tristanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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リーインカーネーション(1975年製作の映画)

5.0

オカルト調のメロドラマ?ミステリーも同時進行で大忙し、アンビリバボー育ちにはたまらない話。前世の夢を見てたマイケルサラザンから徐々にその前世を殺したマーゴットキダーの感情にシフトしていく構成も良い。オ>>続きを読む

消えたセクシー・ショット(1987年製作の映画)

3.5

50年代のテキサスオースティン。ヒューヘフナーに顔が利くからと言われて撮ったヌード写真を取り返しに行った先でカメラマンが殺される。ここらでひとつ、肩の力を抜いて洒脱でクラシックなコメディを撮ってやろう>>続きを読む

愛という名の疑惑(1992年製作の映画)

5.0

前半と後半でウソみたい、急に才能のある素人の映画ファンを起用して好き勝手に撮らせたような謎めいたバランス。キムさんとユマサーマンの危なげ姉妹に分析医リチャードギア、反社会的な暴力夫エリックロバーツ。こ>>続きを読む

逢いたくて逢いたくて(1966年製作の映画)

5.0

園まりが本人になりすます園まりのそっくりさんを演じる?複雑すぎて齧り付きで見てしまう江崎白坂マジック。研ぎ澄まされた4パターンぐらいしかない園まりの表情、特に最初電話ボックスで惚れるところすごい。探り>>続きを読む

渚の果てにこの愛を(1969年製作の映画)

5.0

ミムジーさんが服を脱ぎ捨てて海に飛び込めばそこが神話の世界。波打ち際に迷い込んできた無粋なアメリカ人に代役が務まるはずもなし、おそらくはリタヘイワースも?火山のもとで受け継がれてきた淫蕩な血。悪習を葬>>続きを読む

イノセント・ドール 虜(1986年製作の映画)

5.0

あのサックスのイントロからもう最高で即座にストップ。スタジオで思わせぶりな目配せあり君に捧げる振動でエクスタシーあり、伴奏は男女のエロいコーラス。サックスが倒れるときのガラスにかじりつきズーム、フルチ>>続きを読む

ゴーストインフェルノ(1987年製作の映画)

5.0

いやー素晴らしい。所はバルセロナ完成間近のユニコプラザ。29階でビル設計した建築士で社長のジェニーアガターが仕事してるって思いきり雑な設定。目の前で窓拭きが転落、巡回の仲間の手札をチラッと覗く間にエレ>>続きを読む

墓地裏の家(1981年製作の映画)

5.0

不動産屋にも憎まれるフロイトシュタイン博士のバックグラウンド情報一切なし、ビジュアルだけで説明。男の顔は履歴書。噛みついたコウモリお構いなしに振りまわしてボブの顔に血がビチャって飛ぶところでフルチの徹>>続きを読む

わかれ路(1994年製作の映画)

5.0

このキャストで『過ぎ去りし日の…』😭前も書いた気がするけどプロポーズをさせてリチャードギアの右に出る者なし。

ザ・リバー(1984年製作の映画)

4.5

農協のお偉いで自分も農家なんだけど、氾濫ばかりの川沿いの農地ぜんぶ買いあげて他の農家立ち退かせたらダムの底に沈めたうえでさらにそこから自分の農地にだけ水引こうって思いついたスコットグレン。ちょっと自分>>続きを読む

チェンバー/凍った絆(1996年製作の映画)

4.5

この年代だけで何本あるのかジョングリシャムの南部法廷もの。今回もいちいちあらすじ説明するのがバカらしいほど当然重くて真面目な良い話だが、氷が溶けていくようなクリスオドネルをとにかく美しく撮りたいジェー>>続きを読む

逢う時はいつも他人(1960年製作の映画)

5.0

ファーストメットで美女に効果的な殺し文句「あまり美人じゃないね」。最初の誘いからアクセル全開で遠回しにブルドーザーに喩えられてたカークダグラス、キムノヴァクも防戦一方ではなくコロコロ言うこと変わるタイ>>続きを読む

ハリウッド・ゲーム(2001年製作の映画)

3.5

往年の名優同盟が演技力を活かしてギャング相手に一儲け。一般の映画ファンが知ってる映画を適当に切り貼りしたような笑いのセンスでいまいち乗れないんだけど角の取れた白髪のバートレイノルズはアロハ。ロッドスタ>>続きを読む

キラー・アーティスト 氷の死体(2000年製作の映画)

4.0

雪深いモンタナで発掘されたアーティスト、言葉を忘れたエリックロバーツ。ひたすらニューヨークで個展&金持ちになれるの正攻法で言い寄るも馬の耳に念仏。料理は一流だし食卓は眩いガラスの彩り。ただでさえしゃべ>>続きを読む

生贄2(1994年製作の映画)

4.0

ザブングルみたいな眉毛の色情魔には集団リンチに水責め、香港警察の眼には眼を。足の裏を定規でグリグリやる拷問、小学校のときみんなやってた。

殺意の香り(1983年製作の映画)

