Uskeさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Uske

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脳男(2013年製作の映画)

3.0

映画自体はどっちの方向にも尖ってないけど、生田斗真と二階堂ふみの演技には安定感がある。
江口洋介が松田優作のシルエットそのもので気が散った。映画は楽しめた。

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

1.5

よくわからなかった。
紹介文読んでなんとなくわかった。
もう少し感性を磨かねば。残念。

真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.5

このシリーズは「最後に犯人わかってビックリ」系じゃなくて、中盤から犯人がわかるのが視聴者に優しい。

けれど毎度スッキリしない切なさが埋め込まれている。今回は少年がそれにあたる。

一つの犯罪が、逮捕
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

2.0

映画は丁寧につくられてる気はしたけど、やっぱりストーリーがしんど過ぎた。

タロウのバカ(2019年製作の映画)

1.5

激しいシーンの詰め合わせ。
嫌いではないけど理解出来なかった。残念。

椿山課長の七日間(2006年製作の映画)

4.0

原作は浅田次郎の小説。
亡くなった人が、亡くなってからの4日目から初七日までの間だけ別人の装いで今世に舞い戻れるというお話。

映画は、亡くなった西田敏行が伊東美咲に扮して、やり残したことをやるために
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.2

上映当時、映画館で想像を遥かに超えるおもしろさに驚いたので、今さらながら再鑑賞。
やっぱり面白かった。
おっさんが観ても面白いところがディズニー映画の好きなところ。
(さらにおっさん度が向上した今でも
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愚行録(2017年製作の映画)

3.6

確かに衝撃的ではあった。
ただもう一周回って帰着して欲しい作品。

エリートビジネスマン一家惨殺事件の真相に迫ろうとする妻夫木聡。
被害者夫婦の会社同期や大学友人から情報を得ようとするのだけど、登場人
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母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

なんとも妙なスッキリ感。少しマイナス寄りで。

こまごまと設置された伏線が丁寧かつ強引に回収されて行くので心地良かった。

この母の息子に対する愛情は途中まで共感していたけど、最後の方は異常に思えた。
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.0

おもちゃにとってその持ち主はペットから見た飼い主のような存在なのかな。
ただその飼い主はどんどん成長して行くから、やがておもちゃ達は存在意義が薄れて行く。
おもちゃ目線の映画だけにそこは切ない。

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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

4.0

本気の恋愛ものに関しては胸が苦しくなる。
アデルブルーは熱い色やキャロルでもそうだったけど、好きなんだからそれ以上の理由もなにもないと思う。
悲しくても切なくても、一心を貫けばいいと思う。

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.2

こんなに酷い現実があるなら、司法の場で徹底的に戦えばいい。でもその司法ですらグレーならどうすればいい。
実際に起こった理不尽極まりない幼児性的虐待。被害者は耳が不自由な聾学校生。加害者はその学校の運営
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今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

4.0

反抗期の娘と、娘想いで意地っ張りな母親のキャラ弁を通したコミュニケーション。
実際に娘からあんな態度取られたら、自分ならブチ切れそうになると思うけど、それでもキャラ弁を毎日手紙のように作り続ける母親。
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

衝撃的な内容。
たぶん途中からの急展開がなければそこまで話題になってなかったように思う。でもその展開が上手。
最初からコメディの流れでのんびり観てたけど、あっという間にストーリーに引き込まれていく。
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.0

なんとも重い話。
脳死と心臓死、どっちが本当の死なんだろう。
もし身近な人が脳死状態になったら、いつか回復するんじゃないかという希望に縋り付いて、あらゆる延命措置を模索するだろうな。それが我が子だった
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.7

自分だったらどうするだろう、ではなくこの人たちどうなるんだろう、の世界。
話を理解するまで時間がかかってしまった。理解出来てからは急速に楽しめた。
ちょっと設定がぶっ飛んでいるから、もう少し身近なテー
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

4.2

良い意味で期待を裏切られた。

映画監督志望の青年と映画から飛び出してきた女優との恋愛。
設定がそもそも期待値を下げてしまうのだけれど、これが不思議なほど現実味があって、あっという間に本作の世界に引き
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セブン・イヤーズ・イン・チベット(1997年製作の映画)

3.8

どこまで実話かわからないけど実在した登山家のお話。まだ幼いダライ・ラマとの交流もメインで見応えあったが、前段の脱走からの放浪も面白い。

もう少しダライ・ラマの逸話が多く有って欲しかったかな。

半世界(2018年製作の映画)

