toshfilmさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

こういう映画は素直にイイ!と思う。スッキリしてホッコリするので。

最もスッキリしたのはアイリスがジャスパーを切り捨てるシーン。

最もホッコリしたのは二組のカップルが子どもたちも交えて楽しく談笑する
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地上最大のショウ(1952年製作の映画)

4.4

サーカスってすごい!サーカスって素晴らしい!と思った。子どもの頃、サーカスに心をときめかせたことを思い出し、幸せな気持ちになれた。

準備も移動も大変。全てが命懸けの仕事の集合体だ。大勢の人がそれぞれ
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

会社同僚の強いススメで鑑賞。確かにスリリングで迫力満点であった。

映画としての評価は以上で、実話ということなので、実際の作戦について疑問に思うことが幾つか。

急襲と言いながら攻撃部隊が出発直後に子
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告発のとき(2007年製作の映画)

1.8

退役軍人ならではの視点とスキル、女性警察官とのコンビネーションで捜査を進める展開は面白かったのだが、どんどん失速。ひねりもなく、それでいて腑に落ちない感あり。

舟を編む(2013年製作の映画)

4.5

華やかさもアクションシーンも全くないのに、終始ストーリーに引き寄せられ、時に笑い、時に泣き、心があったかとなる。

それは地味なテーマで進行も静かでありながらも、暗くなくて明るく、悲観的でなくてポジテ
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フライト(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

醜さと尊さ。英雄なのに機長ウィップはラスト寸前まで醜さが全面に出て、観る者に嫌悪感を抱かせる。

しかしながら、最後の最後、わずかに残った強さで踏みとどまり、少年を救ったトリーナを貶めることはせず、今
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ザ・エッグ 〜ロマノフの秘宝を狙え〜(2009年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

面白くはあった。が・・・

金庫破りはあっさり簡単。
ストーリーは不必要に複雑。

その挙句、それほど価値がなさそうなものに振り回される感あり、納得感に乏しい気がする。

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

3.1

序盤は退屈だが、麻薬捜査の地味で泥臭いところを描いてのことであろう。

電車での追跡辺りから急遽ハイテンポとなり、一転して派手なアクションシーンの連続へ。行き詰まる攻防は見どころあり。

ただところど
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ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ヒューマンドラマと勘違いして鑑賞。家族のふれあいはいいなあ、なんて観て行くうちにサスペンススリラーであることがわかり、ドラマに引き込まれて行った。

タイトルのドリームハウスは夢で理想と描くマイホーム
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真昼の死闘(1970年製作の映画)

2.9

真昼の決闘!と勘違いして見始め、やめようと思ったが、クリント・イーストウッドとシャーリー・マクレーンの凸凹コンビの掛け合いに引き込まれて最後まで鑑賞。

二人で野宿したり、西部劇におけるロードムービー
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

チャッキーがスカイラーたちをナンパした時に嫌味なインテリ学生が登場、ウィルが完璧に論破するシーンがある。ウィルは他人の言葉をコピーしただけではダメ、腹落ちさせ、自分の言葉で語らなければ意味がないと語る>>続きを読む

人生の約束(2016年製作の映画)

3.9

派手さのないテーマで、大胆なストーリー展開もないのに、主人公や登場人物たちの気持ちが染み入り、どんどん引き込まれていく。

まるで立山連峰の雪解け水が田畑や人心を潤していくように。

「つながる」・・
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ポイズン・ローズ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ハードボイルドな私立探偵モノを好むだけに楽しめた。

しかし、とても釈然としない。

ジェーンが殺したとはどういうことなのか?ドクの石油支配の目論見とマイルスの借金返済による行動ではなかったのか?それ
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

二人の魅力を愉しむ作品と言えるかも。クールでユーモア溢れ軽快な会話も。

ただジェーンが電話で「全て任務」と答えた後、自分に腹を立てるシーン、エレベーターで殺したと思ってレストランでひと筋の涙をこぼす
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.1

これほど感想の書きにくい作品もない。駄作ではないが、良作と言うには少し違う。

社会主義国の人たちは現実に目を向けずに生活していた、その方が幸福だ、ということだろうか。

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

面白かったが・・・エミリーが現れてからの展開が急過ぎて着いて行けなかった。

慌てて締めくくった感もあり、予算が枯渇したのか、役者のスケジュールがタイトだったかと疑問に思ってしまった。

ステファニー
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

filmarksでレビューする400作品目として本作を選定。

幼いサルーのつぶらな瞳、懸命に走る姿が目に焼き付く。

迎えに来たニコール・キッドマンが車の中でずっと後部座席のサルーを振り返っていて、
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百万長者と結婚する方法(1953年製作の映画)

