ToMaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ボルト(2008年製作の映画)

3.7

俳優犬のボルトが飼い主であるペニーを探すために、仲間達と一緒に冒険しながら本来の犬らしさを取り戻していく物語。
冒頭のアクションシーンがスローモーションなどを多用し、実写さながらのカッコ良さがあった。
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グレイス -消えゆく幸せ-(2020年製作の映画)

3.6

終盤の怒涛の展開と共に予想外のオチを見せられて面白かった。こんな事が現実で起きたら誰も信じられなくなる。

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.7

NBAに関してはほぼ知識ゼロで、エアジョーダンも名前や有名なシンボルマークくらいしか分からなかったから、それがどのようにして生まれたのかを知る事が出来た映画だった。NBAにもっと詳しかったら更に楽しめ>>続きを読む

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.5

アクションシーンはあるにはあるが、社会風刺や哲学的な要素が強い印象。
アナキスト・復讐者・テロリスト・ヒーローといったあらゆる一面を持ったVによって、自由な考えを持つことの重要性、一人ひとりの人間こそ
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

耳が聞こえないケイコの会話の仕方が手話の時もあれば読唇術を使ったり、ボードを使ったりと様々な対話の形を見れた。
手話の字幕が出る場面もあれば、あえて字幕を出さずに表情や身振り手振りに目を向かせるシーン
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トレジャー・プラネット(2002年製作の映画)

3.9

10年以上前に観たきりだったけど、今になって観てもやはり凄く面白いし、序盤からのワクワク感や壮大な音楽がすごく好きな映画。
シルバーが憎めない奴なの良い。ラストのジムもめっちゃ格好いい。

フレッシュ(2022年製作の映画)

3.4

生の人肉ガッついたり生きたまま肉剥ぎ取られるみたいなグロい描写があるのかと思っていたが、案外そんなことなかった。
終盤まで物語の展開は緩やかで、誰が悪い奴っていうのも明確だからオチは分かりやすいけど、
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ひな鳥の冒険(2016年製作の映画)

3.5

鳴き声と動きを見てるだけで、何を言ってそうなのか簡単に想像出来る。
実写並みの綺麗な映像に驚いた。
たった6分の中に可愛いが沢山詰まってる作品だった。

名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

3.8

初めて韓国映画を観賞。
イム・シワンの段々と暴力的になっていく一方で、どこか哀しみを感じさせる演技がとてもよかった。
「誰も信じるな。状況を信じろ」のセリフが好きだけど、そう言っていたジェホが放った「
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ザ・セル(2000年製作の映画)

3.5

あくまでイメージでしかないが、猟奇殺人鬼の精神世界の描写が一見混沌としていても、そこに芸術的でカラフルな一面を含んでいて凄く異質さが伝わってくるし、インパクトがあった。
様々なアート作品の引用がなされ
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.3

ホラー映画を観た経験がほぼ無いせいで、終始心臓がもたなかった。
ジェーン・ドウの顔をクローズアップしたカットが度々出てきて急に動き出すんじゃないかとビクビクさせられる。
悲劇的な結末に、ラストの意味深
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ある男(2022年製作の映画)

3.8

「自分」という存在を形作る本質的なものとは何なのかを考えさせられた。
冒頭とラストに出てきた絵画は、まさにこの作品のテーマを表しているだろうし、ラストの終わり方も凄く余韻があった。
「自分」の本質は真
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サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.7

割と穏やかな展開ではあるが、詐病といった巧みな心理戦と窮地に追いやられた医師の復讐劇という捻りの効いた、結末まで飽きないストーリーが面白かった。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.4

お洒落な色使い、物語上の時代によって画面のサイズが変化したり、平行移動がメインのカメラワークなど、目に入る全ての映像が独特かつ創造性溢れる世界観で、とても興味深かった。
まるで一つの芸術作品を見ている
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.8

2時間半超えの長尺で敬遠してたが、いざ観てみたら案外展開のテンポがよかった。
かなり人物関係とかが複雑で観ながら整理するのが大変な印象。
本作でルーニー・マーラを知ったが、メチャカッコよかった。
やっ
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.7

思った以上に重い内容だったが、同時に俳優達の演技に感動させられた。
子供達を守る為にした事が、結果として家族を壊してしまうかもしれない。
登場人物それぞれの家族への思いがひしひしと伝わってくる。
虐待
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

3.8

最後まで真相が分からない展開に引き込まれた。
回想メインで話も二転三転するから観てる側も段々と混乱してくる。
ラストのドンデン返しはあまりに想定外で思わず声が出てしまった。

355(2022年製作の映画)

3.6

「敵の敵は味方」
バックグラウンドや所属組織の異なる5人の女性エージェントが同じ目的のために協力して戦うというシンプルなストーリー。
軽快で迫力あるアクションは観やすかった反面、とりわけ驚くような展開
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エンド・オブ・トンネル(2016年製作の映画)

