このレビューはネタバレを含みます
まわりくどくて、話の構造全体を理解するのに辛抱を要する。冒頭の高齢者二人の車での小競り合いが印象に残る。どう繋がっていくのだろう?終始と気になるが、結局、片方のドイツ人がダイヤモンドを小出しにしていた>>続きを読む
良作であり、楽しめるのだが・・・事前にハードルを上げ過ぎてしまったせいか、ややストーリー展開の安直さが目立ってしまった感あり。
最も胸に迫ったのは、冒頭とラストの空港での出迎えシーン(実際の映像?)>>続きを読む
自分の意志で、自分のできるなら何でもやれる、そんな自分がいかに幸せなのか、こうしている間に過ぎて行く1分1秒が奇跡で、そのことに絶えず感謝しながら生きるべき、特別な何かがなくてもいい、そんなことを教え>>続きを読む
久しぶりに劇場で観たこともあるが、冒頭、空母からの発艦シーンで早くも胸が高まった。甲板でパイロットを支える男たち。それぞれ役割を果たし、身を挺してOKマークを出す姿にじーん。
その後は教官マーヴェリ>>続きを読む
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設定は面白く、どんどん引き込まれた。退室させられた人こそ合格者なのでは?とか、実は全員合格で一致団結することを学ばせるのが目的では?などと推測しながら観て楽しめた。
・・・が、やはり彼は会社側だった>>続きを読む
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乗員乗客全員がお亡くなりになったのに、どうやって映画化したのだろう。恐らく機内からの電話内容をつなぎ合わせ、類推して組み立ててのことだろう。その作成プロセスがすごい!
・・・なんて勝手に推測して感心>>続きを読む
最新作と前作は深く繋がっている、ということで鑑賞。だが、申し訳ないが、私にはストーリーが安っぽく感じてしまった。
かつて会社同僚が「愛と青春の旅立ち」を評してトップガンと比べて見劣りがしたと言ってい>>続きを読む
こんな島で夏休みを過ごせたらなと思う。太陽の光がきらめき、爽やかな風に草がたなびいて。
景色のみならず作品としても人間模様も爽やか。
主人公サムの心の成長の物語と言えると思うが、自由奔放で人懐こく>>続きを読む
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新兵メドウズが粗野な二人に次第に心を開き、様々なことを覚え、みるみる表情が豊かになり、そして自立した大人の男性として成長してゆく様が観ていて心地よい。
だが、やはりアメリカン・ニューシネマらしいエン>>続きを読む
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キャメロン・ディアスなのでラブコメものかと、やや気を許して観ていたのだが、いやぁ味わいある良い作品であった。
ローズ、マギー、サイモンの感情の移り変わりがとても上手く表現されていたと思う。
特に印>>続きを読む
周りから孤立した主人公のジーサン。うるさくて偏屈なだけなのだが、次第に彼の優しさ、愛すべきところが引き出されていく。
この作品を観て以下のことを思った。
他人のちょっとした働きかけを受ける。
↓>>続きを読む
冒頭から1/3くらいは面白かった。よく言えば二転三転だが、出し抜くのも中途半端、出し抜かれるのも中途半端。
最近連続して2時間映画を観る時間を確保できず、映画から遠ざかっていたが、この映画で水野晴郎さんの定番だったセリフを久々思い出した。
「いやぁ、映画って本当にいいものですね」
見終わってスッキリ!>>続きを読む
昨秋から多忙を極め、映画鑑賞のできない日々が続いていた為、久々鑑賞する作品は何も考えずに観れるコメディものを選択。
されど、あまりに現実離れしたシーンの連続に興醒め、期待した冒険的要素もなく、残念に>>続きを読む
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コミカルなホームコメディかドラマティックに泣かせる家族愛ストーリーだろうと思って観たが、いずれでもなかった。
突然とんでもない事件が起こるが、姉や好意を女性の身に起こったことや経過は鑑賞する側には知>>続きを読む
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個性的なキャラクターが9人いて、誰もが怪しく見えたり、見えなかったり。犯人はこの中にいる!さて誰なのか!?こういう展開、こういうストーリこそミステリの醍醐味。やはりミステリは面白い。
途中にローズマ>>続きを読む
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スカッとした!
