海さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

海

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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0


面白かった〜これが韓国のリアルならかなり深刻だと思ったんだけどどうなんだろう?わたしが半地下家族に生まれてたら生きる希望なんて見出せないし何も頑張りたくなくなると思う。なのに、彼らは貧しさの中でかな
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.6


まさかの毒キノコ展開で、急に田舎くさい感じがした

でも人体や布地を採寸したり丁重に扱うような、服を作る上での動きは官能性に満ちているよなと改めて思った。
実際にウッドコック氏みたいな人がいたらめん
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17歳の肖像(2009年製作の映画)

4.7

人生に近道はない グッときたな..


私もまだ若さゆえか煌びやかな世界に憧れるし、大人の華やかな世界に連れて行ってもらったら陶酔しちゃって現実に戻ってこれないと思う。だからジェニーの気持ちがよく分か
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アルファヴィル(1965年製作の映画)

3.9

ゴダール.. 難解で一回では理解しきれない言葉をちりばめる人、シュールで無機質な中に愛のある人、考えすぎだよと言ってあげたい気持ちになるけれど愛しいところ、映画の家具と衣装がさらりとお洒落な人

アン
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去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

4.0


宮殿のような華やかで煌びやかなホテルで、記憶の螺旋階段を降りたり登ったりするようなミステリアスでSFともとらえられる映画

不吉なオルガンみたいな音が終始響き渡る、同じような文言を繰り返す人、記憶と
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下女(1960年製作の映画)

3.5


こんなにはっきり男は美女に弱いと言われた映画はじめて 笑

雨が沢山降ってるのが感情を煽るよう

イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)

3.5

ピアノのシーンが良かったな
ミア・ワシコウスカのルックスがあんまりタイプじゃなかったけど、役の設定としてはタイプな女の子だった
感覚神経が鋭敏な冷めた瞳の持ち主で、ナイフを隠し持ったような危うい女の子
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月曜日のユカ(1964年製作の映画)

3.5


可愛い加賀まりこを拝めると思って観たら、ルックスもキャラも可愛いっちゃ可愛いけど、オツムが弱い感じが痛くて純粋に可愛いとは思えなかった、、

ずっと子供のままのような眼差しと、誰とでも寝れる女として
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外科室(1992年製作の映画)

4.8


「一瞬のような50分、一生のような50分」その通りだった..
泉鏡花の儚く夢うつつな美しき世界観が再現されてた。
吉永小百合と加藤雅也が清らかでどこか異次元な美しさで、それだけでため息が出る。
起伏
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ドグラ・マグラ(1988年製作の映画)

3.9


原作は途中放棄したくらい意味わからなかったから、映画見たら分かるかと期待したけど、消化しきれない..
結局彼は呉一郎であるという認識であっているのか、、?
意味わからなさは拭いきれないけど、トチ狂っ
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

4.0

瑞々しさに満ちていて、失いたくない何かが詰まってる

もう失われてしまった時代と言える気もする

二度と同じ時代はやってこないし、十代には戻れない
自分はもう触れることができない、遠くにある尊い輝き
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コレクター(1965年製作の映画)

3.6


主人公には人も物事も、物として美しいか?正しいか?という是か否かの尺度しかない。しかも是が極めて少ない。だからこそ愛する物は貴重で生き甲斐で、異常な愛を向けてしまう。
ミランダは「ライ麦畑でつかまえ
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甘い生活(1959年製作の映画)

3.6


トレヴィの泉のシーンが永遠に続けばいいのに

現実のうまくいかなさ、不安定さみたいなのを感じた。特に子供2人を殺して自殺してしまった男とその現実を知らされる妻のシーンがえげつなかった

マルチェロは
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ロリータ(1997年製作の映画)

3.1

ジェレミー!好き..
作品としてはキューブリックの方が良いかな

砂の女(1964年製作の映画)

3.5

原作に衝撃を受けたので鑑賞。
よくこの世界観を表現できるな〜と感心した。新たな美しさみたいなものを見出された気がする。砂まみれでも化粧っ気がなくても女は女なのだと思った。
普通の世界に生きていると周囲
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