怪物だーれだ。
日常の、小さな自己保身、
おもいやりの欠如、すれ違いからくる負の想念が、
この世界に無数に沈殿しているんだろうな。
人間こわいと思った。
ブッ飛んでる。
紛れもないB級作品でありながら、
CG、アクション、編集のクオリティは無駄に高い。
ディテールひとつとっても、
作品にかける莫大な情熱とエネルギーが感じられる。
幼いころ足でピアノ>>続きを読む
「英雄とは人間が必要にかられて作るものだ」
敵も味方も、
国に翻弄され、
戦争の犠牲になるのは、
いつもやさしい若者たちだ。
生き残ったとしても、
心の傷は一生消えない。
家族を、仲間を守るため>>続きを読む
日本人の視点で描かれた、
アメリカ人の制作ということに驚きを隠せない。
手紙には、家族や故郷への深い愛情が綴られていた。
戦争で命を落とした英霊たちは、
家族や故郷を守るために戦地へと赴いた。
この>>続きを読む
神戸ルミナリエを思い出す。
何年前だったか、神戸の街で、
光の回廊を歩いていると、
涙が止まらなくなった。
企画した人、準備した人、資金を出した人。
震災で亡くなった方への、
言葉にならない、深い>>続きを読む
旅先で、絶対に踏み入れてはならない場所へ、誤って足を踏み入れたかのような錯覚。
ドラッグ、売春、恐喝、隠蔽、横暴な警官。
移民や貧困が根底にあるんだろうけど、盗難しても悪びれない少年達に、問題の根>>続きを読む
退屈という理由で、ともだちと絶縁するか?
まず、どストレートに思ってしまった。
友情を捨てて、生きた証として後世に名を残すことにどれだけの価値があるのか。
優しさの欠如が、取り返しのつかない大きな>>続きを読む
ワンショットで、戦場を一気に駆け抜ける臨場感。
息もつげない緊迫感。
革新的な作品であることは間違いない。
上等兵の、地を這うような視点。
炎、鉄格子、ドロ溜り、死体。焼け焦げた臭い。
戦場を俯瞰で>>続きを読む
なんだろう、涙が止まらない。
家族愛、少女の旅立ちという言葉では、言い尽くせない。
相手の心を聴くこと、感じることは本当に難しい。それは、障碍の有無にかかわらず、私たちが、日常でいつも直面している>>続きを読む
ふぅ。
炎が、心からはなれない。
よくもまあ、これだけ憎しみが連鎖するものだ。
暴力、放火、レイプ、殺人...
この映画の世界では、どんな犯罪が犯されても、誰一人として捕まることはない。
「まだ捕>>続きを読む
油断していた。
ぼーと気楽なコメディをみるつもりだったのに。
さえない二人のセールスマンをコミカルに描く作品であることは間違いないが、人類の欲望と、無関心のショーケースを見て回った気分になった。>>続きを読む
私小説を読んだ感じ。
なんとも言えない重さ。
百点の選択肢がない中で、主人公の女性の孤独と強さが際立つ。
妊娠の重さは、いつの時代でも、男と女で違いすぎる。
中絶をしようとしても生きる赤ちゃんの>>続きを読む