ツボさんの映画レビュー・感想・評価

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RRR(2022年製作の映画)

4.8

ぜひ、映画館で前知識がない状態で映画を鑑賞していただきたい。ここではあえてネタバレを避けたいと思う。本当に面白かった!!!

私の好きな言葉に「人間は祭りする動物」というものがある。この映画は、まさし
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晩春(1949年製作の映画)

3.8

一つ一つの映像に「意味」がありそうで、目が離せない。鑑賞している途中で「なんでこの映像を使ったんだろう?」と思わせるような歪みがある映画だった。

紀子のファザコン具合が凄まじい。ちょっと恐怖を覚える
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.0

こんなに面白いんだ。そりゃ50作も続きますよ。

90分という時間の中で、何本ものコントを見たような感覚だった。寅次郎の帰郷、さくらのお見合い、さくらと博の結婚(式)、寅次郎と冬子の関係と盛りだくさん
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

震えた。映画を鑑賞していて、息が止まる瞬間は初めてだった。それぐらいの臨場感だった。鑑賞後に放心状態になるレベルだ。予告を見ていて「CGが心配だな。どうなんだろう…」と思っていた過去の私に喝を入れたい>>続きを読む

劇場版 荒野に希望の灯をともす(2022年製作の映画)

4.7

この作品はぜひもっと多くの人に見てもらいたい。涙が止まらなかった。私は大学で国際関係論を専攻しているのだが、平和に関する議論になると「確かにそれって素晴らしいよね。でも理想でしかないよね。」で終わるの>>続きを読む

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.4

デスゲームの先駆的な作品。登場する俳優の演技がそこまで高くないな〜(一部例外)と思いつつ、それがまた中学生っぽさをよく表現していると思いました。カバンを渡すシーンはそれぞれが違ったカバンのもらい方をし>>続きを読む

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

やっと見ることができた。下北沢トリウッドで鑑賞。やっぱ大好きです。四畳半神話大系のあいつらを映画館で観れるとは…本当に幸せな時間だったな。

【ブツブツ独り言】
こういう青春映画は見ていて元気がもらえ
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犬王(2021年製作の映画)

4.2

至極のエンターテインメント

面白い。正直、壇ノ浦の戦いとか、平家とかその辺の知識はないので詳細は割愛させていただくが、一つのエンターテインメントしての完成度は素晴らしかった。

映画で流れる音楽は、
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天気の子(2019年製作の映画)

3.8

改めて鑑賞。初見は「なんだこの映画は?全然共感できない!」だったが、すずめの戸締まりを鑑賞し改めて見返すこととした。結論、今まで一番評価が変わった映画となった。改めて、なかなかの問題作だと思う。

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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.2

機械的同性愛の話なのか(?)。女性が1人も出てこないという一定の状況だと、人肌恋しくなって、異性にも手を出してしまうらしい。一番最初に金田(英国人俘虜兵に手を出した男)を裁くシーンを持ってきたことで、>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

記録。忘れないために。

新海誠監督の作品は、前に作品、特に天気の子には共感することができなかった。しかし、今回の作品は私的にかなり面白かったと思う。

村上晴樹ワールドが全開だった。まるで村上春樹の
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理大囲城(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

すごい映像だった。文字や言葉で「国という機関の大きさ、それと対峙する市民たち」という対立はよく見る。しかし、ここまで生々しい映像は初めて見た(他にもこのような作品があるのならぜひ見てみたい)。改めて国>>続きを読む

父子草(1967年製作の映画)

4.1

2023年1月12日 神保町シアター
渥美清の作品を初めて鑑賞した。他の作品も是非鑑賞したいと思った。また神保町シアターは行こう。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.7

「人は愛を受け取ることでしか愛を知ることはできない」

号泣。愛をテーマにした作品というのは人間の琴線に触れるものがあるなーと。そういえば呪術廻戦0も愛がテーマだったな。

愛は人を縛り付ける"呪い"
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

4/9 鑑賞

3時間という大作であったが、あっという間だった。考えながら観て、誰かと解釈を語り合いたいような映画でした。能動的に観るべし。

まず三つの世界線がリンクしている。現実世界、演劇の世界、
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

3.0

「千尋とは対照的な主人公像アーヤ」

作品にロックが大きく関わっている。ロックが「意志をつらぬく音楽」として定義されているとする。であるならばアーヤの生き方はロックであるのだろうか??アーヤの意志は「
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おくりびと(2008年製作の映画)

4.2

「俺もこんな風に死にたい」

人間の死がメインテーマの作品。前半は少しコメディ調であり、死がテーマとは思えないほど明るく観れる作品となっている。

そんな明るい作品でありながら、全ての所作が美しい。お
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.9

消費主義社会への強烈な批判。物を買い消費することを通じて私たちは人間らしくいられることができるのかを問う問題作。

この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2018年製作の映画)

4.3

「ロリコン認定されそうで怖い」

いや〜めぐみんがカワエエ。ロリコン認定されそうで怖いです。

このすばは安定した面白さを提供してくれる。アニメ1期2期は視聴済みであったためそれはわかってたのですが、
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