午前3時のファズギターさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

双生児 GEMINI(1999年製作の映画)

4.7

全員眉全剃りホラーサスペンス映画、いちいち怖い
でも本当にりょうが美しいわ〜〜美しすぎてこっちまで眉全剃りしようかなって思った
映像もカメラワークも色も日本家屋も全部好み
北村道子スタイリングがナイス
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.0

ものすご大林全開で飽きずに見てたけどこれはやっぱり80分で丁度いいわ
花筐とか優しめ大林を見てからさびしんぼうなどで大林耐性を付け、このえぐみとクセまみれ大林を見るのがいい気がする 本作は狂っています
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地下室のメロディー(1963年製作の映画)

3.5

プール一面に浮かぶ札束を背中で見ながらカウンターで肩から首を落とすアランドロン〜〜〜ん〜〜〜好き
ラストの顔がなんとも言えないので、これからも変なネタツイのネタにならない様にひっそりしていてください

獄門島(1977年製作の映画)

3.3

悪魔の手毬唄から八つ墓村、犬神家、でこの作品岡山が舞台だからつい見てしまう
3人娘の殺され方と場所が良いよな、特に逆さに吊られて殺された子の振袖の色がまた良いよな

東京暮色(1957年製作の映画)

4.5

この時代のスターは有馬稲子、淡島千景、岡田真理子の3人が同じくらい好きなんだけど、本作品のせいで有馬稲子が一位に
暗い表情が似合って煙草を吸っていて周りからズベ公呼ばわりなんてやってくれたな、ありがと
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戸田家の兄妹(1941年製作の映画)

3.4

父親の死後の良家 貴族の没落と残る誇りとアイロニー
そんなごたごたの中の高峰三枝子、高峰三枝子はもうそこに居るだけで良いわ
全部似たような内容ばかりだけど、なんとなく好きな方の小津じゃなかった

積木くずし(1983年製作の映画)

3.7

こーれは問題作で間違いないわ、非行少女とその家族を取り上げた映画では最高峰だわ
これが実話なんだからおそろしい
金髪で酷いクマを作った顔で何処だっていいじゃねえかの返し、始まった始まったって鳥肌立った
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晩春(1949年製作の映画)

4.5

話す時の息の使い方と間が綺麗
言いにくい事を笑顔で平気で言う 箱入り娘役の原節子
動く原節子初めてみたのがこの映画、動く笠智衆を見たのもこれが初めて
父親立ち出来ない年頃の娘と、めちゃくちゃ優しく
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和製喧嘩友達(1929年製作の映画)

4.0

男子学生が貸間に2人で住み足りないものは分け合うみたいな生活をしていたのに、どうしても半分にできない若い女性を取り合うやつ
あの時代の男性っていうのは粋でお調子者でなかなか男らしい所もあって素敵です
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非常線の女(1933年製作の映画)

4.0

"神様がこしらへたものヽ中でも音楽は出来のいヽ方だぜ"
ボニクラみたいにカラッとしてなくてかなり湿ってる
時子みたいに好きな男の好きな女みたいになりたいし、ああ縋りたくなる気持ちね〜
ラスト10分のメ
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学生ロマンス 若き日(1929年製作の映画)

4.6

モダンな男2人とシャンな女の雪山コメディ
初小津初無声映画(しかも小津最古のフィルム)はかなりハードル高めで、1時間以上耐えられるか不安だったけど、途中にタバコ休憩を一度挟むだけで済んだ
2人が1人を
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π(1997年製作の映画)

3.4

1 数学は万物の言語
2 どんな物事も数字で表し解明できる
3 それをグラフで表せばパターンが現れる
したがって自然界の全てに法則がある

特別探そうとはしてなかったけど、ツタヤなどでは全く見つからず
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ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

4.0

超がつくほど哲学でした
悪めに言えば骨フェチの変態が人の女を欲しがり犯し若くして死んでいく映画で、良く言えば生と死の怪奇な関係と矛盾がうまいこと気持ち悪く出来ていて不安感が残る映画 そんで後半急に怪談
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年をとった鰐(2005年製作の映画)

4.3

歳を取った鰐とタコの彼女の話
高尚で慎み深く、人によく尽くし、知恵だってある その彼女のもも肉が掻き立てる間

恋人を食べたくて仕方が無く、食べ終わったあと涙を流すなんて、居なくなってから生まれる感情
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

