トムトゥルさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

トムトゥル

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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.0

うざい車いす君、わざわざ叫びながら逃げる女、なかなか女に追いつけないレザーフェイス、おっさんのホウキでビシバシ、じいさんの指チュパダンス、ハンマー持てましぇん、レザーフェイスの悔しみダンスと見どころ満>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.9

なんとも清々しく爽やか。単なる歳の差恋愛じゃないのがすごく良い。純粋な恋心、挫折、夢と現実。
この映画は良き大人の在り方を見せてくれる。トガニのじじいどもは大泉さんを見習え。
小松菜奈ちゃんの走るシー
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.1

やっぱ音楽っていいなぁ〜!ってなる。脳内でどんどん楽器が鳴っていくシーンがもう最高。時系列を前後させる演出もニクい。
恋人、家族とどう向き合うか。街中で仲間たちとレコーディングだなんて超エモいじゃない
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用心棒(1961年製作の映画)

4.2

話の構成、画の構成が美しい。
前半のおバカで笑えるヤクザ同士の抗争と、終盤の血みどろな戦いの対比。三船敏郎はめちゃ強いけど、その強さを中々見せないのがニクい。
出てくる人物みんなしっかり個性があって愛
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.8

世界観や設定の面白さとえ、なんでそうなる?てのが同居した映画。自らピンチを招くコメディファミリー。セーフな音とアウトな音の基準が…?クリーチャーのデザイン好き。なんだかんだでハラハラさせてくれる。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

シャロンテート殺人事件とヒッピーについて予習してから鑑賞。人によっては冗長とされる、特に前半部分も昔のハリウッドの雰囲気、レオ様とブラピの友情、タラの溢れる映画愛でまったく飽きない。
そしてなんといっ
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.1

こんなことが現実にあったなんて信じたくない、けど実際に起きたこと。しかもそれをがっつりエグく描いてる。報われない。
子役への配慮はめちゃくちゃしっかりやったそう。そりゃそうだ。
こういう題材を取り扱っ
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.2

上下からの各キャラクターの成長。新キャラ続々投入でもごちゃごちゃしないつくり。太一に焦点を当てたストーリー。
3作目の予定は無かったってのは本当?って思わせるくらいしっかり纏められてる。熱くて優しくて
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

4.0

全国大会からは激アツ。団体戦もだけど、特に個人戦。新の涙、つられる。それぞれがカルタをやる理由。個人戦こそ団体戦。松岡茉優ちゃんかわいい。

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

4.0

スポ根で青春で楽しい。マンガアニメに寄せた演技に慣れるまで時間がかかった。でもそんなことは置いといて各キャラクターの個性や競技かるたの魅力を上手いこと見せてくれて、アツい。広瀬すずちゃんかわいい。

アラジン(2019年製作の映画)

4.5

これぞエンタメ、文句なしに面白い。ウィルスミスのジーニーがホントに最高。ここまで楽しく愉快にやってくれたら純粋に楽しめる。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.0

松岡茉優ちゃん再生物語、4人のピアニストの成長。世界最高のピアニストが送り込んできた男の子をギフトとするか劇薬とするか。
映画でありコンサート。全体を通して演奏シーンが多い中、撮り方の工夫を感じた。奏
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.1

韓国映画ブラインドが元にあるとはいえ、よくできてる。
犯人当てはメインじゃない。
見えない設定の活かし方。スマホ画面で誘導、洋館での暗闇返し。最後の目の皮肉。
何よりも吉岡里帆の演技がめちゃんこ良い。
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.0

戦闘経験のない主人公が時間を繰り返して強くなっていく、アニメやゲームではお馴染みの話。ガンパレード・マーチ、マブラヴ。大きな鍵になるヒロイン。
何度失敗しても肯定して突き進むことの大切さ。繰り返しの場
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.9

ジャンル変更からのまたやり直さなきゃいけない絶望感、死に方大喜利。
また母が生きている世界線をとるか?心から信頼できるパートナーと一緒になる世界線をとるか?

