tontontonkatiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

4.4

飯でも食べようかと入ったB級食堂で濃厚豚骨味噌チャーシュー麺食べてる途中で、店主から強引に大盛りカツカレーをドーンと出された感じ。でも楽しめた。

ベン・イズ・バック(2018年製作の映画)

4.3

都会でもない町で、それなりに経済的に余裕のある暮らしをしていても、深刻な薬物依存が身近に起きているアメリカという国の家族像を学んだ感じ。薬物依存の原因にも驚いた。
ベンの立場でも、母親の立場でも、ベン
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インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

3.3

それなりに楽しめる予定調和的な作品。リジーの葛藤をもう少し掘り下げでほしい感じ。
セリフが早口で慌ただしく、ちょっと疲れた。。

希望の灯り(2018年製作の映画)

5.0

冒頭のシーンから、期待感が高まる。登場人物たちの過去について説明があまりないのだが(それがまた作品に静かなよい雰囲気をあたえている)、それぞれが家に帰ると孤独という共通点を抱えつつ日々を暮らしている感>>続きを読む

ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

3.8

人を自分とは異なる集団の一員として一括りに扱うか、ひとりの個人として向き合うか、の対比がわかりやすく表現されている。
セリフが字幕だと甘ったるくてクサい感じなのだが、設定が70年代だからか、二人の年齢
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シリアナ(2005年製作の映画)

3.1

作品の雰囲気は良さげなのだが、CIA職員、弁護士、アナリストの糸がつながってないような、こんがらがっているような…。
原作読まずにもう一度観ても、多分理解できなさそう。

アビス(1989年製作の映画)

4.2

かなり大掛かりで資金も相当投入している大作であろうことがうかがえるのだが、今ひとつの印象。ストーリーも出てくる人間のキャラも想定外の驚きがなく、最後の方のセリフもくさい。
あ、スポ根的なエドハリスは想
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海外特派員(1940年製作の映画)

4.3

80年前の作品とは思えない迫力。特に海のシーンなどは、リアルタイムで映画館で観ていたら、どんだけ衝撃的だっただろうか。でも、これ以降、そんなド派手なシーンを撮らなくなったのは何故だろう?なんてことをア>>続きを読む

ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

4.5

実際に知り合いにいたら、大嫌いになること間違いない性格の悪さを見事に演じている。それがまた、物語が展開するにつれての主人公への共感と敬意につながる。ほろ苦さと希望とが言い塩梅に入り混じっていて、実話と>>続きを読む

天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.5

なんでまたノーベル賞作家という設定なのか?と思いつつ観て、なるほど、という展開。
大物俳優お二人の演技以外は、あまりパッとしない感じ。ヘンな邦題でかなり損してる感じ。

緑の光線(1986年製作の映画)

3.8

ドキュメンタリー風の感じがよい。途中でダレる感じも、主人公のキャラとなんか合う。
フランス人もけっこうやさしい人が多いんだな、と思った。
肉を食べない理由が、今まで聞いた中で一番説得力があった。
昨日
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黒いオルフェ(1959年製作の映画)

3.4

色の鮮やかさとサンバのリズムに、これいつの作品?と驚きつつ鑑賞。神話とはほど遠い喧騒の中で展開していくストーリーについて行けず。
神話が静かで重々しいものだとどうして決めつけられるのか?彼女の名前が違
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ガンジスに還る(2016年製作の映画)

4.3

自分の死期を悟り、穏やかに淡々と最期を迎える感じかと思いきや、なんか可笑しかったり、インドの昔と今の社会の違いが浮き彫りになったりと予想とは違った展開だったが、それが自分には却って良かった感じ。ラスト>>続きを読む

柔らかい肌(1963年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

早稲田松竹で久々にトリュフォーを久々のスクリーンで鑑賞。
サスペンスとの触れ込みでワクワクして観てみると、自分勝手なダメダメ男が最後に奥さんに猟銃で撃ち殺されるという何とも恐ろしい結末。
タイトルクレ
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.1

ドタバタコメディとして単純に楽しめる。ベリヤという人物の存在も初めて知ったので、ロシア現代史のお勉強にもなる。
この作品を観たロシア人の人たちの感想を聞いてみたい。

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

2.5

うーん…。アメリカ人や釣り好きの人たちには響くのだろうが、自分には響かなかった。
自然の風景は美しい作品だが、それ以上でもそれ以下でもない感じ。

運命は踊る(2017年製作の映画)

3.7

悲劇?コメディ?オシャレ映像?…。なんだコレ?という軽薄な感情が湧きつつも、それでは済まない重さがある、不思議な作品。なんだか記憶に引っ掛かったまま、また観てしまいそう。

