tontontonkatiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.7

悪くないのだが、なんかもう一つ物足りない感じ。
まとまり過ぎているのかな?

エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事(1993年製作の映画)

4.5

あらすじを知っていたら多分観なかったと思う。でも観てよかった。ナレーションが効果的なのか、文芸作品を読んでいるような感覚で観ていた。
表面は極めて純真だが真意がどこにあるのかいま一つ掴みにくい妻を演じ
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けんかえれじい(1966年製作の映画)

3.4

笑えるシーンもあり楽しめるのだが、鈴木清順監督作品と知らずに観ていたらどう感じたんだろうか?と自問してしまう。

さざなみ(2015年製作の映画)

3.8

観終わって、なかなか上手い邦題をつけたなと感心。
普通なら何の問題もないありふれた夫からの贈り物やスピーチ、思い出の曲でのダンスが、妻の心に起きたさざなみを却って増幅させていくという、コワイ話。あの広
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眺めのいい部屋(1985年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

常識が変わりつつある時代なのかなあと思いながら観ていた。
古い常識の代表者たるシャーロットと牧師がいちばん常識破りのようにも見えてイイ味出してた。
当時のファッションや髪型、馬車や自転車を観ているだけ
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偉大なるマルグリット(2015年製作の映画)

4.0

映画を観ながら、これってコメディ?それとも人生の悲哀を描いたシリアスな話?いやいや純粋な愛の物語?と思ってたら復讐もの?やっぱり愛の物語?と戸惑いながら観ていた(勝手にテーマを一つに決める必要は全くな>>続きを読む

1001グラム ハカリしれない愛のこと(2014年製作の映画)

3.8

淡々とした独特の雰囲気で、邦題が作品にとっても合っていると思った。
大人の童話という感じ。と思ってたら、やっぱりホルテンさん撮った監督だった。納得。

わが命つきるとも(1966年製作の映画)

3.0

キリスト教社会を勉強するためのきっかけとしてはよいのだろうけど、知識不足で映画としてはあまり楽しめず。
神と王との折り合いをどうつけるのかという切り口でトマスモアの苦悩(または割り切り)を内面的にもっ
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ルーム(2015年製作の映画)

4.5

この重たいテーマを、そのテーマの果実たる少年の目で語らせることで素朴なというか無邪気というか、普通なら感じるべき怒り、憎悪が殆ど生じなかった。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.6

こういう映画が作れて、しかもそれが高く評価されるのが米国のすごさだと改めて実感。ラストもよい。

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.5

よくできてるな~。血だらけシーンが沢山でてくるが、表現を極端にしているだけだと考えれば、似たような物語かいろんなところにあって、様々な読み取り方ができそうな作品。

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.5

「サウルの息子」の次に観たせいか、自分の生死を選択できるような安全な場所にいる人たちの狂気が腹立たしさを通り越して滑稽にも思える。

サウルの息子(2015年製作の映画)

4.3

ゾンダーコマンドと呼ばれた人々の存在を初めて知った。遠景がぼやけている映像は、目の前のことにひたすら集中せずには耐えられない緊迫感を上手く表現していると思う。また、セリフも一方通行なものが殆どで対話が>>続きを読む

ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

4.1

スリランカから難民としてフランスに来て、一から出直しの苦労物語と思いきや(もちろん苦難続きなのだが)、予想外の展開でした。ラストは批判もありそうだけど、自分としては好きな終わり方。
難民と売人組織の共
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リバティ・バランスを射った男(1962年製作の映画)

3.5

映画は家族みんなで楽しめるような作り方で安心して観ていられる。
銃規制に反対する「善良」なアメリカ市民のベースに在るものが少しわかったような気がする。

DEMON デーモン(2015年製作の映画)

3.6

ずーっと暗くて寒そうな映画。画は重たいが、伝えられる情報は断片的かつ表層的。
暗い色で塗りつぶしてあるんだけど、何だか判らないものが、ポツポツと細い線で描かれている絵画を見せられた感じで、何か気になる
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ブロウ(2001年製作の映画)

2.9

まぁ、ジョニー・デップとペネロペクルスが観れたから、よしとするか。

ニック・オブ・タイム(1995年製作の映画)