こういう傲慢で卑劣な男の行動は万死に値する。女性の敵であるのみならず、人類の敵である。
それゆえスカッとした!延々とハラハラさせられ、延々と待たされたが。
あんな卑劣な奴に心底惚>>続きを読む
安心して観ていられるコメディ映画。ただロードムービーと呼ぶには今ひとつ物足りない。
ケニー以外は好きになれないキャラクターであったが、徐々にいい奴!に変わって行く様、家族!になって行く過程が心地良い>>続きを読む
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フランク・キャプラ監督作品ということで鑑賞。長らく関心を持っていたが、邦題にとっつきにくさを感じて遠ざかっていた。
若きゲーリー・クーパー演じるディーズ氏は魅力溢れる人物だが、やや中途半端な印象。ど>>続きを読む
与える者こそ幸せになれる、自分の決心次第ですぐに幸福な人生を歩むことができる、このことを本作品はシンプルに教えてくれる。
家族全員が全員のことを気づかってリスペクトし、クリスマスのご馳走に全員で眼を>>続きを読む
殺人事件ものなのにほんわか安心して観ることができる。
ウディ・アレンが彼特有のセリフまわしで畳み掛けては、ダイアン・キートンの倍返しの反論に遭って屈服。その掛け合いと二人して危なかしく愚かな行動を重>>続きを読む
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かなり以前から本作のことを知っていて、いつか観ようと思っていた。きっと蝶の蒐集家が趣味が昂じて女性への関心が高まり、ついに・・・というストーリーだろうと決めつけ、観る意欲が湧いて来なかったからだ。とこ>>続きを読む
五話構成のオムニバス。
私が気に入っているのは第3話と第5話。
第3話の「最後の一葉」はとても良かった。実は中学生の時、文化祭であるクラスが演じてストーリーは知っていてオチがわかっていたにも拘らず>>続きを読む
シリーズ第1作、日本国民に愛される寅さんの原点。初期の寅さんはどうだったのだろう?さくらは?博は?おいちゃんやおばちゃんは?などと関心を持って観たが、良い意味で裏切られた。長期に亘って作品が作られたが>>続きを読む
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フランク・キャプラなら面白いかも・・・と大して期待せずに観たのだが、この作品に巡り会えて良かった!大袈裟かも知れないが、私の人生を変える作品になりそうな気がする。
バンダーホフの以下のセリフが胸に響>>続きを読む
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作品紹介に「驚愕のラスト」などと軽々に書いて欲しくない。そうやって観るように仕向ける意図なのだろうが、観る者には期待を過度に高まらせて落胆させてしまう。
とんでもない妄想だった!とか姉が妹を監禁して>>続きを読む
犯人の動機が意外で面白かったが、やはり超能力ものより推理力ものを好む。
それほどの能力があれば事前にもっとやれるのでは?どこまでやれて、どこまでが限界なのか?を理解できず、しっくり納得感に欠ける気が>>続きを読む
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三つの要素から成る物語のように思う。
一つ目は彼と花の愛の物語。大学の教室で見かけた彼に花の心がときめき、勇気を出して受講票を出すよう声を掛けることから二人の恋が始まる感じがいい。
二つ目は田舎暮>>続きを読む
友だちと夕飯を食べ、まだ早い時間だったので急遽映画館へ。予備知識ゼロで鑑賞。冒頭のシーンで任侠ヤクザモノかと思ったら全く違った。
友情の物語であり、どう生きるか?を考えさせられるドラマで(そういう意>>続きを読む
何ということはない5つの話。予めハードルを上げ過ぎてしまったからかも知れないが・・・
ダルでダークな感じのバックミュージックも苦手。
さぞや大喧嘩して罵り合って・・・そうなりそうな二人が意気投合す>>続きを読む
自分の思い通りにならないと怒る、怒ってブチ切れる、すると事態は更に悪化し、後戻りできなくなって行く。
かかる悪夢のような流れは、この映画ほど連続しないし、積み重なって行くことはない。しかし、我々の日>>続きを読む
四人それぞれの苦悩と歓喜が交錯して展開、飽きることなく楽しめた。映像的としても内容的としてもドギツイシーンがなく、ほのぼのとした気持ちで鑑賞できるのがいい。
そして、やっぱり友だち同士っていいなと思>>続きを読む
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見始めて超常現象が起きた辺りで、しまった、オカルトホラーものか!?と落胆したが杞憂であった。サスペンスものとして、そのユニークな展開を楽しむことができた。
ただ合点の行かないところもちらほら。
・何>>続きを読む
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真面目で純粋、それなのに浅薄で軽はずみな二人。二人は誰より理解していて、誰よりも支えてもらっているのに、それなのに何故かいつも裏切ってしまう。なんてもどかしい!
すれ違いの始まりはパーティの翌朝から>>続きを読む
深い愛情と強い憎悪を併せ持つドロレス、服従する力と反抗するを併せ持つドロレス、忍耐と行動を併せ持つドロレス、彼女は一体どんな女性だったのか!?絶えず疑いながら結末を迎えた訳だが、そうさせたキャシー・ベ>>続きを読む
心が穏やかになる作品。
グラン・トリノのクリント・イーストウッドと重なる。彼ら一人暮らしのアメリカ人のジーサン特有のカッコ良さがある。
三人の娘たちはそれぞれ特色あって皆可愛い。ママが奏でるピアノ>>続きを読む