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

4.2

戦闘に参加した当事者と米国本土にいた人たちの「戦争」「戦闘」に対する認識のギャップか見事に描かれていると思う。
また、硫黄島への手窯とセットで観ると、米軍兵から見て日本兵が統率の取れた不気味なゲリラの
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.7

人種差別の社会派ドラマかとおもいきや、よい意味で大きく予想を裏切られた。
うまい脚本。警備員の友だちがいい味出していて、何とも言えないバランサーとなって、全体を娯楽作品としている感じ。

アメリカの友人(1977年製作の映画)

4.3

これは映画館で観た方が断然おもしろそう。映画のいろんな要素がてんこ盛りという感じ。
でも、十代、二十代の自分には、この映画の良さは解らなかっただろうな。

終電車(1980年製作の映画)

4.7

おお、これがトリュフォーか、と
改めて認識。冒頭の赤、近すぎるカメラ、いずれもラストまで観て、なるほどね~、という感じ。ヒッチコックとは違った見せ方で、映画の楽しさを教えてくれる作品。
ドヌーヴもよい
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.0

事件の名前はしっていたが、自分がすでに生まれてのほほんと生きていた1980年に、隣国でこんなことがあったとは、なんとお気楽な人生を過ごしていたのかと気付かされた。
でも、映画としてどうかと問われると凡
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お茶漬の味(1952年製作の映画)

4.2

テレビで2回目の鑑賞。1952年という時代だからか、その後の小津作品に比べて男寄りのやや説教くさい感じが強いが、他の作品とは違う笠智衆の役どころや、若い佐分利信を観るだけても楽しめる。
佐分利信のお茶
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.7

ジェレミー・レナーを観たいだけで録画したのだが、予想以上に好みの作品だった。
ネイティブアメリカンに対する差別問題という重いテーマを扱った作品だが、人種という言葉で多くの人たちを一色に塗りつぶすのでな
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空気人形(2009年製作の映画)

3.7

面白い設定。心を与えられたのは、あれだけ愛した板尾さんのおかげだろうか?登場人物がみんな独りぼっちな感じでストーリー展開も好みなのだが、あのCGはやめてほしかった…。
ビデオショップに貼られているポス
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ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

4.2

ファンタジーぼくないファンタジーな作り方が良い。錚々たる俳優陣もすごいのだが、素人と思われる人たちの語り口がそれを上回っていて正にリアル。演じるよりも、素のままの方が響いてくる。と書いたところで、万引>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.8

万引きをさせられる環境から子どもを脱出させたいという想いと同じくらいに、このままの状態が続いてほしいとも感じ、矛盾した想いを持ちながら観ていた。
安藤サクラと樹木希林の演技を観ているだけで飽きない。

アンセイン ~狂気の真実~(2018年製作の映画)

3.6

ストーリーを知ってたら見なかったであろう作品だが、けっこう楽しめた。途中でくるっているのはどっちか疑ってしまった。

歓びのトスカーナ(2016年製作の映画)

4.0

周りの人たちは大迷惑だろうけれど、イタリア語を聞いているだけで何だか微笑ましくなってしまう。
タイプが全然違うのに(だからこそ?)互いを必要とする関係、周りがどう言おうと構わない振る舞いが羨ましい。
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

3.3

出だしのシーンでの期待感かま高すぎたのかもしれない。悪くはないのだが、なんかストーリー展開がブツ切りとまでではないにしろ、スムーズな展開でない。

アンダー・ザ・ウォーター(2017年製作の映画)

1.3

設定は面白いのかもしれないが、観ている側のイマジネーションが膨らまない。小説で読めばそれなりに楽しいかも。2作続けてガッカリなSF作品を観てしまった。

フィフス・パッセンジャー(2018年製作の映画)

1.1

ストーリーと言い、俳優陣といい、トホホな感じ。それを最後まで、何かしらの期待感を持って観てしまった自分もさらにダメダメ。

山河ノスタルジア(2015年製作の映画)

3.3

淡々と観て終了。三部とも何かのメッセージを伝えようとしているのだろうが、なんかどれも中途半端な感じ。後は各自で解釈・想像してねという広がりもあまり感じられない。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

5.0

良い作品。映画館で観たい。

便利屋の上司(?)の事務所の部屋の雰囲気が、期待感を膨らませる。かつて暮らした街並みを映すシーンや、人の話を聞きながら以前の記憶が甦る画の切り替えも、とても好み。ふと挿入
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.9

ジェニファー・ローレンスが観られればよいと思って鑑賞したが、シャーロット・ランプリングやジェレミー・アイアンズが出てるし、ストーリー展開も好み。