4.0

これは良い。
幼馴染のおっさん3人、やっぱり結束力が半端ない。しかも名演。稲垣吾郎ってこんな凄かったのか。加えて池脇千鶴が奥さんと来たらハズレなわけがない。

半世界ってどういう意味なんだろう。自分の
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.1

この国の司法制度はこんなに低レベルなのか。当時のアラバマ州のこの郡だけの問題なのか。

怒りを通り越して清々しい気分になるくらいおかしい。
冤罪はどこの国でもあるだろうけど、根拠があまりにも稚拙。でも
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

3.7

ディズニーアニメの中では、なんかやっぱり子供寄りな気がする。それでも楽しめた。

このシリーズはファンが多いのもわかる。
夢のような世界と現実のグロさとが前者寄りで入り乱れてる。

次は待ちに待った3
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

3.7

ミステリーミュージカルロードムービー、という感じ。ミュージカル好きな者としてはちょっと物足りないけど、いろんな要素が複合的に交差してたところでカバーできてたかなと。
しかし主人公の歌声とダンス良いなあ
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シンデレラ(2015年製作の映画)

4.2

やっぱりディズニー映画はよい。
リリー・ジェームズ可愛い過ぎ。
王子様もそれっぽいし。
ケイト・ブランシェットの意地悪な美貌もこの映画には必須。
音楽とストーリーとシナリオと映像が完璧に交わってるディ
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劇場版 お前はまだグンマを知らない(2017年製作の映画)

3.6

たまにはこういうのも。
ほんの一瞬しかいなかったけど群馬いい思い出ばかりで。

いちごの唄(2019年製作の映画)

4.0

主人公のピュアな性格に対するあーちゃん(石橋静河)の落ち着いた対応がリアル感を醸し出してる。

ただでさえ埋めようのない傷を背負ったあーちゃんに中学生の頃の事故。これじゃ立ち直るとかでなくて人間が変わ
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

3.9

思いっきり子供向けだったけど、普通に楽しめた。トイストーリー4まで観たいので一作目から鑑賞。

昔はあんなにおもちゃ持ってなかったからちょっとうらやましかった。もしそれぞれに心が宿ってて、とか考えると
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恋する惑星(1994年製作の映画)

2.7

正直よくわからなかったけど、どのカットも色が綺麗すぎた。赤はコーラが印象的。ただコーラが赤いだけじゃなくて、際立たせる緑のシャツがあったり。

終始そんな感じ。誰に寄りそうわけでもなく。
ただ美術の授
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.7

これはすごい。重い。

実際に起きた連続レイプ殺人事件を元に作られている。
事件は時効を迎えたのかもしれないが、この映画がある限りまだ終わっていない。

ラストが秀一。
いや全部が凄い。

シュリ(1999年製作の映画)

4.3

これはやっぱり名作でしょう。
上映後すぐにレンタルビデオで観た時とまた違って見える。

ミッションとして自分の大事なものを失うとしたら、と考えた時にここに答えのようなシーン(演技)がありました。
(ま
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

3.7

自分の身体を使って、砂糖がいかに有害であるかを実証する話。ドキュメンタリー。

糖質制限のダイエットを学んだことがあるので、内容は目新しくはなかったけど、厳密には糖質制限のものとは違っていて、監督自身
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.8

あまり好んでは観ないジャンルの映画。

人間の良いところも悪いところも、極限状態なら露骨になるのかな。

どのくらいCGが使われてたのか不明だが、ほとんどが普通に撮影されてるように感じた。

ジャンル
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.0

中年になり、若かったころに見ていた夢を思い出し、現実とのギャップに落胆する。
でも落胆しても生きていくしかない。

ベストが消えた中でベターを探す、的に。

誰から見ても順調なのに、実際は後悔を積み重
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人間失格(2009年製作の映画)

2.5

長い。疲れた。
原作のようにパタパタと進んで行けば良いのに。

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.6

いやぁこれは良い!

いろんな形の愛はあるけれど、どんな形でも愛に違いない。

この映画は20人くらいの男女の恋愛模様を緻密に強引に上手に絡めた傑作ですな。

観ていて幸せな気分になる映画でした。

ステップ(2020年製作の映画)

4.9

どこに涙腺を用意しとけば良いのか。
ずーっと泣きながら観てた。

若くして亡くなった妻。
当時幼かった娘にも少しずつ自我が芽生え。

取り残されてるのは遺された夫だけか。
いや違う、みんな一歩ずつ変わ
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