4.0

よくできてるのか雑なのか澄まし顔ロバートベントンのお行儀の良い演出、そのわりに要所要所で適当なスリラー。裸マッサージ中の軽いキスだけで、というか初めて会ったその日からまんまとその気になる精神科医ロイシ>>続きを読む

人質(1999年製作の映画)

4.5

いいねえ〜。地下鉄車内で始まる追跡から高架下になだれ込んでの撃ち合いにカーチェイスでたっぷりニューヨーク見せてくれた後は生き埋めスリラー。事件のストレスは悪魔のような愛人のお仕置きで発散、それを犯人に>>続きを読む

不都合な理想の夫婦(2020年製作の映画)

4.0

ジュードロウのこういう役というだけで嬉しい。言うことなすことすべてがでかいが中身は空っぽ、誇大妄想。とりあえず金持ちの生活しとけば結果は後からついてくる。イギリスに移住だってレベッカか回転みたいな古い>>続きを読む

ヘキサゴン 恐怖の館(1972年製作の映画)

5.0

骨の髄までサンディデニス。夫は仕事で帰りが遅くニューヨークまで片道2時間。神経症になるには理想的な環境。感性の鋭いアーティスト妻もの、ミアファローとかいろいろあるな。地元の小学生によるトウモロコシの早>>続きを読む

シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛(1973年製作の映画)

5.0

ひとりきり出迎えもなく船から下りてくるセーラー姿のジェームズカーン。毛巣病?お尻の検査結果待ちでシアトルの陸の上。パトロールのあいだ隣で知的な講義が止まらない(性欲の強さにはビタミンEが関係、俺にかぎ>>続きを読む

無頼非情(1968年製作の映画)

5.0

登場人物どっさり話も山盛り。コロコロついてきてはタイミングよく現れる郷鍈治、切符の用意はいいが渡哲也が注文した三つの駅弁に「あたしゃこんな食えませんぜ」。鈍くていいね。タイミングいいといえば扇千景の具>>続きを読む

地獄の謝肉祭(1980年製作の映画)

4.0

ドライヤー借りに行ってバスケの肉離れで誘惑の女の子がジョンサクソンに噛まれて、すごく良かったわってわざわざ報告しに行くところが良い。電話中もドライヤーで邪魔してたし部屋で聞いてる音楽も。一応食人が拡が>>続きを読む

哀愁の湖(1945年製作の映画)

4.5

泣く子も黙るジーンティアニーの独占欲ショー。対するコーネルワイルドの愛は美女へのサービス以上のものはなし。もし出会った順番が逆だったら?と考えて眠れぬ夜をどれだけ過ごしたことかコーネルワイルド。判事も>>続きを読む

エンド・オブ・デイズ(1999年製作の映画)

4.0

サタンが復活の地に選ぶのは当然ニューヨーク。最初からヘリコプターの極太ワイヤー宙吊りアクション。信仰で太刀打ちできない悪魔には銃火器が、地下鉄が物を言う。教会の神父はスキンヘッドでロッドスタイガー、ガ>>続きを読む

ダウト 〜偽りの代償〜(2009年製作の映画)

5.0

デート翌朝に自分が賞取った重すぎドキュメンタリー見せてくるギョーカイ男に要注意。当然大好きな話。法廷ものでも見せ場はカーチェイス、駐車場で大回転。最後の赤と青が混ざって紫になるやりすぎパトランプ撮影も>>続きを読む

レリック(1997年製作の映画)

4.0

慈善パーティーの博物館から逃げ出してきた地位のある人たちが、過剰に慌てまくって階段転げまわったり将棋倒しになったりする演出イキイキやってた。まずは出口正面から、倒れる人のアップ、ここの撮り方も最高。

2010年(1984年製作の映画)

5.0

「アストロドームのはうまい」「屋根の下ではうまくない、ヤンキースタジアム、それも9月にかぎる」「マスタードは黄色か茶色か?」「茶色」ホットドッグの会話最高。ジョンリスゴーはハイネック、ロイシャイダーは>>続きを読む

アウトランド(1981年製作の映画)

5.0

舞台は木星の衛星イオ。ショーンコネリーは保安官として赴任。一緒に来た妻子は宇宙生活に耐えられず帰郷。コミュニティを牛耳るのはドラッグビジネスで私腹を肥やすピーターボイル。常に娯楽部でバーチャルゴルフに>>続きを読む

カプリコン・1(1977年製作の映画)

5.0

砂漠のサバイバル始まって何日経ってるのか想像つかないぐらいズタボロになって、得意のジョークで意識保ちつつやっとの思いで断崖よじ登った先にヘリコプター。サソリやガラガラヘビもいる。気があるのかどうなのか>>続きを読む

サドン・デス(1995年製作の映画)

5.0

追手から逃れるためにユニフォームに変装どころかそのまま試合に出場、元の選手以上に活躍してしまうヴァンダム。鬼畜のようなパワーズブースの背景一ミリもわからなかったけど思うぞんぶん悪役やってるの見れて嬉し>>続きを読む