3.9

第二次世界大戦の終戦からわずか8年後とは思えないほど豊かで、そして平和なアメリカ。現代の薬物、銃被害、性犯罪、サイコパスもない。安心して観ていられるのがいい。

これが本来の映画の楽しみ方ではなかろう
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幸せの行方...(2010年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

スッキリせずモヤモヤ感が残る作品シリーズの一つかも知れない。実話とのことゆえ仕方ないのであろうが。

主人公デイビッドのトラウマ、心理、行動の因果関係が解き明かされず、善良さと異常性も曖昧なまま。
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.3

ゾンビ映画は気が進まないと思いながら観始め、やはり観なければ良かった、もうやめようと思いつつ、それでも続行したら、実は面白かった。

出演の役者さんたちは前後で二度異なるパーソナリティを演じたようなも
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インターステラー(2014年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

うーむ、まあ面白かったのだが・・・五次元で時空を超える作用は誰がどうもたらしたのか?クーパーとTARSなのか?マーフの本棚の裏にどうたどり着いたのか?愛の力なのか?等々理解できずに消化不良。

最初の
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エンド・オブ・カリフォルニア(2019年製作の映画)

1.0

大変申し訳ないが、設定、ストーリー展開、CG等全てがチープと申し上げざるを得ない。安っぽいだけで毒気や醜悪さによる鑑賞後の嫌悪感はないのだが。

パーフェクト・ゲッタウェイ(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

レビュースコアが低いので観るのをやめようかと思いつつ折角録画したので・・・どうしてどうして結構面白かった。

気弱な夫と無邪気な妻の新婚カップル。怪しげなカップルはかわしたが、ワイルドなカップルによっ
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ブルースチール(1990年製作の映画)

1.4

このレビューはネタバレを含みます

強盗事件で犯人の異常性が覚醒という設定かも知れないが、その後の行動があまりに急変過ぎないだろうか?

あれほどの女性警官への執着心は急変とマッチしないし、友人を襲ったり、両親宅を訪れる行動は時間をかけ
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ザ・メキシカン(2001年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ザッツ・メキシコ!という舞台で繰り広げられるサスペンス調コメディ、コメディ調サスペンスはなかなか楽しめる。

サムとウィンストンによるロードムービー調の掛け合いが良い味付けとなっている。ただウィンスト
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スリーウェイ 誘う女たち(2004年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

クレアモントの行動も解せないが、最も理解不能なのはリタの考えと行動。当初からの計画なのか、心が揺れ動いたのだろうか。消化不良も甚だしく残念。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

1.8

こういう小役人たちには辟易とさせられ、彼ら彼女らへの怒り、そして不条理が残ってしまった。

フリーダム・ライターズ(2007年製作の映画)

4.7

素敵な先生!素敵な生徒たち!

あんなに乱暴で無秩序で自暴自棄だった子どもたちが、あんなに優しく仲良く前向きに変わるなんて。

人は一人では弱く成長することも困難であるが、仲間と集う「場」があり、愛情
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.2

粗野であろうとも、自然さ、率直さは人を惹きつける、そう思った。ラストも素敵。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.0

幼少期に外的影響で障がいを負わされ、それゆえに不気味がられ、不遇となる不合理に胸が痛む一方、あまりに衝動的な殺人、高笑い、ダンスに底知れぬ怖さを感じた。

スターウォーズのダース・ベーダー誕生と重なる
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

大胆不敵で人を騙す天才のフランク。8人のCAを従え堂々と飛行機に乗り込むシーンは圧巻。

そんな彼は医者にいじめられた看護師のブレンダを助け、愛を貫こうとする。詐欺師どころか誠実そのものだ。

フラン
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ニノチカ(1939年製作の映画)

3.9

「グレタ・ガルボ帝国」という表現を聞いたことがあったが、どんな女優さんなのか全く知らなかった。

最初の登場シーンで納得。氷のような美女!なるほど女帝!この方がグレタ・ガルボなのか!と思った。

とこ
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.8

美しい映像に南の島へ出掛けたくなった。

モアナとマウイの掛け合いが軽快で楽しい。

おばあちゃんもいい味を出している。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.7

たまたま録画されていて、どんな映画かな?タイムトラベル?なんだSFものか、そう思いつつ、一応観始めたら、続きをどんどん観たくなり、引き込まれて最後まで。

いい映画とはそんなものではなかろうか。

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ブルックリン(2015年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

エイリシュは健気で、いじらしくて、そして美しくて、たくましい。トニーも健気で、いじらしくて、そして明るく素直で、優しい。

まるで高校生カップルのようなエイリッシュとトニー。ビーチでバスタオルを巻いて
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タイムリミット(2003年製作の映画)

3.1

序盤の展開に無理があるものの、娯楽サスペンスとでも言うべきであろうか、まあまあ楽しめる。

憎みきれないロクデナシなチェイと、知的で魅惑的なアレックスが要所で効いて印象に残る。