上Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

上K

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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.8

脚本(脚色?)が凄い。凄すぎて最後はもうやめて欲しい。

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.6

コーエン兄弟は相変わらず整ってるなぁ。
良からぬ事考えるとろくな事にならんので、やっぱり幸せを噛み締めながら着実に生きる事なんかな、とかそれっぽい事を感じたりもしたけど、テンポ良くて普通に面白かった。

逢びき(1945年製作の映画)

4.1

刺さる。こういうことだよな〜

王道の中の王道だけど、深い。不倫映画、いや恋愛映画の教科書的存在だと思う。

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.6

あー、面白かった。
振り返ると王道だったような気がするけど、かなり見応えあったなぁ。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.2

ただのスリラーよりずっと深い。こんな描き方もあるのか。スリラーとしてドキドキしながら見させられと思ったら、全く別タイプの余韻が残った。

トミーリージョーンズは何だ?ひょっとして無駄遣いか?と思ったら
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.7

形あるものはいつか壊れるとか、人はいつか亡くなるとか、そういう循環の中にある寂しさと美しさみたいなのが、主人公の儚い笑顔とか、ちょっとした道具のあり様を通して、ゆっくり染み入ってきた。

結局心なんだ
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ひまわり(1970年製作の映画)

3.5

どうしようもないような、でも仕方ないような感じが何とも言えず、その辺が名作なんだろうな。

音楽の雰囲気とか、ストーリーとか、色々な作品の源流なのかな。

眺めのいい部屋(1985年製作の映画)

4.0

結構ハマってしまった!
イギリス的とかイタリア的とか、型にはめるのは無駄なようで、だからこそ笑えてしまう。
やっぱりアイヴォリー監督は緊張と緩和が巧みすぎる。散々堅苦しく描いてるくせに、男3人が全裸で
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地下室のメロディー(1963年製作の映画)

3.7

カッコいいの一言に尽きるけど、一言じゃ表しきれないくらいカッコいい。

サンドラの週末(2014年製作の映画)

3.4

道徳の教科書になりそうなくらい、シンプルで悩ましいテーマ。映画見ながらずっと問いただされてる気分。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.5

役者さんの演じ方なのか、前半はおや?って感じだったけど、見終わった時は根深いテーマに心を抉られてしまい、落ち込みながら帰った

みかんの丘(2013年製作の映画)

3.6

渋いなぁ。会話の中で考えが変わってく感じ、結構好み。短かくサクッと見れる割に重みがあって、リーズナブルだった。

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.6

シンプルに笑えて、でも身に染みるようなお話だった。ややもすれば矛盾しているけど、ある意味バランス取れてる。そこが良い。

こういう有名な童話があるのでは?
普遍的で大切にしたい要素があるように感じた。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.7

良かったな〜
気持ちの繊細な部分がとっても素敵に描かれてて、感動した。
苦しみの中の微かな光みたいなのが、風景も相まって、じんわり染み入るように感じられた。

新しき世界(2013年製作の映画)

3.6

筋を通す男ってのはカッコいいけど、どうやって筋を通すか、そもそも筋ってどれだ、みたいに揺さぶられる感じがなんとも絶妙で面白かった。
思ったより渋かったけど、重厚感が最高。

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.9

すごくいい。
主役の2人は仲が良い時も悪い時も絶妙な噛み合わなさ。お互いが諦め混じりに振り回されてるような、スレた感じのかっこよさがたまらない。

狼たちの午後(1975年製作の映画)

3.6

こんなに立て篭もってる話と思わなかったけど、期待通りだった。
実話ってことで、全部が綺麗に収まらない感じも好み。かえって人間らしさを感じた。
アルパチーノの瞳はやっぱり素敵。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.6

楽しい。眼福。愛にも溢れていて、心も温かくなる。

テンポ良いし、映像美も相まって、屈指の見やすい映画だと思った。

幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.5

小作制度の時代と現代社会と、環境が変わっても、ラザロの周りの人々はラザロを受け入れられない。「純潔さ」が行き場をなくしている姿がとても苦しく、特にラスト20分くらいはゾッとする。

キリスト教的な感覚
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.0

なんか、すっげぇ…。
男女関係にまつわる一貫したテーマには共感できたし、観てて心を抉られる思いもした。
とはいえ、無駄に美しい映像とかラストシーンを思い返すと、なんとも一筋縄には理解できない…
頭でた
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.7

美しいような醜いような、ファンタジーのような生々しい現実のような、とにかく幅のあるストーリーだった。
声が出せない2人が主役のおかげで、かえって人間の情緒が際立ってた感じがとても好き。