開自体があまりにも普通で退屈だった。
気づきの多い作品。
争いを無くすため『差異』の排除を徹底的に目指した世界。人々は過去の記憶を持たず、毎朝の投薬で自分の感情を抑制される。
そもそもこの世界には『感情』という言葉が存在しない。争いを>>続きを読む
実在の人物がモデルということで、観終わった後にWikipediaで調べてみたらほとんど映画と同じ人生を歩み、しかも31歳でその生涯を閉じたというから驚き。本人の顔写真もあったが、風格があった。
ひとりを助けるために6人ぐらいがタイムトラベルするけど、そのうち半分以上が帰ってこれないのは果たしていいのか気になってしまう。
この類の映画はわかりやすいハッピーエンドになることがよくあるけど、この映画の場合はハッピーなのかバッドなのか観る人によってわかれそう。
原作観たことある人は評価低めだと思う。同じストーリーでも、小さな演出の違いが印象に大きく影響を与えることがわかる。その演出が、本作の方が劣っている。
例えば結婚前夜のシーン。
本作にない演出として、>>続きを読む
マトリックス的世界観。今自分が住んでいる世界も、誰かに作られた虚構の一部なのかもしれないし、きっとそうなのだろうと思う。
演出だけでなくストーリーの設定も伏線が考えられていて、アクションでありがちな視覚的なインパクトだけでなく、知的にも刺激のある映画だった。
『かもめ食堂』好きな人が大体好きだと挙げているのがわかる。自分が信じていることを、好きな人とコツコツと続ける人生。刺激は求めず、来るものを自分たちの価値観でもてなして癒しを与える。
かもめ食堂との比>>続きを読む
けっこう普通のSF。火星で明らかになる事実に、もう少し説明が欲しかった。