トムトムさんの映画レビュー・感想・評価 - 51ページ目

女子ーズ(2014年製作の映画)

2.0

いつもの福田雄一監督作品。
ダラダラとオフビートな笑いがつづく。

特撮ヒーロー物のパロディはあまり無く、それを期待すると肩透かしをくう。

ヒロイン達は綺麗な子ばかりで見栄えはいいがメインの桐谷美玲
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アリ・G(2002年製作の映画)

3.5

体の張り方がエスカレートするにつれ映画として成立しない様な作品が多いサーシャ・バロン・コーエンの中ではちゃんとストーリーがある。

全方位をバカにする喧嘩上等のスタイルは初期からなんだなと感動した。
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カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

3.5

意外にもしっかりとしたカンフー映画。
主人公がサモハンキンポーというかハート様。
子供向けだからといって適当な作りではなくアクションや展開にちゃんとロジックがある。

声優がとても豪華なので字幕版がオ
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ミラクル7号(2008年製作の映画)

3.0

ベタなギャグと下ネタ、ブサイクな女の子と、いつものチャウ・シンチー。

スピルバーグへのあまりにストレートなオマージュは好き。
有名映画のまんまのパロディ満載だが自分の映画のパロディを臆面もなくやれる
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これが私の人生設計(2014年製作の映画)

4.0

よく出来たコメディ映画で笑顔で劇場を出られる。
それでいてイタリアが日本人が思うよりも生きづらい社会なのだと考えさせられる映画でもあった。

ヒロインは最初見た時は華がないと思ったがほとんど顔芸とも言
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セーラー服と機関銃 卒業(2016年製作の映画)

2.5

正直ストーリーはグダグダだし映画として褒めらた出来ではないがアイドル映画にはそれとは別のアイドルが可愛く撮れているかという評価軸がある。

橋本環奈が動いている所は初めて見たがスクリーンに耐えられるル
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アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

3.5

この映画というよりもアイリス本人の生き様が面白い。

こういうライフスタイルには憧れるがそれには若いうちにバリバリ働いてある程度の裕福さと理解あるパートナーが必要だなと感じた。

それとユーモアと知性
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片腕マシンガール(2007年製作の映画)

2.0

片腕にマシンガンを装着したセーラー服の女子高生という絵ヅラがこの映画のすべて。

スーパー遺族はちょっと笑った。

エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

4.0

ハードすぎるLA警察24時。
POV演出を多用して臨場感と迫力をだしている。

ジェイク・ギレンホールもいいがチーム物のメンバーに必ずいて欲しい男マイケル・ペーニャの魅力が素晴らしい。

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.0

ワイドスクリーンにポツンと走っている馬車にモリコーネの音楽がかかるだけで名作の予感がプンプンした。

「雪の山荘モノ」プラス「西部劇」という雰囲気が好みに合えば長尺も気にならない。あと「レザボアドッグ
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.0

専門用語が飛び交う会話劇だが手を変え品を変え簡単に解説を入れてくれるので見やすい。
ただ登場人物も多くどの立場で売買しているのか等、情報量が多いのでサブプライムローン問題の概要くらいは知ってから見た方
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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

2.5

これは劇場でやってはいるがシリーズ全てを見ているファン向けのスペシャルだと思って行かないといけない。

ホームズを現代的解釈でというシリーズの持ち味を捨てているのに役柄にハマっているカンバーバッチとマ
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ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

3.5

スリランカの内戦により全てを失った主人公達が擬似家族を形成し心の傷を癒していく話だと途中まで思っていた。

が、まさかの「ジョン・ウィック」や「イコライザー」と同じジャンルの映画とはビックリした。
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珍遊記(2016年製作の映画)

2.5

原作ファンを呼べて話題性もあると言う事で最近多い安易な漫画原作の実写化とは全く真逆の作品。
実写化に全く向いていないしどのファン層に向けているのかは分からない。

今作のMVPは間違いなく倉科カナ。
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サウルの息子(2015年製作の映画)

3.0

スタンダードサイズの小さな画面に主人公サウルの顔が大写しになり背景に焦点を合わさない独特な絵作りの為、没入度が高く周りで何が起こっているのか集中して観ないと理解出来ない。

不謹慎かもしれないが4DX
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キャロル(2015年製作の映画)

