ToMaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ファーザー(2020年製作の映画)

3.8

認知症の恐怖と不安をヒシヒシと感じさせられた。
アンソニーの交錯した記憶をメインに展開されるが、何が現実で何がそうで無いのかが分かりにくいからこそ、認知症のリアリティさを実感できた映画だった。

怪物(2023年製作の映画)

4.0

登場人物それぞれの視点から展開される内容に引き込まれた。
坂本龍一の美しくて不穏な空気をも感じさせられる音楽はとても素晴らしく、天気の悪い日にこの映画を観れたのも何気に良かったと感じた。

SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.0

20分でよくこんなに纏まっているなと驚く。
結局息子は親を見て育つから、差別の根本的解決はもたらされないのか。

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.4

アニメの攻殻機動隊とはまた少し毛色の違った映画という印象。
別物として観ればまあまあ楽しめる。タチコマが出てこなかったのは残念。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.8

父親を失うという事はオスカーのような小さな子供にとっては想像出来ないほどの辛いことだけど、父の死に向き合ってそれを乗り越えていく彼の姿には感動させられた。

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.7

かなり重い映画だった。終始観てて辛かったが、生きる事の意味を考えさせられるし、何より尾野真千子の演技が凄かった。

ハッピー フィート(2006年製作の映画)

3.5

10年近く前に観たっきりで再度鑑賞。
ミュージカル的なのはあまり観ないけど、ペンギン可愛いし、改めて楽しめた映画。

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.8

主人公強すぎ。
容赦なく敵の頭に銃弾ぶち込んだのは不覚にも笑ってしまった。
ストーリーはそこそこ面白く、戦闘シーンも爽快でカッコよかった。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.7

「その日あった事を話せる人がいるだけでまずは十分」っていう美紀のセリフが凄く心に響いた。
改めて、生き方や幸せとはなんだろうといった事を考えさせられる映画だったと感じる。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

若干、序盤は退屈感が否なかったけど世界観としては中々面白かった。
そこまでハラハラするような展開とかは無いけど、続編が出たら観てみたいとは思った。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.4

冒頭のインタビューシーンや講義シーンなどでワンカットの長さに驚いた上に、その内容の難しさに?が頭の中を埋め尽くしてた。
最後の終わり方も中々斬新な感じで、解説とかを観てもう少し理解を深めてみたいと思っ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.6

単なる恋愛映画じゃなかった。
日々におけるあらゆる選択が未来の自分を形作るからこそ、毎日を大切にしなきゃなって思わされた。
タイムトラベルの設定が若干あやふやなのは気になる。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

ヤクザ映画でここまで考えさせられ、感動させられるとは思わなかった。

メメント(2000年製作の映画)

4.2

展開が独特で、これまでに観た事ないタイプの映画で理解するのが難しかったけど、中々面白かった。

ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.8

初っ端お前裏切り者かよってなり、ラストでさらにお前も黒幕だったのかよってなって面白かった。
エンタメ要素もあり、観やすいアクション映画。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.6

復讐がこういう風に終わるのも悪くない。
生きて帰って来ては欲しかったけど。

運び屋(2018年製作の映画)

3.8

90歳超えなのに主演まで務める監督凄い。
派手な演出はないが、そのストーリーに自然と引き込まれた。
「時間が全てなんだ。何でも買えるのに、時間だけは買えなかった。」というセリフが印象的だった。

アテナ(2022年製作の映画)

3.8

冒頭の長回しによるシーンは緊張感が途切れなくて凄い。
兄弟愛が次第に壊れていくのが悲しかったし、終盤になるにつれてもう何とも言えない気持ちになった。

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

パソコンの画面のみで構成されてるのにここまで面白いのは凄い。
怒涛の伏線回収からのラストは良かった。

怒り(2016年製作の映画)

3.8

犯人の動機がハッキリしなかったのは少し気になったけど、この映画では各々が持つ怒りの感情の方に重きを置いてるんだろうなと思った。
内容の一方で音楽も良かった印象だったけど、まさか坂本龍一が担当してたとは
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.2

カーチェイスがメチャカッコよかった。
音楽も相まってアクションシーンに臨場感が増して凄く良かった。

子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.2

終始陰鬱な気持ちにさせられる映画。
実際こんな事件があったのは凄く痛ましい。

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

4.2

数年前に原作を読んで、その世界観にもの凄く引き込まれた事もあって、改めて実写版として観ても素晴らしい作品になってると感じた。
また原作読み返したくなった。

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

2.8

自分の中ではSAWシリーズに匹敵するグロさ。死ぬまで観返すことはないと思う。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

久々にこんな不気味で気持ち悪い映画観た。
とにかくグロすぎ。

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

2.8

実際にありそうな事だからテーマとしてはよかったけど、俳優の演技に少し物足りなさを感じて緊張感があまり無かった。

ハンガー:飽くなき食への道(2023年製作の映画)

3.0

軸があまり定まって無い印象で、結局本質的に何を伝えたかったのかあまり分からなかった。
「この先もっと失う。これが特別ということ。」みたいなセリフは印象的ではあった。

アイ・アム・マザー(2019年製作の映画)

3.2

正直一度観ただけでは話の真髄を理解するのが難しい印象だった(外界からきた女性は最後どうなったのか凄い気になる)。
展開としては結構ハラハラさせられて面白くはあった。