2.0

音楽も映像もとても素敵なんだけどパッとしなかった
モーリス・ロネが吸うジタンになりたいだけだった

サムライ(1967年製作の映画)

4.5

色、音楽、人がイケすぎていて事あるごとに溜息、素晴らしかった
沈黙と無口がここまで似合う人そういないな しかも脱いだら良い筋肉、、ハンサムでミステリアスで帽子を触るだけで様になる。今でも熱心なA・ドロ
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暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

3.0

聡明で美しい盲目の妻を演じるヘップバーン
最初の方は、つまんな、ヘロイン入りの人形とか出る系か〜つまんな!って感じだったけどまあ普通に最後の方はながら見やめてた
照明どんどん割ってくシーンで和風のシェ
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.2

どこか退廃的な雰囲気の女優、耽美で大胆な色彩、それと上品なバレエとお金の下品な会話
終始不安が付き纏う演出で、久しぶりにホラーで感動した

ハムナプトラ2 黄金のピラミッド(2001年製作の映画)

3.4

小学生の時実家でめっちゃ見たな〜
めちゃくちゃ懐かしくて同居人と笑いながら再見
名作なんだよな〜〜 イムホテップが銃で乱れ打たれるけど全くダメージを受けないあのシーンが一番記憶に残ってた

家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.0

優作、先生含め全主要人物に(酷い)癖があって疲労〜逆噴射家族とはまた違った変人揃いでおもろいやっぱりATGです

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.1

これセットが凄いわ 映画界の不滅の偉業
ロシュフォール以来一番すんなり見れたミュージカル

ハチミツとクローバー(2006年製作の映画)

3.7

宮崎あおいも可愛いし櫻井翔もなで肩だし伊勢谷友介のラブレットに悶絶
何つくっても何かいても良いしそれが許される美大って素敵だ

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

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お前はまだ見るなと言われ続けやっといいタイミングが来て見たはいいがリアルがすぎる〜〜〜〜無理で〜〜す評価はできませ〜〜〜〜〜ん!!

ドリーマーズ(2003年製作の映画)

3.8

ジミヘンとジャニスジョプリンがいい味を出した
これを2013年に作ってしまうベルトルッチ様
周りの映画が好きな人はヌーヴェルヴァーグとかネオレアリズモ興味はあるけどまだ見てない人ばかりで、こんなにいけ
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点と線(1958年製作の映画)

3.6

高峰三枝子の着物の帯、後ろ姿がめちゃくちゃ素敵
内容的にはもうスーパー王道トリック 文字で読んだ方が数字の世界に入り込めるかなこれは
それよりずっと思ってたけどこれくらいの年代の日本映画は早口だね

ねじ式(1998年製作の映画)

3.4

ねじ式をつくる会応援団に水木しげるいんのね
わかってるとは思いますけどこれ見ながらおいしいご飯は食べられません、食べられませんでした。ただ、浅野忠信だけでなら米3杯までいけます そういう映画です
あと
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死海殺人事件(1988年製作の映画)

3.5

蝶のブローチを逆に付けてるのはなんか意味があるんか、ただ重さで逆になってんのかと勘繰った瞬間、ただ逆に付けちゃってただけだったって展開になった時から、どうせポアロ最後に全員集めて種明かしするからもう良>>続きを読む

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.3

プルトニウムを首から下げて、、プラトニックラブ、、

再見。エンドロール、助監督覧に相米慎二。知らなかったな、そうなんだ

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

2.5

かなりしっかり細かくパロディされてるからこそ元ネタと続けてみるものじゃなかったな
三谷幸喜の脚本!舞台!のムードが物凄い
終始気持ちがフラフラしてイライラした
ただ俳優陣は完璧か

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.6

めっっちゃ演劇
これと一緒に12人の優しい日本人を借りた
全く関係ないけど、浮気されたカードは揃ってるけど実際に見てないから信じないとやっていけないし、
黒の情報を集めると黒だけど白の可能性を集めると
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ミクロの決死圏(1966年製作の映画)

4.5

ディズニーにこれあるなら行きたい
5ヶ月ほど悩んだ末に意を決して借りてきた、、4本借りてそれでもいちばん最後に鑑賞 店の高額のチラシを見て気になってはいたけど勇気が出ず、、でも
台詞のない序盤6分間で
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