桐ちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

桐ちゃん

桐ちゃん

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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

5.0

物語の着地点をそう持ってくるのかと、予想もしていなかった結末にしばらく呆然としてしまいました。
ラストに向けて自分の心拍数がどんどん上がっていくのを感じました。

安全圏から線引きして結局は他人事だっ
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

時に強引だったとしても、ストレートに相手を想う友情は見ていて胸に刺さりました。
今ほど情報とも人とも簡単につながれない、この時代ならではのロマンが詰まったストーリーは今では眩しく感じます。

劇中に度
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ネバーランド(2004年製作の映画)

4.1

最初はクラシカルで可愛らしい感じで始まりますが、物語が進むにつれてストーリーは深みを増していき、どんどん惹き込まれて見てしまいました。
子どもと大人というのがテーマの一つであると思いますが、この作品自
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関心領域(2023年製作の映画)

5.0

絵に描いたような邸宅での幸せそうな家族の生活と、壁の向こうから微かに響いてくる悲鳴と銃声。
見えるものと聴こえてくるものの乖離に強い違和感と不快感を感じつつも、家族の日常のドラマを見ているうちにいつし
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ヘカテ デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

4.8

北アフリカのむせ返るような熱気と喧騒、そしてそこから隔絶された甘美な静寂の世界。
主人公が恋に翻弄されるが如く、私もこの映画の持つ魅力的な振れ幅に魅了されました。

”彼女との関係は愛ではなく幸福にす
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.7

とても美しい映画でした。
あたたかい日差し、やわらかな髪、揺れるワンピース。水の映し方も印象的でした。

単純にほっこり優しい映画というわけでもなく、田舎独特の閉塞的な人間関係や、実の家族との間にただ
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.7

青春真っ只中のティーンが主人公。
みんな美男美女でキラキラしてて、甘酸っぱい展開もありつつ今回もちゃんと怖かったです。

どえらいことになってしまったけど、どんな形でも大切なひとにもう一度逢いたいとい
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死霊館(2013年製作の映画)

4.0

終始張り詰めた緊張感で、たびたび起こる怪奇現象がとても怖い。心臓バクバクで見ました。
それとは対照的に主人公家族やウォーレン夫妻は好人物なキャラクターで、ヒューマンドラマ的要素も強くストーリーも良かっ
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.5

「アナベル 死霊人形の誕生」のあの可愛らしい女の子が変わり果てた姿で登場してきてショック。
身重で1人でいる状況で悪夢が襲いかかってくるというのがなんとも心臓に悪いです。

アナベル人形がどう見ても怖
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.7

死霊館シリーズを時系列順に見ているのですが、ここでアナベル人形の登場です。
女の子のメルヘンなお部屋に浮かび上がるアナベル、ゾッとする怖さがあります。
取り憑かれた少女の演技も見応えがありました。
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.8

「死霊館のシスター」の続きのストーリー。
あの時の登場人物に再び会えて嬉しいです。

雑誌が風でめくれるシーンは圧巻でした。どうやって撮ってるんだろう。お洒落な見せ方だなぁって見てたら心臓止まるかと思
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.9

死霊館シリーズは未見なのですが、時系列順に見ると面白いとおすすめいただいたので見てみます。

残酷すぎたり凄惨な描写が多いホラーは苦手ですが、こちらはクラシカルな雰囲気でエンタメ寄りなのでだいぶ見やす
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.0

ポスタービジュアルや”プレイリスト・ムービー”という宣伝文句からもっと軽いMVみたいな感じかなと思っていましたが、想像よりずっと重たいストーリーでした。

前半と後半で主人公が異なる見せ方は斬新に感じ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.1

全てが美しく、瑞々しく、80年代の夏のイタリアの風景はどのシーンを切り取っても絵画のよう。

どうしようもなく恋焦がれる主人公の心情に、同性愛・異性愛関係なく何とも切ない気持ちになりました。ティモシー
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.0

恋のはじまりと愛のおわり。
ふたつのシーンを幾重にも交差させることで見る人の心を抉ってくる、なかなかヘヴィな作品でした。
なぜ愛は終わってしまうのか、観たあともしばらく考えてしまうほどでした。
永遠に
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

狂気じみた映画を観たくて選びましたがぴったりでした。
いい意味で予想を裏切られ、ストーリーの展開にどんどん引き込まれます。

逃げる男、追い詰める女。
ここまでやったらもう逆に愛なのでは、とうっかり思
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セッション(2014年製作の映画)

5.0

狂ってるけどやっぱり好きな映画。
鬼教官に対する恐怖心、そして幾重にももたらされる屈辱を乗り越えた先の境地を描いた映画。

ラストの主人公の恍惚とした表情が見終わった後も脳裏に焼きついています。

COUNT ME IN 魂のリズム(2021年製作の映画)

4.0

ドラマーが主人公のドキュメンタリー映画。
チャド・スミス、ニコ・マクブレインなど有名ドラマーのインタビューや映像が盛りだくさんで、彼らのエピソードに触れられて楽しいです。
ラストのドラマー4人のセッシ
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ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