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

もう何も考えず楽しく見るべき。タイムリープもの。タイムパラドックスとかごちゃごちゃ考えなくていい。
ホラーコメディ?
ビッチで問題大アリの主人公の人間的な成長、どんどん愛着が湧く。途中まではマジのクソ
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.1

重厚な映像と音楽。
もっかいみて答え合わせしたくなる系映画。
みてるのは特定の人の視点でしかない。羅生門。
鉛筆ぐりぐり、見えないコップその他諸々。
レオ様の演技!
最後のセリフでほあぁってなる。

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

4.0

プロツェッサーXやマグニートーらの過去を楽しい仲間集め、トレーニングとともに描く。何よりよくわからなかったハンクがどんな奴だったのかが知れたのがよかった。
単純に面白い。

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.8

タラ監督のやりたいこと詰め込みました。イケてるガールズの長ったらしくてどうでもいい会話からのイカれたオッサンの欲望解放。
この流れを繰り返すけど最後はキモチー。
あんまり何も考えずに見ていい系映画。

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.8

こういう映画にありがちなめちゃくちゃ展開かなぁと思ってたけど意外ときれいにまとまってる。
特に前半の徐々に謎を解明していく感じはワクワクさせてくれる。
ただ、結局そういう系なのねってところに落ち着く。

リング(1998年製作の映画)

4.0

中田監督は、極めてホラー的な瞬間はギャグとか一発芸に近い、とおっしゃる。
確かにテレビから出てくるってギャグ。
でもちゃんと怖い。
意味不明で不気味な呪いのビデオの映像、どうしたらあんなの思いつくんだ
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.8

あの世界でのルール設定を飽きさせずに説明して、美しい映像で魅せる。
大人になっても中二病心がくすぐられる。
なんだかんだでラブストーリー。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

いろんな伏線やメタファーを発見したり考えながら見るのが楽しい。
途中でジャンル変わる。
洗濯しようが風呂入ろうが取れることのないにおいの意味。

羅生門(1950年製作の映画)

3.8

1人の男の死を巡る法廷劇。
それぞれの証言が食い違う、証言者によって回想が全く異なる。一体何が真実?でも真実を突き止める話じゃない。舞台設定は平安時代だけど今でも十分通ずる話。人を信じることとは。

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

4.0

ハラハラが止まらない!
冒頭の靴を意識させるとこから、既に普通じゃない雰囲気。クスッと笑えるシーンを交えながらも、ブルーノのサイコっぷりに恐怖する。殺しを眼鏡に映す演出が憎い。
最後は勢いで押し切る。

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.1

IMFの助けがない中でのチーム戦、熱い。イーサンだから大丈夫、とは思っていても常にギリギリ感、ハラハラ感を持って見られる作り。ビルよじ登りと立体駐車場での戦いは必見。
ただ1コ、他のハリウッド映画でも
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.2

イーストウッドが人種差別や最近のアメリカの若者に言いたいこと。
戦争での罪の意識に苛まれる孤独な偏屈じいさん、ゴリゴリに差別してた相手と交流して徐々に心を解放していく。
悲劇が起きたとき、じいさんはど
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

よくできた脚本だし、ミスリードの仕方もうまい。ただ前半はだいぶ眠くなる。というか寝た。寝ちゃダメだ。伏線も張られてるから。
犯人当ても最高のミスリードだし、ある人の演技も最高。全然涙出てないっすよ。そ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.5

ジョーカーのもとの一つ。社会に不満を募らせた男の暴走。
あんま感想ない。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.6

暴力が美しく見えてしまう、キューブリックの芸術性。
治療を受けたアレックス。これは人間と言えるのか?全ての悪を善にしたら世界は良くなるのか?欲望のまま生きたほうが幸せ?
冒頭のミルクバーのシーンがめち
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

靴紐でわかる少年の成長、戦争の恐怖、洗脳の狂気性、愛の偉大さ。

戦時中のほっこり系映画はちょっと苦手だけどこれは割といける。特に"あること"で物語が動いてからは見入る。エルサと交流する中で変化するジ
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

4.0

映画終盤のシーンからスタートする。割とよくある手法だけど、そのシーンがショッキングだから、ラストに向けて緊張感を保ったまま見れる。JJ監督はやっぱりこういうの上手いんだなぁ〜。
前作はド派手アクション
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.8

15年間監禁された理由を探しに行く。
監禁理由が割と理不尽で、催眠術の違和感もあった。あることのタブー度合いが日本と韓国では少し違うんだろうなあーと考察見て思った。
冒頭のYouTuberみたいなカッ
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.2

噂どおりシンメトリーの画、歩いてるとか移動してるとこを並行?して撮ってるシーンが多くて印象的で独特感ある。たまに一瞬映る姉妹とか死体が怖い。鏡がポイントになるのも冒頭のシーンで示唆してる。

キングは
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

戦う日本の男たち。ほとんど会議の場面で展開するけど、そんな中でもコミカルな会話がちょいちょいあっていいアクセントになってる。

ゴジラ=災害なわけで、ここ数年頻発する大型自然災害の裏で懸命に対応する行
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