すみすけさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

アザー・ミュージック(2019年製作の映画)

4.2

インディーロック好きにはたまらないバンドがたくさん出てましたが、もうジャンル関係なく名前が出たアーティストの曲全部聞きたいですね。最後、ヨラテンゴの残響が胸に迫りました。

恋人はアンバー(2020年製作の映画)

4.3

この世界の秩序なんて後付けだから、真の自分へと旅立つ姿を見守る存在こそがパンキッシュ。

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.0

ロマンティックとは次元の異なる虚実の並行世界に誘われる。

TOKYO!(2008年製作の映画)

3.7

揺れの暗転からTokyo Town Pagesへの流れが素晴らしい。

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.0

開かれたら新しい世界は、それでも今日この刹那とつながっている。

心中天網島(1969年製作の映画)

3.8

墓場での情交。足への執着。エロスとタナトス。

マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.2

国家に居場所を奪われる不条理の前では、無垢な善意すら暴力に転化し得てしまうけれど、だからこそ、この作品に真摯に向かい合い、この世界を知らなければならない。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.1

燃え尽きるより早く火を消し止めることができたであろうか。

恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.9

悲恋から通じる新しい世界への道は明るさに満ちている。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.9

天災の発現が人間の所業に帰せられたら美しい景色も妙味を失ってしまう。