5.0

この映画は大好きでもう何度も観てるのですが、映画館での4K上映ということで再度劇場に足を運びました。

映像だけではなく音の解像度も鮮明で、この映画の世界をより肌で感じられました。
全てが完璧に美しい
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ストーカー(1979年製作の映画)

5.0

作家、物理学者、そしてその二人を導く男の三人で、”どんな願いをも叶える”ゾーンと言われる場所を目指すストーリー。

娯楽要素が一切出てこないにも関わらず、度々見返したくなる映画です。

SFを題材にし
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僕の村は戦場だった(1962年製作の映画)

5.0

戦闘シーンが一切出てこないながらも、戦争の悲しさと恐怖感がひしひしと伝わってきます。

戦争を介しての少年イワンの表情のコントラストが鮮烈に印象に残ります。戦前のあどけない笑顔は、誰もが心奪われるよう
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

5.0

映画にもジャケ買いみたいなのはあると思いますが、この映画は逆に私はポスタービジュアルがあまりピンと来ず。でも評価が高かったので見てみたらすごく良い映画でした。

「ONCE ダブリンの街角で」や「はじ
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.6

ことごとく楽曲が良すぎる。
映画を見終わった後もこの映画のサントラを聴いて、日常に”音楽の魔法”をかけてもらいました。

NYの街中でレコーディングをするというのがクリエイティブで見ていてワクワクしま
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

まず物語の設定に興味をそそられました。
鳴かず飛ばずのミュージシャンの主人公が、なぜか自分以外の全員がビートルズを知らない世界線に行ってしまう物語。
最初は困惑していたものの、段々とこのチート設定な世
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ブリタニー・ランズ・ア・マラソン(2019年製作の映画)

4.0

ランニングを始めてから、主人公ブリタニーがみるみる変化していく姿に引き込まれました。元は自堕落な生活、肌は荒れ、身体にも自信がなく、他責思考な性格だったのが一転。とある夜のシーンなんてびっくりするほど>>続きを読む

シンデレラ(2021年製作の映画)

4.2

現代版シンデレラ、時代が変わると価値観もひっくり返ったりしていて面白いです。

ディズニー・アニメと違って「王子様と結婚=幸せな結末」にはならないし、継母がシンデレラに嫉妬を感じる理由も異なる。時代と
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

4.0

実話に基づくストーリー。
ポール・ポッツさんのことはテレビで見たことがありましたが、こんなに山あり谷ありの人生だったとは。

彼のガールフレンドがまた人格者で、「彼は素晴らしいオペラ歌手になる」と心の
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ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)

3.7

誰とでもすぐ打ち解けて、歳を重ねても挑戦することを恐れない太陽みたいな女性ジュリア。夢を諦め、望まない仕事をしながらさえない生活を送るジュリー。その2人が時を超えて料理で繋がるストーリー。実話を元にし>>続きを読む

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.5

片田舎の小さな村で慎ましく暮らす老姉妹。
日々を信仰に捧げる人生。それと対比して映し出される少女の頃の淡い恋の記憶。その断片が繋がっていき、物語は思いもよらない展開へ。

なぜこんな田舎の小さな家に異
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エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事(1993年製作の映画)

4.8

“完璧なラブストーリー”と聞いて甘々な物語を想像していましたが、社交界ならではの心理戦描写がスリリングでなかなかゾクっとする話でした。

映像の美しさは一度見たら忘れられないほど。装飾やファッション、
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーでありながら冒頭は映画のような始まりでワクワクします。製作陣のハリーポッター愛が伝わる素晴らしい演出に心躍ります。

撮影時の裏話が聞けたり貴重な映像が見れたり、ハリーポッターファンに
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.5

衝撃の真実が明かされる最終話。
いつ見ても、回想シーンは涙なしに見られないです。

この物語はダークファンタジーでありながら、最大のテーマは愛だと思います。
自己犠牲も厭わないほど深く強い愛、自分の仇
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

4.5

映画冒頭のロンドン市街が破壊される描写はものすごい迫力でした。
本来魔法とは無縁のマグルも危険を察知して避難するほど、闇の陣営の勢力が増しています。

第1作目と同じ映画と思えないほど、シリアスな展開
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

4.5

どんどん不穏さが増していく展開、ハリーだけではなく、宿敵マルフォイにもまた別の重圧がのしかかります。

マルフォイといえば気取った嫌味な演技がお決まりでしたが、今作は特にそういった笑える要素は消え、よ
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.5

不都合な事実を隠蔽する、頼りにならない政府に対抗して独自に自衛団を結成する本作。「不死鳥の騎士団」という団体の秘密基地も登場し、私は5巻がストーリーの中では一番ワクワクします。

ラストの対決のシーン
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.5

一気にハリーへの試練が重くのしかかってくる本作。親友のロンにまで疑われて孤独になってしまうシーンは、小説でも映画でも見ていて胸が苦しくなります。

舞踏会でハーマイオニーが美しくドレスアップした姿はた
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