3.0

1950年代の新作映画を観ているような錯覚に陥るほど画面が作り込まれている。

ただ懐かしいだけでなく、当時のハリウッドでは規制で作れなかった同性愛をテーマにしている所にこの映画の価値がある。

スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

4.0

偉大な事を成し遂げた人が死ぬと神格化や聖人化された書籍や映画がよく作られるが、これは天才だがクズというジョブスが描かれていて面白かった。

独特な三幕構成も良かった。

ただジョブスについてある程度知
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ドラゴン・ブレイド(2014年製作の映画)

3.0

過去最強のエイドリアン・ブロディが見られる。
正直ジャッキーを持て余してるような気がする。
普通の歴史物として作った方が良かったのでは。

ラストにしっかりNG集があって得した気分になった。
次作には
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エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.0

もっとコメディ寄りの作品だと思っていた、中途半端な印象。
「イコライザー」を思い出させるバトルは良かったが全体的にアクションがイマイチ。

実はメチャクチャ強かった物の中でも一二を争うボンクラ感のある
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

4.0

ニュープリント版で鑑賞。オープニングのジャンヌ・モローのアップと写真の中だけで笑顔の二人のアップが印象的。
マイルス・デイビスの音楽が文句無しにカッコいい。

ドラフト・デイ(2014年製作の映画)

4.0

ドラフトのような一見地味に見える題材をここまでエキサイティングなストーリーにできる事に驚いた。
アメリカは選挙にしても何でもエンターテイメントにしてしまう。

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

3.5

一本の映画としてちゃんとしているがサイコパスでこれをやる必要があるのかは若干疑問。

シン・シティ 復讐の女神(2014年製作の映画)

2.0

短編を無理矢理つぎはぎした為同じような解決方法をとるストーリーが続くためラストのカタルシスがない。

劇場版 蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ DC(2014年製作の映画)

2.0

テレビ版のダイジェスト版でしかもかなりの駆け足なため一見様お断りだがテレビ版を観た人にとってはラストの映像くらいしか見所がない。
誰に向けたかよくわからなかった。

LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

4.0

レゴで一本の映画を作るという発想は思いつくが、爆発や水のエフェクトまでレゴで表現しようとするのは良い意味で狂っている。
CGアニメとストップモーションアニメの凄い融合。

烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE(2015年製作の映画)

4.0

ギャグ戦隊とみせかけ戦隊史上でも屈指のハードな設定のトッキュウジャーを上手く使っている。
子供のトッキュウジャーのスーツアクターが凄い。

ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

4.0

ロバート・ダウニーJr.の飄々とした所がぴったりハマっている。
ビンセント・ドノフリオがいつもながら良い。

KANO 1931海の向こうの甲子園(2014年製作の映画)

3.5

真っ当に感動できる青春映画。こんなドラマチックな事が実際にあっとは。
勉強不足を痛感した。
作り手の真面目さがよく分かるが、その為上映時間が長くなり過ぎている。
もっと大胆にカットしても良かったのでは
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ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

3.5

マイケル・ベイ特有の画面内のパーツが多すぎる為見にくい絵が今回の監督のおかげか分からないが若干見やすくなっている。
雪山のシーンだけでこの映画を観る価値は有ると思う。

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

4.5

デュポンの母親の前でカッコつけようとしても母親には無視され周りはシラけてるシーンが本当に心に痛い。
本年度の1番いたたまれないシーン。
スティーブ・カレルにこういう使い方があるのかとビックリした。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

見終わって爽やかにスッキリする映画。
友人に「何か面白い映画ない?」と聞かれたらコレを勧めます。
安易に恋愛物にしなかったのに好感。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.6

劇場で最初に予告編を観た時にコレは凄いのが来たと思った。
実際観てみてその期待は間違っていなかった。
本国で右派からも左派からも文句を言われたと言う所がこの映画が多面的に観れるという証拠だろう。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル(2015年製作の映画)

3.5

完全にガンダムファン向けの作品。
ストーリー上モビルスーツを出せない為アクションシーンを無理矢理挿入している感が強い。
それでも冒頭のルウム戦役のシーンは素晴らしい。

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

4.0

学生役の若手たちが素晴らしい。
とくに石井杏奈とデブの女の子。
大人達はみんな芸達者で嬉々としてクズな大人を演じている。

幕が上がる(2015年製作の映画)

3.5

ももいろクローバーZの事を全く知らなかったのでどの子までがメンバーなのかわらずドキドキしてみれた。

アイドル映画のキモは見終わった後そのアイドルの事を好きになっているかどうかだと思っているので、その
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

ベネディクト・カンバーバッチの存在感が凄い。実話だと思うと少し悲しい話。