3.4

ひたすらハラハラさせられる映画だった。
所々ツッコミたくなったり、説明不足な部分はあったけど、それ程気にならないくらい、後半の手に汗握る展開が良い。
冒頭の一見ストーリーに何の関係もなさそうなシーンが
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.4

言葉を失うほどに胸糞で、全てにおいて救いが無い。観賞後、極めて気分が悪くなる映画だった。
格差社会への不満を暴力・略奪で消化する貧困層。金や権力に目が眩んだ国家。
人がゴミ同然扱われ、躊躇なく殺される
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

内容の設定から面白いし、終始笑わせられる映画。
色々現実とは全然異なるだろうけど、コメディ映画として気楽に楽しめた作品。
2019年の映画なのに皆んなガラケーを使っているのは所謂"大人の事情"なのかな
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.6

アメリカ先住民の置かれた厳しい境遇、犯罪が恒常化している居留地の状況を事実に基づいて描いた作品。
事件の真相が段々と明らかになっていくストーリーに引きつけられ、緊張感ある内容だった。

ディストピア パンドラの少女(2016年製作の映画)

3.4

主人公のゾンビと人間の狭間にいる葛藤が描かれていたり、人間としての賢さを兼ね備えているといった点でゾンビ映画としては新鮮で、面白い内容だった。
ラストは思いがけないエンドだったが、それはパンドラの箱に
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.9

ロビー活動については一切知らなかったので、もっと知識があったらさらに楽しめたかもしれない。
ラストのどんでん返しも、観る側が違和感を感じさせるようなカットを伏線として過程に織り交ぜている構成は凄く面白
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

やっぱりユルユルな会話とゴリゴリの戦闘のコントラストがこの作品の好きなところ。
前作に続いて今回も凄く面白かった。
着ぐるみきたままのアクションには笑ってしまう。最後はもしかして仲間になるのか?なんて
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さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)

3.2

これまで観てきた映画の中では世界観が凄く独特、かつ展開も緩やかなので若干退屈さを感じてしまった。
ただ、明るくて色彩感の豊かな映像と、自身の価値観や信念などを顧みることは、人としての成長に繋がるという
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.4

面識のない3人が何故同じ森の中で出会ったのか、その理由が話が進むにつれどんどん明らかになっていく展開が面白かった。
予告編はネタバレのオンパレードなので、絶対本編だけ見た方がいいと思う。

アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

3.6

何となく途中から展開が読めたと思ったら、想定外のオチを最後の最後にくらって驚いたけど、タイトルの意味に納得したし、ハッピーエンドっぽかったから良かった。
いつか原作も併せて読んでみたい。

空白(2021年製作の映画)

3.7

失ってからしか分からない大切さ、我が子の命を奪った者への憎しみ、自責の念に駆られる苦痛、人を苦しめる事にもなりかねない正義感。とにかく色んな感情が波のように押し寄せてくる映画。
人間の嫌な部分が露わに
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.8

『オールド・ガード』でシャーリーズ・セロンを知ってこの作品も気になったので観賞したが、やっぱり彼女のカッコ良さには目を奪われる。
本作の一番の見所であろう7分にも及ぶワンカットにしか見えないほど緻密に
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

前作よりも演出が派手になっていたり、グロ描写が増えていた気がするが、何より鈴木亮平の猟奇じみた風格が怖い程伝わってくる演技に驚愕した。
松坂桃李演じる日岡の雰囲気が前作と一変して大上みたいになっていた
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.5

ノンフィクションなので、これを実際にやり遂げた人間がいるというだけで想像を絶する。
何度も往復したりワイヤーに寝そべったりした時は警官達と同じように「頭おかしんじゃないか」と思ってしまった。
CGとは
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.6

高齢化や貧困といった様々な社会問題について提起した映画。音楽が殆どなくとても静かな映像に引き込まれる。
仮に死を選ぶ権利を得られたら…
主人公のように真面目に生きてきたのに境遇に恵まれなかったとしても
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ブルー・マインド(2017年製作の映画)

3.4

思春期における身体的・精神的な変化と成長が描かれた映画。
自分の居場所を求めて主人公が不良とつるんだり酒や薬物に手を出す見慣れた展開と同時に、身体に異変(変質)が起きていくという点が斬新で面白かった。
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.3

凄く不思議な映画。
なぜアダのような子が生まれたのかはちゃんと最後に分かったのでよかった。
全体的にどんよりとした雰囲気で内容と相まっていたが、面白い映画かと言われればそんなにという感じだった。

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.9

役所広司を筆頭に、登場人物皆んな激渋でカッコ良い。
指切り落としたり、首切ったりとグロいシーンがかなりリアル。
最後の松坂桃李のタバコ吸うシーンが凄く良かった。