2.4

お話に無理があるという気持ちが最後まで抜けきれなかった。

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

4.7

見た目フツーの保釈金融のおっさんの醸し出す雰囲気かよい。態度は今ひとつ煮え切らないおっさんなのだが、行動はとってもハードボイルド。刑事より有能で忠実な部下もいるし。

リオ・ブラボー(1959年製作の映画)

3.0

あまりひびかなかった。映画館で観たら、印象がだいぶ違うのだろう。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

原作漫画の上巻だけ読んで映画を観た。どちらも、漫画ならでは、映画ならではの良さを味わえる。ホンワカした日常の暮らしと、戦闘・空襲の落差は映画の方がよく伝わってくるが、その後に原作を読むと、また原作の良>>続きを読む

華麗なるギャツビー(1974年製作の映画)

4.2

観た後に原作を読みたくなり、読んでみた。原作にはやはりかなわないのだが、緑のライト、看板の眼、パーティーの雰囲気などは、かなり原作のイメージに近い雰囲気で映像化している。文学の名作を映画化したものには>>続きを読む

トゥルー・ストーリー(2015年製作の映画)

3.8

見たいことしか見えなくなる典型的なパターンだなと後付けでは言えるのだが、自分もそれに見事にはまってしまった。これが本当に実話だったことに、まんまと二度騙された感じ。嫌いではない作品。

スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.8

公開当時に見てたらもっと共感できたような気がするのだがと感じるこの違和感は何なのだろう。

ぼくらの家路(2014年製作の映画)

3.8

ジャック頑張れ。
でも、出てくる大人たちの自己中心的な行動は、誇張されてはいるが、自分に当てはまる振る舞いがないとは言えない。

目撃(1997年製作の映画)

3.6

娯楽作品として十分楽しめるが、イーストウッド作品としてはやや物足りない気も。
自分はイーストウッドに何を期待しているのだろう…。

上意討ち 拝領妻始末(1967年製作の映画)

4.7

小林正樹監督作品、もっと早く観ておくべきだった。切腹もよいが、こっちもよい。いやな人たちの配役、演技がすぐれている。

切腹(1962年製作の映画)

4.8

見終わった後、何とも悲しく、かつ居心地の悪くなる映画なのだが、もう一度観たくなる。

白熱(1949年製作の映画)

4.4

60年以上前の映画とは思えない作品(追跡の道具などは、さすがに時代を感じさせます)。
テンポのよい展開も好きな感じ。後に続く多くの作品に影響を及ぼしていると思う。他の作品に対する評価を見直し(引き下げ
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.3

事前にどんな要素が織り込まれているかザックリと聞いていたけれど、けっこうドキドキしながら観て楽しめた。アニメならではの描き方でストーリーもとてもよくまとまっている。大人も子どもも楽しめる。

岸辺の旅(2015年製作の映画)

4.8

生きてる人と死んでしまった人の境目がわからなくなる感じ。好みは分かれそうだが、自分にとっては、頭は段々こんがらかっていきながらも、気持ちは落ち着いたまま、心が何となく暖まるような不思議な感じが、とても>>続きを読む

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

3.5

ここまで演技がベタベタなのに、あまり不快感がない。隣の国の知らなかった歴史を学べた。

あの子を探して(1999年製作の映画)

4.0

はじめは、こんな田舎の子供たちがお金にばかり拘っていることにイライラして観ていた。テレビでその子を探す理由を問われ、彼を学校に連れ戻さないと10元もらえないからだと何故言わないのだとまたイラついたのだ>>続きを読む

マージン・コール(2011年製作の映画)

4.7

アメリカンドリーマーを観て、同じ監督だったことを知る。なるほど、納得。
どちらの作品も、淡々と物静かな流れなのに、重苦しい圧力に晒されている感じ。

アメリカン・ドリーマー 理想の代償(2015年製作の映画)

4.2

いい感じ。映画館で観てみたい。
将来、第二のアデルがでてきたら、彼はどのような正しい道を歩むのだろうか。

妻への家路(2014年製作の映画)

3.8

切ない映画。夫としては耐え難いほどつらいが、娘を家に戻すことを手助けできた父としては多少なりとも幸せを感じることができただろうか。